宮下昌也の近況報告    MASAYA MIYASHITA 's News

美術家・宮下昌也の展覧会、ライブペインティングなどの活動情報と
南房総、鴨川の日々の生活から最新情報を掲載しています。

無寸草のひつじ展 開催中!

2015-01-06 | 展覧会

東京下北沢にある「ギャラリー無寸草とづづ」の、干支の展覧会に出品しています。

 

出品したgreen sheepです。
実は、もう昨年末から始まっていたのですが、告知が遅れていました。ごめんなさい。
1月18日まで開催していますので、東京方面の方は是非!
羊を題材に19人の個性的な作家陣が参加しています。

 

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ひつじ展

2014年12月23日(火)~2015年1月18日(日) 月曜および12月31日(水)~1月4日(日)休廊
ウインタータイム営業 13:00~20:00 (最終日17:00まで)

ギャラリー 無寸草 と づづ
〒155-0032 東京都世田谷区代沢2-29-14 宮川ビル2F 
TEL&FAX 03-3419-8426

参加作家
飯野和好/ 甲斐荘暁子/ みなみ/ 宮下昌也
内田和仁/ まさき/ 伊藤卓美/ 内海朗
飯田三代/ 伊藤清泉/ かわい兄弟+金魚/ 川北すピ子
園原弘美/ マツモトヒラコ/ 加川恵大/ 月山夕子
高木亮/ dede/ 佐久間正


謹賀新年

2015-01-01 | 地域生活

今年もよろしくお願い致します。

 

 

 

 


「里山花鳥風月暦」2015版予約受付開始します。

2014-12-08 | アーティストグッズ

手作りカレンダー「里山花鳥風月暦」2015版、原画が描き上がりましたので今年も予約受付を開始します。

昨年の告知が12月4日だったので、年々告知が遅くなっていますが(スミマセン.....)、今年も年内納品を目指して年末家内制手工業の世界に入りますので、ご予約のほどよろしくお願い致します。



2015版の原画。


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里山花鳥風月暦2015版

何処に暮らしていても、身近に自然界の循環を感じられる様に、と作りました。
南房総の里山の四季の巡りを描いた12葉のイラストに、年間のサイクルを感じる上で大切な節目である新月、満月、夏至、冬至の日には印を付けました。
何処にでも収まる手頃な大きさと、カレンダーとして必要最低限のシンプルなデザインです。

このカレンダーは、ご予約いただいた部数のみ制作し、お申し込み頂いた方に直接郵送する、限定生産品です。
和紙にプリントした一枚一枚を糸で綴じて、年内にお手元にお届けします。


◉サイズ:縦30×横11cm(短冊形)
◉素 材:竹紙、梅の枝、麻糸など
◉仕 様:全14頁。和紙に墨1色印刷、祝祭日、新月、満月、夏至、冬至に手作業による色入れ。糸による和綴じ。サイン、エディション、捺印入り。
◉価 格:¥3.000(送料込)

予約お申し込みは、〒番号、住所、氏名、希望部数を明記して
hoshimitei@gmail.comまで

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壁にかけた状態。2014版12月(師走)。

 

それからブログ上で10月の活動報告が途中になっていますが、考えていたら今までのライブペインティングについての総括的な内容になってきて、長文になってしまうかもなので、このカレンダー作りが一段落したら、続きを書きます。

 


開催中!「森羅万象・心穏やかにして展」

2014-11-28 | 展覧会

只今開催中のカフェギャラリーゑいじう(東京都新宿区)「森羅万象・心穏やかにして展」に出品しています。

 

「森羅万象・心穏やかにして展」その3

2014年11月24日(月)~12月9日(火)・11:00~19:00
(会期中無休/最終日16まで)

coffee&galleryゑいじう
新宿区荒木町22-38
tel&fax:03-3356-0098

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創作カレンダー展と共に毎年に開催されているゑいじうの年末企画展。
手作りカレンダー「里山花鳥風月暦」(只今製作中!)は搬入日に間に合わないのでカレンダー展へ出品していませんが、「森羅万象展」には毎年出しています。
今年は55名の作家が出品しています。

