二子玉川ライズの109シネマズにシネマ歌舞伎を観に行って来た。
先月も同じ映画館でシネマ歌舞伎を鑑賞したが、その際にはコロナ対策でまだ前後左右の席を空けて座る状態だった。
今回は全席販売になっていたが、食べ物は禁止で飲み物のみ🆗となっていた。
ちぇ。ビール飲みながらポップコーン食べるのだめぢゃん。(´・ω・`)ショボーン
仕方がないので「わらび餅抹茶ラテ」。おぉ、これはこれで旨い。
タピオカのかわりに黒糖わらび餅が入っていた。
今月のシネマ歌舞伎はこちら👇
平成26年(2014年)に上演されたコクーン歌舞伎の「三人吉三」。
十八世勘三郎が始めたコクーン歌舞伎は、古典歌舞伎を新しい演出で上演するという物。
「三人吉三(さんにんきちさ)」のあらすじ
「節分の夜、同じ吉三の名を持つ三人の盗賊が出会い、義兄弟の血杯を交わすーー
僧侶崩れの和尚吉三、男に生まれながらも振袖姿のお嬢吉三、浪人のお坊吉三。
数奇な運命に導かれ翻弄されながらも、がむしゃらに命を賭して生きる三人。
名刀「庚申丸」と「百両の金」が様々な人々の手を巡りもたらす悲劇の連鎖…。」(シネマ歌舞伎HPより)
三人の吉三は、勘九郎(和尚)、七之助(お嬢)、松也(お坊)といった大人気の若手三人。
三人とも素敵
七之助演じるお嬢吉三が100両をまんまとゲットしてヽ( ^ω^)ノ サクセス!の良い気分で高らかと「月も朧に 白魚の 篝もかすむ 春の空」で始まる名文句。
キャ━━━━━(#゚∀゚#)━━━━━!! しびれるー!
この七、五のリズムがたまりませんよ。
さぁ、皆さんご一緒に! 役者気分で朗々と!
「つきもおぼろに しらうおの かがりもかすむ はるのそら」
ね、気持ちいいでしょ。このリズムが日本人にはしっくりくるんですね。
「冷てえ風に ほろ酔いの 心持ちよく うかうかと 浮かれ烏がただ一羽 ねぐらへ帰る 川端で 竿のしずくか 濡れ手で粟 思いがけなく 手に入る(いる)百両
ほんに今夜は 節分か 西の海より川の中 落ちた夜鷹は厄落とし 豆だくさんに一文の 銭(ぜに)と違って金包み」と続き、
ほんに今夜は 節分か 西の海より川の中 落ちた夜鷹は厄落とし 豆だくさんに一文の 銭(ぜに)と違って金包み」と続き、
そして〆はあの名文句。
「こいつは春から 縁起がいいわえ」
くー!たまらないねぇ!
七之助のお嬢吉三は本当に美しかったですよ。
火の見櫓に登って太鼓を叩く姿も、雪の中の立ち廻りも。本当に美しい!
ナウシカ歌舞伎からすっかり大ファンになってしまったお坊吉三の松也も、すっごい色男ぶりでまたまた惚れ直しましたわ(*´∀`*)ポッ
このお芝居はやっぱり映画じゃなくてリアルに見たいです。ほいでもって、前のほうに座って雪の紙吹雪をしこたま浴びたり、スタンディングオベーションで大拍手したりしたいですがな。
年内のシネマ歌舞伎はまだ続くけど、私はこれでおしまいかな。また面白そうなのがかかったら行ってみたいと思います。
今週は歌舞伎座にも観劇に行くけど、コロスケのあほんだらに負けずに、これからもずーっと上演が続きますように
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます