以前の記事
「「ICG蛍光造影法」という検査でリンパの様子を見る」 の続きをちょこっとだけ。
検査当日、形成外科の窓口で受付をして待ち合いに居ると、看護師さんが血圧を測りに来てくれた。
案の定、高め。
あがり症の私は検査などの前も緊張してしまってすぐに血圧があがっちゃう。
この検査ももう何度もしているのに、それでも緊張
しばらく待ってから診察室へ。
以前の記事に書いたように、蜂窩織炎のことは軽くスルーで検査を始めてもらえた。
長袖のシャツを脱ぎノースリーブの状態になって寝台に仰向けでよこたわる。
患側の右腕を寝台の横の台の上に置いて準備オーケー。
手背側に2カ所印をつけ、そこに麻酔を打つ。ちょっと痛い。
さらにICG(インドシアニングリーン)という薬剤を注射。
こんな感じになる ↓
先生が皮膚をさすったり押したりしてこの緑の薬剤をリンパ管に流し、その様子を赤外線カメラで見る。
映し出されるモニターは私の足の方にあるのでよいしょと頭を持ち上げないと見えなかったが、ところどころチラ見していた。
そのモニターの様子と先生の様子で「よろしくないな」というのがわかった。
途中で麻酔とICGを肘の内側に追加した。
たっぷりと1時間くらい見てくださった。
結果、LVA(リンパ管静脈吻合術)はできるが、リンパ管がだいぶ潰れてしまっているため十分な成果が得られないだろということで、次回の手術はLVAと移植を組み合わせることとなった。
移植はリンパ節移植ではなく、大網(胃と腸のところに垂れ下がっている器官)移植か足からの皮弁移植になるかも。
難しくてイメージがよくつかめないのだが、それらの組織はリンパ節のようなものが含まれるセットで、そのセットごと移植するような感じみたい。
次回9月の診察までにどんな移植にするかを先生が考えておいてくれるそうなので、その際にまた詳しく聞いて来ようと思う。
8月の乳房再建手術も秋に行う予定のこのリンパの移植手術も全身麻酔。
きついな。先生にも大丈夫ですか?と心配されてしまった。
うーん、ちょっと大丈夫じゃないかも (^^ゞ
先生には頑張りまーすと言ってきたけれど。
今月29日に神奈川リンパ浮腫研究会が開催されるらしい。
先生に患者が聴講して参考になりそうな演題はありますかと聞いてみたところ、内容が難しいので医療者向けですねというようなことをおっしゃっていた。
今日はがんセンターで乳腺と漢方の診察。
病院って行くだけで疲れるよね。
この疲れを引きずったまま明日はまた別の病院へ。
いやだけど行ってきま~す(ToT)/~~~
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