今日はT大病院へ手術後の抜糸に行って来ましたよ。
ここです
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昭和初期の建築らしいけれど、よくぞ戦禍を免れて残っていてくれました。
以前お天気の良い日にはこんなにきれいな写真が撮れました。
今週はY市民病院そしてT大病院と大きい病院への通院が続き、本当に疲れ切ってしまったので、気分転換がてらつらつらとT大本郷キャンパスについてテキトーなことを書きます。
名も無い4流私大出の私には、T大なんぞ畏れ多くまったく縁の無いところであり、あまりにも遠い存在で興味や関心も及ばないところでありました。
そんな私が乳房再建手術をするにあたり、知人の勧めもあったことからT大病院にお世話になることになったのです。
当初は私ごときのただの乳がん患者が天下のT大病院様に?本当にいいの?とおっかなびっくりだったのですが。何しろやんごとなきお方が入院なさったり、とても難しいご病気のかたが治療をなさるところという印象が強かったもので。
まぁ、そんなきっかけでT大病院に入院したり通ったりすることになったわけです。
「赤門」も初めて見ることができました。
あちらこちらにクラシカルな建築物があり緑も多く、それはそれは素敵なキャンパスでぜひともゆっくり散策をしたいなぁと思っていました。
ところが、このブログにも書いてきたように、術後の経過が悪く、退院後に週1度処置に通うのもやっとの思いの青息吐息。
無駄にデブの体力不足、横浜の田舎からお上りさんの長い道のり、診察や処置までの長い待ち時間・・・・。
散策なんぞは夢のまた夢となりました。
今年の4月、再手術で入院した際に、こんな本を読みました。↓
ある華族の昭和史―上流社会の明暗を見た女の記録 (講談社文庫) 酒井 美意子
著者は加賀百万石前田家のお姫様。
まさに私が入院しているこのT大の広大な敷地は、もとは前田家のお屋敷があったところで、前田家が駒場にお屋敷を移る際に当時の帝大に寄付された土地だと知りました。
そして、赤門は将軍家のお姫様がお嫁入りするために作られたということも。
ますますこの本郷キャンパスに興味津々です。
いつの日かきっときっと散策したい!という気持ちが強くなりました。
誰か一緒にぶらぶらしようよ~
そうそう、病室からはこんな風景も!
これはT大の外だけど、龍馬伝の撮影にも使われた岩崎弥太郎邸です。
都内(といってもすぐそこは埼玉の練馬区)に住んでいた頃はまだ子供だったので、こういう歴史探訪みたいなことしたことないんですよね。 こういうのっておとなになってから良さとか価値とかがわかるものですし。
そういえば、会社も浜離宮の近くだったのに1度も行かず仕舞いだったなぁ。 いつでも行けると思うと、逆に行かなくなっちゃうものです。 地元にある観光地とかもそんな感じじゃないですか?
歩けるうちに力をつけて、見たいもの見て、行きたいところに行って、食べたいもの食べて、いっぱい楽しまなきゃね