ねこなんて大っ嫌い

ってずっと思ってたのに。
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母 かずえ 退院のその先は・・・

2016-04-08 05:55:55 | 母 かずえ
平成28年3月24日(木)から始まり、本日で入院生活16日目を迎えました母かずえ、86歳でございます。転倒し、後頭部打撲で2針縫う怪我を負いましたが、同時に軽い脳梗塞と診断され、治療投薬・リハビリを続けること2週間が過ぎました。

同時期に私自身、インフルエンザから腎盂腎炎を起こし、自宅療養を余儀なくされました。ですが点滴治療に通いながら、帰りには母の病院へと足を運ぶことも出来ました。そんな折の主治医との面談は4月5日(火)のこと。娘は入院当日にお会いしていましたが、私は初めてお会いしました。40代半ば位の情熱溢れる若手医師という感じの先生でした。(かずえさんは絶好調で、おみかん美味しそう)

右半身に出ていた麻痺も、リハビリに力を入れて頂いたお陰で、かなり良くなりました。見た目もこんなに元気そうですしね。だから娘も私も期待し過ぎていたのかもしれません。

「まず、脳梗塞については、現時点で、出来る治療は全て終了しました。リハビリも、かなり頑張ってくださいまして、当初の麻痺に比べますと、右手握力も相当強くなりました。ご年齢を考えても、これ以上リハビリでの成果が出ることは、考え難いと思います。」

「ただし、お話によると、このままお家に帰られても、お一人でいらっしゃる時間が相当長いようですが、そうなると、見守る方がそばにいらっしゃらないということになります。今回は転倒して出血しても、ご自分で電話を掛けられたから幸いでしたが、またいつあのような事態が起こるとも限りません。現状のまま、見守りの無い環境に、このままお返しするのは、難しいと私達は考えています」

「もし、どうしてもご自宅での生活を希望されるなら、私達としては止めることは出来ません。それにしても、お母様を迎え入れるにあたって、ご自宅の環境を整える為には、それ相当の時間が掛かるかと思います。それまでの間、病院ではなく、リハビリに力を入れてくれる老人保健施設というのがあるのですが、そういった施設に入られることを検討なさるのも選択肢のひとつかと思います。これについては、当病院にソーシャルワーカーが居ますので、ご相談頂ければと思います」

「母を迎え入れる為の準備」とは、すなわち、段差をなくす、手すりを付ける・・・などのことです。築40年のマンションには、バリアフリーなどという発想もなかったでしょうから、現実はこの通り。廊下から洗面所に入るのに、段差7cmはあるでしょうか。

キッチンからダイニングへも5cmはあると思います。

リビングからウォークインクローゼットへも5cmほどの段差。

ダイニングから廊下へも4cmくらいの段差です。こうなるともう、段差が無いところを捜す方が大変なくらいです。現在介護保険の認定申請中ですので、まだ何とも言えませんが、例えば要介護認定されると、バリアフリーの工事費の9割を市町村に負担して頂ける制度などもあるそうです。(勿論限度額上限はありますが)

ただ、主治医のおっしゃる「見守り」については、バリアフリー工事をしたところで、問題の解決にはなりません。

翌6日、ソーシャルワーカーの方に相談に伺いました。母の病状もキチンと理解してくださった上で、どのような選択肢があるかということを、具体的にお話し頂きました。

で、その時に、ぶっちゃけ思っていることをお話しました。どうしても、今の母を見ていると、少し前の、いつも通りの生活が出来ないようには思えない。看護師さんも先生も、病んでからの母しかご覧になっていないから、今の様な意見をおっしゃるのではないか。試すことは出来ないかと。すると、主治医にも確認を取ってくださり、外泊許可を頂きました。その時点で、約3週間の入院生活後となりますから、不安が無いとは言いません。でも、この一泊二日で、私たちの目で見て、肌で感じて、今後のことが決められるのではないか・・・、その結論にある程度、納得出来るのではないか・・・と思いました。

4月9日(土)朝9時に病院へ迎えに行きます。一晩泊まって、10日(日)午後7時に病院まで送って行きます。(収録してる場合じゃない)

ひとつひとつのことを、皆で考えながら、やってみながら結論を出していく。その時、皆が最良だと思える方法を選んでいく。このことを頭に置きながら、頑張ってみようと思います。

勝手に「家に帰って来られるんじゃないか」と期待していただけに、主治医との話の当日は、娘も私も口数少なく、気付けばため息ついてばかり。(ため息は主に私ですが)

