ねこなんて大っ嫌い

ってずっと思ってたのに。
死にそうな子ねことの出会いが生きる力を与えてくれました。
バツ2でも結構幸せにやってます!

母 かずえ 嬉しい絵手紙その3

2016-09-15 05:55:55 | 母 かずえ
窓際のハンモックから、ねこ草ランドを眺めるポンちゃん
夜が長くなってきましたね。網戸越しに涼しい風が入って来るようになりました。

友人Sさんからの、心温まる絵手紙。母が入院してから、これで3通目です。(1通目はこちら。2通目はこちら宜しかったらご覧ください)封書を手にした瞬間から、今回はどんな花の絵が描かれているのだろう・・・とワクワクしてしまいます。





「よかったねぇ、お母さん。またこんなに素敵な絵手紙頂いて」
「ほんとよねぇ。Sさん、上手やね~」

「嬉しい?」
「そりゃ嬉しいよ~。こんな素敵な絵、お母さん描けんもん。描けたらえぇねぇ。楽しいやろうねぇ」
母の父、私の祖父は、お寺さんから頼まれて、大きな涅槃会の絵を描いて寄贈した人です。でも遺伝しなかったのでしょうね、母に絵心はありません。

文面にもあるように、最初は萩の花。母は昔から花が好きで、花の名前を良く知っています。だから絵を見た瞬間「これは、萩やねぇ」と言い当てました。

私は萩の花を知りませんでした。こんなに素朴で美しい花なのですね。(画像お借りしました)

そして紫式部。見たことはありますが、初めて名前を知りました。

母は紫式部が一番気に入ったようで、何度も「よう描いとるねぇ。そっくりやねぇ」と言っていました。目に沁みるような紫色です。

最後はエノコログサ。これは懐かしい。子供の頃によく摘んで遊んだものでした。

別名ねこじゃらしとも言うらしいですね。その割にポンちゃんをじゃらしたこと、無いなぁ。マンションの庭にも咲いていますので、一度試してみますか。

誰かに自分のことを想って貰えることは、本当に幸せなことです。母をこんな笑顔にしてくださったSさんに、何とお礼を申し上げれば良いのか。母の笑顔は何にも代え難いです。

母とSさんとは、まだ4年くらいのお付き合いしか無いのです。(母が千葉に来てからのお付き合い)しかも、年齢も母より十歳以上年下の方です。

母が昔から信仰している宗教の、教会で出会った方なのです。私は一面識もありません。

出会った時からSさんのこと、母はとても気になるようでした。ウマが合うというのでしょうか。年齢が離れていてもありますよね、そういうこと。

それにしても、こうして何度も、描くのに相当な時間が掛りそうな絵手紙をくださるなんて、本当に優しい方なのでしょうね。私からも一度Sさんにお礼状を書かねば・・・と思います。

そう言えば今夜は中秋の名月、十五夜ですね。これは昨夜のお月さま。うっすらと雲が掛っています。

ポンちゃんも、今夜は風流にお月さまを愛でているのでしょうか。

秋の夜長を存分に楽しみたいですね。
今夜、十五夜お月さまがお顔を見せてくれますように・・・


皆さまのところでもお月見が出来るといいですね~
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