ねこなんて大っ嫌い

ってずっと思ってたのに。
死にそうな子ねことの出会いが生きる力を与えてくれました。
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母 かずえ 母の入院そして私インフル

2016-03-29 05:55:55 | 母 かずえ
皆様にたくさんのご心配をお掛けしてしまった母かずえ。転んで後頭部を打ち、出血。その後の検査で軽い脳梗塞と診断され入院中でございます。
右半身に少しマヒが出ているので、独りで歩くことは許可されません。何度説明しても、そのことは忘れてしまうのでしょう、独りでトイレに行こうとしたり、電話を掛けに行こうとしたり。点滴を外すつもりじゃないのだと思いますが、結果的には引き千切って。

電話もこうして談話室まで来なければ掛けられません。この日は入院翌日です。病室に姿が見えないので、見るとナースステーションの中で、困惑顔の母が車椅子に座って居ました。
「どうしたの?あ、どうかしましたか?」看護師さんにお尋ねすると「あぁ、すみません。24時間点滴なので、お一人で歩かれないようお願いするのですが、どうしても歩かれてしまうので、固定ベルトをさせて頂きました」

「まぁ、あの人たち、お母さんが何を言うても誰~も知らん顔して、無視しよるんよ。忙しいのはしょうがないけど、無視はいけんよねぇ。あんな変なベルトみたいなのでガッチリ留めてから。どこにもいけんやないねぇ」

いやいや、行ったらいかんのだよ。
「独りで歩いちゃダメって言ったじゃな~い。危ないからねー。なのにお母さんトイレに行こうとしたり独りで歩いちゃったんでしょ。点滴も引き千切っちゃったらしいじゃない。だからベルトされちゃったんだよ~。」
「え~~、そうなんね。それであんなのされたんね。あはは~、そうなんね~、知らんかった~」まぁ能天気な人ではあります。

家に帰ってみると、ポンちゃんはこんな出迎えを。お婆ちゃんが居なくて寂しい時の出迎えはいつもこうです。

「寂しかったの~?ポンちゃん。ごめんね~」

「昨日は結局、何も食べとらんのよ」
「いやいや、お母さん、私が買ってきたカレーパンとあんドーナツ二つとも食べてたから!」

家に一緒に住んでいれば、少々の迷惑は、家族ですから当然です。でも、こうして家を出て、人さまと拘わらなければならなくなると、それはとても大変なことになります。

点滴を外してしまったのも、わざとではないんです。トイレの時も看護師さんを呼んで、と言われたことを忘れてしまい、トイレに行こうとしただけなのです。でもきっと、看護師さん達には「言うことを聞かない頑固なお年寄り」に見えるんだろうな・・・と思うと、ちょっと残念な気がします。お世話になっていながらこんなこと考えちゃバチ当たりますかね。

で、この時も、私、体調がおかしいな・・・とは感じていました。でも母はとても嬉しそうだったし、帰るっていうと寂しがるだろうなと思い、2時間ほど一緒にいました。その内、咳が尋常じゃないくらい止まらなくなってしまい、母の方から「早く帰ってお薬飲んだほうがええよ」と言ってくれたので帰宅しました。

とにかく咳が止まらない。同僚のさちこさんの様子を思い出しました。こういう咳だった!それで、翌日高熱が出て、検査してインフルエンザA型だと分かったのだった。明日の朝、もし高熱が出たらすぐに病院に行こう。

翌朝目覚めるとやはり熱が出ていました。38度9分。ホームドクターに「インフルエンザA型じゃないかと思うんです」と言うと「え~?B型じゃなくて?今ウチの患者さん全員B型ですよ」と仰いましたが、やはり結果はA型でした。

毎日母の病院に通うつもりでいたのに、これでは母にインフルを移してしまって大変なことになる。そもそも起きて歩いていることがよく分からないくらいフラフラしていましたので、行くことは出来ませんでしたけどね。オーマイガー!だよね、ポンちゃん

母の病院に行き、洗濯物を入れ替え、私の食事の世話、全てのことは娘の肩に掛ってしまいました。それでも嫌な顔一つせず、懸命に動いてくれる娘を見ていると、有り難くて言葉も詰まります。息子もね、ブログ見てくれているので、今回は来てくれましたよ。うんうん唸っていた時なので、会話は殆ど出来ませんでしたけど。

元兄嫁で今は親友のもこちんも。最初は一緒に行く予定だったのですが、私がインフルエンザに掛っていると聞いて、ならばお母さんに刺激を与えに行こう!と思ってくれたんですね。本当に有り難い。もこちん、ごめんね、ホントにありがとう

娘によると、右足だけかと思っていたけど、どうやら右手もかなり力が弱くなっていると。リハビリをどれだけ頑張ってくれているのか、この目で確かめられないのはとても残念ですが、こうなったことにもきっと何か意味があるのでしょう。

さちこさんがね、謝るんですよー。もうやめて!と思うんですけどー。今回の発見「嫌な奴に移された病気はどんなに小さな病気でもムカつくけど、好きな人に移された病気は、全然ムカつかないっていうか、移っちゃってごめんね」えぇえぇ、手前勝手な意見ですけどね。だから、そんな風に思わないで欲しいって、思うんです。

さちこさんも、お母さんと二人暮らし。「こんなに強力な菌なのに、ウチの母親、全く動じてないんですよ~。化けもんだな・・・って思っちゃいましたよ~」だって!そう、移る時は移るし、移らない時は移らないんです。だから、移っちゃってごめんね。

正直言いますとね、このところというか、もう大分前から、娘は母のことをよく思っていなくて。まぁ、仕方ないっちゃ~仕方ないんです。ああいう人ですから。

でも今回のことがあって、少し距離が縮まったというか、母も娘に対する気持ちが変わったのではないかと思います。

「お婆ちゃんさぁ、〇〇ちゃんがいてくれて、本当に助かったよ~。何から何までごめんねー。ありがとう。って言ったのに、退院は31日と決まった訳じゃないからね、病状を見て決めるんだからねって言ったら、「冗談じゃない」って吐き捨てるように言ってたよ~。やっぱあの人ダメな人だ~」爆笑してました。

少し元気になったので、思うがままに書き綴ったら、かなり長い記事になってしまいました。菌を撒き散らさないためには金曜日まで外出禁止と言われましたので、体調さえよければ時間はたっぷりです。さちこさん、不自由掛けて申し訳ないけど、疲れない程度にブログ更新させて頂きます!

調子に乗ってもふもふしてたらがぶり!
ポンちゃん怒っちゃった~

ここをわしゃわしゃするのがたまりまへ~ん

あれ、そろそろまた本気のガブリがきそう?

丸二日間ベッドの上にばかりいる私を見上げるポンちゃん。相手してあげられなくてごめんね~

熱でうなされてたとはいえ、このピンボケは凄いな。

ブログ更新していないのに、順位は殆ど変わらず。
皆様方の愛のポチ、しかと受け止めさせて頂きました~
本当に、本当にありがとうございました


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