「なるようにしか、ならないんだよ。どんな大変なことでも、やればいいだけじゃん。決めたことを最良の結果になるように、頑張ればいいだけなんだから・・・ね!」
どっちが親なんだか分からなくなりそうですね。

そうです。まだ始まったばかりの闘いを前にして、ため息なんてついてる場合じゃない
おみかん好きのかずえさんを家に戻してやりたい。

まずはお試し外泊で、ひとつの答えを出しましょう。そして、やはり今すぐ家に戻るのが無理ならば、老人保健施設に一時的に入りましょう。でも、その間バリアフリー工事をして貰って、いつでも帰って来られる準備だけは整えましょう。

もしかすると、お試し外泊で、直ぐに戻そうという結論が出るやもしれません。全てはやってみなければ分からないこと。

母をこの家に迎え入れるためだって、半年かけて準備したんです。あの準備に比べれば、今回のなんて、軽い軽い!

いずれは私もそのバリアフリーにお世話になる日が来るかもしれませんしね。考えたら、そう遠くない未来です。

トイレにも早速手すりを付けたいですね。縦と横に。スペースについては、この通り、問題なし!

手すりは左手の方が良さそうです。右は柱の分、壁との間が開き過ぎています。(ちなみにこれは娘の手作りカレンダー

おみかんが歯に挟まったの?かずえさん。色々あるけど、やっぱり家族だもん、一緒に暮らしたいよね。力を合わせてがんばろうね。

そんなこんなの近況報告です。まだまだ先のことは分かりませんが、最善を尽くします。皆さんにご心配頂いているような、一人で抱え込む、なぁんていうことは、やりたくても私には出来そうにありません。基本、ヘタレですから

でも、私なりに、腹は括ったぁ!

腹括った割には、愚痴ったりこぼしたりもあるやもしれませんが、その時には、どうか、聞いてやってくださいまし
(それ、もしかして、腹括ったって言わなくない?)

いつも本当にありがとうございます
皆様には、心から感謝しております


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18 コメント

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おはようございます・・ (小豆ママ)
2016-04-08 09:02:40
ポンままさま・・
おはようございます・・
お母さまのこと、ご心配ですね。
でも、順調に回復されているご様子ですね。
今週末は外泊が許可されてよかった。
久しぶりの我が家、お母さまもきっと
お喜びですね。
お母さまの大好きなお食事を作って
差し上げてください。
お母さまがみかんを食べながら笑って
いらっしゃるお写真を拝見し、
お元気になられた様子で安心しました。
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こんにちは (しゃちくん)
2016-04-08 10:05:03
ここ江戸川区の例だと介護保険の範囲内で工事への補助は20万円迄です。

写真で判断してるのですがお住まいの構造は水回りの床下配管の関係で床が一段高くなってそうなので、廊下からリビング全体の床を高くすればバリアフリー化が出来そうです。

お母様、自宅で一緒に暮らすのが一番です☆
多少の苦労があろうとも。

震災後に私の父も脳梗塞の症状で救急搬送して、2週間後に一時帰宅で連れ帰りましたがその夜の風呂上がりにニ度目の脳梗塞になり救急車で病院へ戻り、リハビリ専門病院への転院を検討してたら末期がんが見つかってあっという間に亡くなってしまい悔しい想いが残ってます。
「家に帰りたい」って気持ちがあるなら叶えてあげて下さいね♪
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Unknown (おれ猫)
2016-04-08 12:46:54
おばあちゃんが美味しそうにみかんを食べてる姿、笑顔が見れて私も嬉しくなります!
明日自宅に帰れることは長い入院生活をしてきたおばあちゃんにとってもポンママご家族にとっても嬉しいことですね!

ポンちゃんはおばあちゃんにずっと会えなかったぶん、沢山ちゃっちゃっちゃをやって貰えるといいね(*´▽`*)
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こんにちは (サクラ)
2016-04-08 16:03:25
お仕事復帰されたばかりでお疲れではないですか?
無理しないで下さいね(^^)/

お医者様は割と最悪を想定して話す人が多いような気がします!
安易に考えても良くないですが、やっぱり実際に生活できるか自身で確認するのがベストだと思います。
ポンままさんナイス選択!
田舎ならデイサービスやヘルパーさん活用してる方たくさんいますけどね…
待機児童問題とか本当に日本の話?って感じだし。

なによりお母様の気持ちが一番重要ですよね!
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Unknown (おかっぱ)
2016-04-08 17:50:03
かずえさんが、帰りたいと願う気持ちに、
なんとか答えようとするままんに、
胸が熱くなっちゃった。
かずえさん、おみかん好きなんですね。
ビタミンパワーだよね、やっぱね。
これから様々な選択、決断をしていく事は
すごいエネルギーが要る事だと思うから、
かずえさんはもちろんだけど、
ままんの体も、そして心にも栄養を摂って、
必要な時はデトックス(愚痴)をしてください.


