この写真、実は昨年のもの👇
アップするタイミングをなんとなく逃していた。
今さらだけど、ぶちくそ可愛いけぇ見てつかーさい
「ぶちくそ」って、「ものすごく」という意味。私の好きな広島弁。
「ぶち」だけでも「とても」の意味なんじゃけど、それをもっと強調するときに使うらしいんじゃ。広島出身の友人に教えてもろうたんじゃよ。
な?しったげめんごいべ?(←これは秋田弁)
今年の桜は殊更に美しく感じた。
(ここからの写真は今年の桜)
世の中はコロナ禍による戦時モードに陥ってしまったけど、そんなことには知らん顔で、いつもの春と同じように変わらず咲き誇ってくれるのがありがたかった。
名所での賑やかなお花見はできなくとも、今年の桜はいつもにも増して、多くの人の心を癒してくれたのだろう。
蕾がやがて必ず花開くように・・・、
「どんなに深い暗闇だとしても
明けない夜など絶対ありはしない」(TETOTE/ゆず)と、信じる。
大林宣彦監督が亡くなったというニュースを知ってびっくり。
「転校生」「時をかける少女」「さびしんぼう」の尾道三部作は何度も見たっけ。
それから、新・尾道三部作の一つである「ふたり」や、小樽を舞台にした「はるか、ノスタルジィ 」などが記憶に残っている。
ひとつひとつのシーンが、幻想的であったり懐かしさを感じさせたりと、心にじわりと染み入るものがあった。
映画の中の美しい風景が忘れられず、広島や小樽を訪れたことがある。広島では古い友人が迎えてくれて、「時をかける少女」のロケ地である竹原に連れて行ってくれたのも、今では懐かしい思い出。
(「はるか、ノスタルジィ 」は、勝野洋と石田ひかりのエッチシーンがなんとなく受け入れられなくて、1回しか見なかったなぁ。石田ひかりはとても清らかな美しさだったけれど。)
山田太一の原作である「異人たちとの夏」も忘れられない。
主人公の母役の秋吉久美子がそれはそれは美しくて。浅草の街並みも良かったなぁ。久しぶりにまた見てみたい。こちらの映画もまたとっても「ノスタルジィ」だ。
大林監督の政治的思想には同意できないけれど、作品はまた別なものであると広く受け入れる柔軟さが自分にあって良かったなぁと思う。
自分と違う思想を持っているからと、その人のすべてを弾圧するのは許されないこと。
「私はあなたの意見には反対だ、だがあなたがそれを主張する権利は命をかけて守る」
大林監督のご冥福をお祈りいたします。
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