今度の日曜日、2月22日にいすみ市のブラウンズフィールドで開催されるパンガナイトで、クラフトワークショップを開催します。
ブラウンズフィールドでのパフォーマンスは2009年の個展以来なので、6年ぶりです!
パンガナイトは、房総パンフェスということで「かまどの火」の広子さんが参加することになっていたのですが、僕の方にもお声掛けを頂き、ワークショップを!ということだったので、「人と自然をつなぐクラフトワークショップ」の一番新しいプログラム「麻でヒンメリを作ろう!」を選びました。
「麻でヒンメリを作ろう!」は、昨年6月に栃木県鹿沼市で開催された第3回日本麻フェスティバルで発表した、フィンランドの伝統的なモビール・ヒンメリを、日本の伝統工作作物・麻で再現するプログラムです。
素材として使う麻の茎を乾燥させたオガラは、鹿沼市で八代続いている麻農家から分けていただいている物を使用します。このオガラは、麻の繊維を剥いだ後のもので、産地ではわりと余り物なのです。
このオガラを使って作ったヒンメリは麦わらの繊細なヒンメリと違い、丈夫な事が一番の特徴です。
我が家ではもう8ヶ月間、軒下に掛けていますが未だに壊れません。
麻ヒンメリは、この丈夫さがオリジナルに無い、新しいヒンメリの魅力を生み出します。
自然素材でのもの作りの楽しさと、忘れられた工作作物・麻の魅力を伝える事をメッセージとしたワークショップ・プログラムなのですが、展開して行くうちに、オリジナルの麦わらヒンメリとは全く違う麻ヒンメリの世界が出来あがりつつある、僕のプログラムの中で、今一番熱いワークショップでもあります。
麻フェスティバルの時は、親子連れの受講者の方も沢山いました。
オガラに糸を通して行って最後に多面体が立ち上がる瞬間は、ちょっと感動します。
また、本来は1時間は掛けてもらいたいワークショップなのですが、食のイベントの早い流れに対応して、今回時間別に30分コース、1時間コース、2時間コースを用意します。
会場はブラウンズフィールドの真ん中にあるゲストハウス小屋。
開場時間の10時より随時受け付けていますので、沢山の方のご来場をお待ちしています!