ねこなんて大っ嫌い

ってずっと思ってたのに。
死にそうな子ねことの出会いが生きる力を与えてくれました。
バツ2でも結構幸せにやってます!

お墓のはなし。 雑記-16

2016-03-20 05:55:55 | 雑記
姿が見えないと思ったら、おこたの布団をあげてみます。暦の上ではとおに立春を過ぎ、今日は彼岸の中日だというのに、まだまだおこたはあげられません。我が家のおこたはミニ炬燵なので、ポンちゃんにジャストサイズなのですよ。

そう言えば、皆さんは、お彼岸にお墓参りをされるのでしょうね。

昔から父は「俺が死んだら、骨は海に撒いてくれ」と言っていました。でもその願いは叶わず、兄たちが建てた広島のお墓で眠っています。父は次男でしたので、自分でお墓を建てるしかなかったのですが、お墓に意味を見出せないという持論がありました。

父に影響されたのかどうかは分かりませんが、実は私も、子どもたちには「山に撒いて欲しい」と言ってあります。え?海じゃなくて、山?水が怖いのです。だから山。しかも、ほんの一撮みだけでいい、あとは焼却処分して貰っていいからと。

ご先祖様あっての、今の自分、というのは分かっています。ですから、先祖へ対する感謝の気持ちは、持っていたい。でも、実際見たことも、会ったこともないご先祖様に、どれだけ思いが込められるのかと考えると、些か心許ない気もします。

私はちょっと変わり者なので、変わり者の戯言とお聞き流しくださいね。私は、私の大切な人が亡くなってしまったら、骨のひとかけが欲しい。それを私のお気に入りの小さな宝石箱に入れて、身近に置いておきたい。自分が死ぬまでの間に、宝石箱が幾つたまるかは分かりません。でも、そこには私の大切な人が全員居て、毎日でも存在を感じ、触りたければ触ることだってできます。

そして、私が死んだ時には、その宝石箱を全部、私の棺桶に入れて燃やして貰う。それで、私の肉体と共に、私の人生が完結できるような気がするのです。

血が永々と繋がってきたからこそ、今の自分が居るのは分かりますが、それでも人はみな、一人なのではないかと思っているのです。

お墓を守っている方達は、それはそれでいいと思います。それぞれの生き方があっていいんじゃないかと思うだけですから。

何かどこかが欠落してるのかなぁ、あたしって。とは思います。でも、これが偽りのない私で・・・、周りの人たちには許してもらっています。子供たちは「ままがしたいようにすればいい。」と言ってくれています。こういう母なので、常識的な教育を余りしてやれていないんだろうな・・・と、子供たちには申し訳ない気持ちになります。

ままはごちゃごちゃ うるちゃいよ~


ごめんごめ~ん。せっかく寛いでたのにね~。
だっけど、迫力あるね~、ポンちゃんは。

父の遺骨は、最初はいいと言ってくれていた母が、土壇場で「やっぱり骨はお墓以外に置きたくない」と言い出しましたので、貰うことは出来ませんでした。私の思いを知っていた子供たちは、隠れて必死で取ろうとしてくれたのですが、焼き台は熱くてね、火傷しそうなので断念しました。

いや、母が望まないなら、そうすることが一番いいのだと思いました。でもちょっとだけ、突然意見を翻した母に「こんにゃろめ!」とは思いましたけどね。
でもそれが母の意志ならば、尊重しなきゃ・・・ですものね。


変わり者ですが、悪人ではないあたくしに・・・ホント?
2つのボタンをぽちっとして頂けると、と~っても嬉しゅうございます
1日1回のみ有効です