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ポンままさん (まねき猫)
2016-04-08 18:16:22
こんにちは。
病み上がりで体調はまだ完全に戻られていないと思います。
無理されないでくださいね。
お母さまの事、少しずつ良い方向に向かうことを願っています。
All Aboutにご参考になる記事がありました。http://allabout.co.jp/gm/gc/374511/
介護認定中とのことですので、決まったら利用できますね。
母も転倒してケガをしたことがあります。
その時に、靴と靴下を買いました。
靴 http://www.asahi-netshop.com/brand/kaiho/
靴下 http://srsc.jp/?p=1056
靴は、履きやすいと喜んでいました。靴下は、弾力が半端じゃないのですが、こちらも気に入って履いていました。
回し者ではありませんが、楽天やアマゾン等でも購入できます。
またまたクローズアップ現代からですが、高齢者の食事について
http://www.nhk.or.jp/gendai/articles/3429/3.html
肉を食べているアラハン(100歳前後)の人は、皆さん超お元気です。
お肌も筋肉も、たんぱく質が重要ですからね♪
少しでもお役に立てればと思っています。
ポンままさん、ファイト!

ひょっとして、このメッセージダブってしまったかも?
確認するを押して、どうも変だったので、戻ったら消滅していたので、書き直しました(^_^;)
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Unknown (せぴあ)
2016-04-08 20:40:31
ポンままさん~!すごく頑張っておられますね。頑張り時なのですよね、。
エールをお送りいいたします!
娘さんの
「なるようにしか、ならないんだよ。どんな大変なことでも、やればいいだけじゃん。」
ってすごい力強い言葉です。
私もいつもそう思っておもい通りにならない日々を過ごしてる気がします!
一番難しく、悩むのは「選択」でありますね。
人が一番難しく思う選択をポンままさんはいつもしっかり正しく選択なさってて
尊敬いたします。
娘さんのおしゃる通り、あまり先を思い過ぎず
目の前の足下から順々に頑張っていかれれば
きっと最善の先が見つかると思います。
必ずしも思った通りではないかもしれないけど
その時は娘さんのお言葉が心を軽くしてくれますよね。やったんだからって!
なんか長くなってすみません。
またポンちゃんのかわいい写真を楽しみにしています。
お母さま、明日明後日以降も、お家に戻れますように祈念しておりますよ!!!

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小豆ママさん♪ (ポンまま)
2016-04-08 22:03:19
いつもコメントありがとうございますm(_ _)m
お陰様で、リハビリ、頑張ってくれたようで、
成果が表れております。
私と一緒で、かずえさんも褒められるとその気になって
すぐに木に登るタイプなので、それが幸いしたのでしょう。笑
明日明後日は、楽しみつつ、様子をしっかりと観察しつつ
答えを出したいと思います。
明日の夜はかずえさんの大好物の鶏のから揚げと
グラタンでも作るかなぁ~。
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しゃちくん♪ (ポンまま)
2016-04-08 22:11:16
そうですね、やはりここも20万円が限度額です。
バリアフリーですが、洗面所の床の高さに合わせると、
リビングは今より10cm以上、キッチンは15cm以上、上げなくては
ならなくなりそうです。
元々天井が低いので、それによってどんな風になるのか不安です。
専門業者さんに相談して決めたいとは思っていますが。
お父様の時は大変だったんですね。
高齢者の病気は、予想もつかないところで進行している
場合がありますよね。
母の気持ちを尊重しながら、でも慎重に決めたいと思います。
色々とご心配くださって、ありがとうございますm(_ _)m
返信する
おれ猫ちゃん♪ (ポンまま)
2016-04-08 22:16:05
今回も、主治医やソーシャルワーカーさんとの話の時、
無理を通して貰って、本当にありがとうございましたm(_ _)m
お姉ちゃんが一緒にいてくれたことが、私にとっては一番の力となり
気持ちを強く持つことが出来ました。
心から、お礼を申し上げますm(_ _)m
これからも迷惑を掛けてしまうこともあるかもしれません。
ホントにごめんなさい。
ポンちゃんは、明日きっとお婆ちゃんに
ちゃっちゃっちゃ~を催促すると思うよ!
その様子が撮れたら、また見てやってくださいね!
色々とありがとう・・・。
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