 

今年の作品はメキシコの手漉き紙アマテに描いています。

10年くらい前にジュエリー作家の吉田理恵さんに頂いたアマテですが、なかなか作品化できず今年になって最適の技法が見つかって、発表にこぎ着けました。
小品として何枚か仕上げましたが、好評で全て手元から無くなってしまっています。
オリジナルの独特の風合いを、ぜひご覧になってください。


報告:「クラモノ。」と「ちっちゃな文化展」

2014-11-24 | 壁画・デザイン

ちょっと過去に遡って、10月の活動報告をしたいと思います。

10月は栃木市嘉右衛門町の「クラモノ。」と静岡県掛川市の「遠州横須賀街道ちっちゃな文化展」で展示と公開制作をしたのですが、この二つのイベント、規模や地域の違いはあるもののコンセプトが近いイベントで、また「クラモノ。」は始まって4年目、「ちっちゃな文化展」は16年目と歴史の差があり、双方を比較すると、ここ15年くらいの地方文化とアートの関わりの変遷を垣間見るようで興味深かったのですが、その辺の話は後にして、先ずは「クラモノ。」の様子を写真でご覧下さい。

 


「クラモノ。」は倉の町・嘉右衛門町内の11の会場で展示、ライブ、出店などが行われるマーケットイベント。
今回はイベントテーマがアートという事で、カフェバザールさんより2日間の会期中に店内に壁画を公開制作する依頼を受けました。

 


お店の外へ出るとこんな感じ。
右が壁画を描いているカフェバザール。床屋さんを改造した店舗。
左が骨董品屋ツクモマメ。こちらではクラフト作家の出店や藍染めワークショップを開催。
どちらも昭和初期の建物。

 


ツクモマメ店内。
古い作りを生かして、スタッフたちが手作りで創り上げた素敵な店内。

 


お店の奥にはこんな台所が残っていました。

 


こちらカフェバザール店内。
壁面に作品を展示したこちらの部屋で注文をし、奥で公開制作を見ながら食事が出来る様にセッティング。
会期中のメニューはドリンクの他はお弁当一択。
このお弁当がすごい!

 


季節の素材を使った7種類の前菜(右上)、メインの肉料理(右下)、パスタ(左下)、2種類のデザート(左上)とスープ。
題して「秋を率いる自由の弁当」!

「これは何?」と思わず引き込まれる、様々な食感、味、香り、が次々にやって来る。
こんなお弁当食べた事無い!

 


お弁当について来るお品書き。

スタッフの皆さんが工夫と遊び心を持ち寄ってお弁当を作っている様は、正に食のアーティスト達。
これだけのお料理を出すお店なので、ファンも多いようで会期中も沢山の方が来店していていました。
カフェというよりレストラン。栃木の皆さん、是非行った方が良いですよ!



「クラモノ。」が開催されている嘉右衛門町は国重要伝統的建造物群保存地区に指定されていて、日光例幣使道の宿場町として栄えた江戸末期から昭和初期にかけての貴重な建造物を見て回る事も出来ます。
しかし、国が保存地区に指定したのは平成24年とごく最近の事。それ以前からかつての繁栄の後が残るこの街並に魅力を感じた若い人たちが、古い店舗を改造して始めたユニークなお店が自然に増え始め、「クラモノ。」の様なイベントが始まったとの事。

 


こんなおしゃれな雑貨屋さんも古い建物で、中に入ると梁がむき出しになっていたりします。

 


こちら代々続くお味噌屋さんの敷地内でのマーケット。奥の倉でライブもあったみたい。

 


古い街並なので路地が沢山あって散策が楽しい。

 


2日目、ツクモマメにアートクラフトパーティー登場!
久々の再会。1回目のコヅカ・アートフェスティバルに来てもらって以来大ファンです。

 



壁画制作も佳境です。

 


完成した壁画の前でバザールのみんなと記念撮影。
2日間、お世話になりました!

 

と、この後「ちっちゃな文化展」の話に続くのですが、「クラモノ。」で結構なボリュームになってしまったので、次回へ続く......。


宮下昌也と巡る悠久の旅