昨日のNクリニック受診までの道のりはけっこう疲れるものだった。(実際は車で行ったから楽チンだったけど、Nクリニックの存在を知るまでが険しかった。)Nクリニックは今回が初めて。私が住んでいる区内にあるが、まったく縁のないところ。最寄り駅は無い。バスで行くにしても、私の最寄り駅から電車で隣の駅まで行って、そこからバス。車だったら20分くらいで行けるが、私はペーパードライバーだから無理。
近くでもない土地勘もないところにあるNクリニックにたどり着くまでのことを記録しておこうと思う。
Nクリニックへの道のりには3つの病院のそれぞれの部門が登場する。
1.「某県立がんセンター 医療相談・がん相談支援センター」
私の乳がんに関する一連の治療はこの病院で行った。現在も抗女性ホルモン治療中で、3ヶ月に1度通院している。自宅からは徒歩圏内。(以下がんセンターと記述。)
2.「市立Y市民病院 がん相談支援センター」
この病院の形成外科(リンパ浮腫外来)に通院中。今まで3回のLVAを受けた。(以下市民病院と記述。)
3.「Y.H.中央病院 整形外科」
地域密着型の中核病院。眼科(強膜炎)と内科(喘息,橋本病)に定期的に通院中。(以下中央病院と記述。)
不安を払拭するためにも、病院に行こうと決めた。痛みと不安があるまさに「今」、骨転移の相談をし診察をしてくれる病院はどこだろう?
今までの経験から、がんセンターにはほぼ100%期待できない。ただ、がん相談支援センターを名乗っているからには、話くらいは聞いてくれて、もしかしたら何かしらアドバイスをもらえるかもしれないと思い電話をしてみた。担当者は一応話をきいてくれ、乳腺外科に確認して折り返し電話をしてくれることになった。しばらく待ってかかって来た電話の内容は予想通り。どこか別の病院の整形外科を受診してください。そこでがんセンターでの診察が必要と診断されたら、乳腺外科の予約を入れることができます。私の「痛い」と「不安」についてはスルー。いちいち対応していられないという事はわかる。重篤な患者さんはたくさん居るだろうし、平凡な(?)乳がん患者は研究対象としての旨味も無いだろう。やはり、がんセンターはあてにならない。次行こう、次!
次に電話をしたのは市民病院。ここの支援センターは看護師さんが対応してくれた。よく聞いてくださって、とても話しやすい雰囲気。ただ、市民病院は紹介制なので、いったん今みてもらっている形成外科を受診してから整形外科にまわしてもらうことになるそうだ。それでなければ、CTなどの設備があって、私の不安に対する診察ができる医療機関を教えてくれるとのこと。
それならば、私が眼科と内科の通院をしている中央病院に問い合わせをしてみて、ダメだったらまた市民病院に連絡することにして、いったん電話を切った。
中央病院の整形外科に尋ねると、予約無しでO.K. ただし11時までに来てくださいとのこと。時計の時刻は10時半。無理、間に合わない。
再び市民病院に電話をする。先ほどの看護師さんは他の電話で対応中だったので、折り返し電話をもらうことにして待機していた。
ほどなく電話があったので、中央病院には間に合わないため、午後に診てもらえるところを探してもらった。私の交通手段も気にしてくれたが、午後だったら家族に車で連れて行ってもらえるので、交通の便は良くないが、Nクリニックを案内してもらった。
看護師さんは、ホシ蜜さんが不安な気持ちでいるのに役に立てなくて申し訳なかったと何度も謝罪なさっていたが、私はひとりで不安の中に居る時に親身になってあたたかく対応していただいた上にクリニックも教えていただき、ありがたい気持ちだった。
これがNクリニックへ行くまでの顛末。
ぐったりしてしまって、しばらく眠ってからクリニックへ向かった。その後のクリニック受診については昨日の記事にあるとおり。
そういえば、Nクリニックの先生は私の住所を見て、「なんでがんセンター行かなかったの? ここ遠かったでしょ」とおっしゃっていた。やっぱりそう思うよね(^-^;)
私の中でがんセンターの役立たず度がまたアップした。すぐそこに見えてしまう立派な建物にムカッとくる。ったく偉そうにさー。激おこプンプン丸!( ̄^ ̄)
あー、文字ばかりで疲れた。
そんな時には、れんちゃんの写真~
お気に入りのコング。中におやつやフードを入れておくと、遊びながら食べられる。
ガブガブ! 手でちゃんと押さえているところがかわいい~♪