ねこなんて大っ嫌い

ってずっと思ってたのに。
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母かずえ まさかの検査結果

2019-06-23 05:55:55 | 母 かずえ
6月15日、入所している施設からの連絡で病院へ連れて行き、検査の結果「腸閉塞の疑い」で入院することになった母かずえ。


その後環境が変わったことによる「せん妄」で、初めて私のことが分からなくなってしまったり、ある筈の無いものが見えるようになってしまったり。


でも正直、食欲はありましたし、私自身は腸閉塞自体も、実は違うのではないかと、どこかで楽観視していました。


先週の水曜日、病院から電話がありました。検査結果を説明したいので、土曜日に病院に来てくださいと。


「残念なお知らせですが、検査の結果、お母さんは大腸ガンであることが分かりました。今回の腸閉塞は、大腸ガンによるものです」



え?誰のこと?お母さんが?大腸ガン?

耳を疑いました。



「しかもこれは、最近出来たものではなく、かなり進んでいる大きな悪性腫瘍です」


先日検査したという、大腸スコープの画像を見せて貰いながら説明を受けます。


小腸と大腸の境目辺りに、境目を殆んど塞ぐほどの大きな大きな腫瘍が出来ていました。


余命宣告をされるのではないかと、心臓が飛び出そうなほど胸がドキドキしましたが、担当医の口から出たのは意外な言葉でした。


「89歳という年齢を考えますと、手術が難しいケースも多くあります。ところがお母さんは、驚くほど心臓が丈夫で、まるで若い方のようです。ですから手術も可能だと判断しました。しかも、大腸が普通の方より少し長いのです。ですから、腫瘍のある小腸と大腸の間、20cmくらいを切っても、何ら問題は無さそうです。他への転移も今のところ無いように見えます。ですが念のために、近くのリンパ節は切除する予定でいます」


手術は、腹腔鏡と開腹の二通りあるようですが、母の場合は、手術時間が短い開腹手術が最善であろうとの判断で、26日、今週の水曜日に行われることになりました。


「手術の難易度は、虫垂炎手術と余り変わらない程度です。しかし、全身麻酔ですし、術後はいくつかの合併症の可能性もあります。その辺も慎重に診ていきたいと思いますので、ご家族もそこのところはご理解ください」とのことでした。



ひと通りの説明が終わった後、先生から
「大腸内視鏡検査は、若い方でもちょっと大変なんですが、お母さんよく頑張ってくれましたよ。娘さんからも、どうぞ褒めてあげてください」と、普段は少しの我慢も出来ない母に、お褒めの言葉まで頂きました。



「あぁあんた、今日も来てくれたんね。忙しいやろうに、毎日ごめんね。でもお母さん、あんたの顔見とったら、ほんとホッとして、ものすご安心するんよ」


「お母さん、大腸内視鏡検査の時、すごく頑張ったんだって?先生と看護師さんが、よく頑張ってくれましたよ~って仰ってたよ。偉かったね~、お母さんが頑張ったの、いつぶりだろうねぇ。」


二人で顔を見合わせて、クスクス笑いました。


大腸ガンのことは、母には伏せた方が良いだろうとの先生の判断で「水曜日に、腸閉塞の簡単な手術をしますよ」と先生から伝えてくださるそうです。


脳梗塞の時もそうでしたが、母は良い先生に巡り合える運命なのかもしれません。
「先生、母のガンを見つけてくださって、本当にありがとうございます。どうか引き続き、母をよろしくお願いいたします」
心からお礼とお願いを申し上げました。


手術が成功して、母が一日も早く、元気になりますように・・・。


ご心配くださった皆様、ありがとうございます
引き続き、ご心配をお掛けして、申し訳ありません
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