ねこなんて大っ嫌い

ってずっと思ってたのに。
死にそうな子ねことの出会いが生きる力を与えてくれました。
バツ2でも結構幸せにやってます!

母 かずえ 年末年始の初外泊-2

2017-01-05 05:55:55 | 母 かずえ
昨日の母かずえ 年末年始の初外泊-1の続きでございます。こちらもまた施設のお正月花です。母を送って行った時に撮ったものなので、ピンクのお花が少し枯れ始めていますね。

これは病院の談話室からの夜景です。入院当日大晦日の夜。中央に小さく見える光が、スカイツリーです。小さ過ぎて分かりませんか?「あぁ、なんて大晦日なんだろう。でもね、結局母は骨折では無かったし、Sさんとはお会いできたし、これが一年の締め括りなら、悪くないんじゃない?」そんな風にも思えました。

母が帰ってくるまでに買い求めたもの。それは母の洋服です。毎年長兄から、母の誕生日に商品券が送られてきます。これまでは一緒に出掛けて、母の洋服やバッグを買っていましたが、今年はそれも無理なので、私がひとりで出掛けて選びました。

洋服の好みは、母と私、とても合うのです。と言いますか、母の好みが良く分かります。だからきっと喜んでくれると思います。

そもそもカーディガンが欲しいと言っていましたのでね。これを買った後、これに合う2枚のカットソーを買いました。

グレーっぽいカットソーの襟元が可愛い こういうさり気ないキラキラが好きなんです、かずえさん。

ね、嬉しそうでしょ?

「ええねぇ、似合うやろか、お母さんに」

「こっちもえぇよ。気に入った」

早速着てみましたよ。なかなか似合ってますよね。

ドヤ顔からの~

満面笑み。

大晦日に食べる筈だったすき焼きは、元日の夕飯です。親友なみさんから送ってもらった純米大吟醸「龍勢」をお屠蘇で頂きました。これが美味しいのなんのって!!母もね、ほんの少し頂きましたよ。お正月の料理としては、かな~り地味でちっともお正月らしくないのですが、母も私も大満足でした。なみさん、ありがと~

夜はね、トイレに3回起きました。自力で立ち上がることは全く出来ません。手を貸しながら、起き上がってトイレに行くまで15分は掛かります。母は慣れているのでしょうが、私は一旦起きてしまうとなかなか寝付けません。やはり、自宅へ戻って生活するのは難しいんだな・・・と、可哀相ですが、思わざるを得ませんでした。

そして翌日はもう施設に帰らなければなりません。施設のお料理はとても美味しいようですが、焼き立ての食パンは、絶対に食べられない。なので、お正月ですが、あえてこのメニューにしました。

「美味しいねぇ、美味しいねぇ」と何度も言いながら、喜んで食べてくれました。

この日、息子家族もやって来て、娘も帰って来たので家族全員、勢揃いでした。みんなでワイワイガヤガヤ昼食を共にし、娘と私とで、母を送って行きました。

「何かあったら必ず施設へ連絡を入れてください」と言われていたので、入院が決まった時点で電話を入れました。そこで驚いたのが「介護保険を使っている時は、健康保険は使えない」という事実。皆さんご存知ですか?でもそう言われてみたら、入所の際に説明されたような気もしてきました。私の記憶力にも問題が~

「ですから、一旦施設を退所された、ということになります。二日に戻られる時は、再入所という形を取らせて頂きますね」と言われました。可笑しな話ですよね、一度に両方を使えないなんて。そのために必要な書類は、医師からの情報提供書と、看護師さんからの看護サマリーだということでした。

でもね、施設に戻った時、受付の方が母を見るなり「大丈夫ですか?大変でしたね。もう痛みは無いですか?」と。フロアーに上がったら3人の介護士さんが出迎えてくださり、揃って「大変でしたね~、〇〇さん、もう大丈夫ですか?痛みはどうですか?」と、200名以上の入所者さんがいらっしゃるのに、顔を見ただけでそんな風に対応してくださる施設のその姿勢に、頭が下がりました。

皆さん、心底母を心配してくださっている様子でした。新年早々、とても有難く、とても幸せな気持ちになりました。
色々ありましたが、母かずえの年末年始の初外泊は、こんな風に幕を閉じたのでした。


疲れたけど~、嬉しく楽しい年末年始でもありました
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