「最近おいしかったもの♪」で書いたアフタヌーンティーセットの後は、いよいよ歌舞伎鑑賞へ。
まずは歌舞伎稲荷さまにご挨拶。
第2部の「真景累ヶ淵 豊志賀の死」👇と、
「仇ゆめ」👇でーす。
「仇ゆめ」👇でーす。
ではでは、さっそく中に入りましょう
筋書(パンフ)を購入して席に着く。11列目のほぼ真ん中でいい感じ。
ますは「真景累ヶ淵 豊志賀の死」から。これは圓朝の怪談噺がもとになっているお芝居。
この累ヶ淵の怪談は事実をもとにした話で、怖い話が大好きな私はぜひとも観に行きたいと思っていた。
昨年みた「色彩間刈豆(いろもようちょっとかりまめ)」 も同じく累ヶ淵怪談の一部。こちらの美しくもおどろおどろしい舞台は本当に良かった。
今回は七之助がオソロシーイ役となるので、またどんだけ怖がらせてもらえるんだろう、夏だから怖い話はホントいいわー+ (0゚・∀・) + ワクワクテカテカ +って感じで開演を待った。
<あらすじ>
富本節の師匠・豊志賀は、20歳ほど年の離れた弟子の新吉と恋仲となりますが、顔に腫れ物ができる病にかかり、醜さを増す自分に焦りと不安を募らせます。新吉と若い娘お久の仲を勘ぐっては嫉妬に狂い、豊志賀の病は重くなるばかり。一方、その看病に疲れ果てた新吉は、お久と逃げる決心をしますが、そのとき、燭台の灯りがフッと消え…。
(歌舞伎美人のサイトから引用)
豊志賀が七之助。美しいからこそ恐ろしく、若い恋人に執着するさまがまた悲しく。いやー、ちょっと笑える怖いところもあって良かった
15分の休憩をはさんで、次は「仇ゆめ」。
こちらでは七之助の美しく華やかな花魁姿を見られるということで、やはり楽しみにしていた演目。
<あらすじ>
川のほとりにすむ狸は、島原の深雪太夫に恋をしています。その思いをなんとか成就させたいと願う狸は、ある日、太夫が憧れている舞の師匠の姿に化け、秘めてきた恋心を伝えたところ、まさか狸が化けているとは露も知らず、太夫は大喜び。連れ舞をする二人でしたが、そこへ本物の師匠が現れて…。
(歌舞伎美人のサイトから引用)
深雪太夫が七之助で、タヌキが勘九郎。
七之助は美しいし可愛いし、勘九郎は超超超楽しくてサイコー!
初演が昭和41年と新しい舞踏劇なので、とってもわかりやすい。
タヌキパートの愉快な竹本と、太夫パートの切ない清元を聞き比べるのも楽しかった。
それにしても、勘九郎の踊りはいつも踊ることが楽しい!って感じが体中から溢れ出ていて観ているこちらも楽しくなる。
ホントにホントに面白くて楽しくて、マスクの下はずっと笑い顔だった。
最期はしんみりして目頭がじわっと熱くなっちゃった
花篭でのアフタヌーンティーセットに続いて、観劇もしっかりたっぷり堪能した~。
あとはお土産を買って帰るだけーと、お土産処「木挽町」へ。
信泉堂さんの「谷中せんべい」👇
「真景累ヶ淵」の舞台となった谷中の信泉堂さんは大正2年創業の老舗せんべい店。
固すぎずおいしかったー! また食べたい。
「真景累ヶ淵」は怪談なので、それに因んでお化けの絵の「納涼小巻」👇
津和野の三松堂さんの源氏巻で、中の餡もまわりの皮もベリー(`・ω・´)bグー!ざんす。
そして、地下の木挽町広場のお弁当屋さん「やぐら」で、夕食にするお弁当をゲット!
おいしかったです。ご馳走さまでした
とっても楽しい一日でした。
歌舞伎座に行くと、着物姿の人も居て本当にステキ。真夏の着物ってとっても上級者って感じでカッコイイし。
リンパ浮腫の手術をして以前より腕も動かせるようになったし、胸の再建手術も年末に仕上げをして終わりになりそうだし、いつか着物に挑戦してみたいものです。
なーんて思って、木挽町広場の着物グッズ屋さんで足袋を衝動買いしちゃった。それだけだけど、なんか楽しー
昨日はリンパ浮腫を診ていただいているS会N病院の形成外科に行って来た。
1時間待ちで疲れたなりよ。最近通院の記録を全然書いていない。自分の記録のために書いておきたいけど、この前からちょこちょこ書いているじじぃの介護のこともイライラがたまってるから書いて発散したいなという気持ちもあり。でも根が無精者なのでなかなか筆が走らず。ま、ちょっとずつちょっとずつね。
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