まだ、梅雨にはいっていないのか、早朝の散歩は、涼しくて歩きやすい。今日は、
多摩川の下流の方へ向かって歩いたが、遊歩道の道で、草とりをしているボラニティアの
3-4人ほどに逢った。これは近所の人達が、自分達の町を綺麗にしようとする
気持ちの持っている集まりから生まれたものであろう。しかし、これと比較して
川崎の登戸での殺傷事件を知るにつけて、いかに環境の違いから、このような事件を
起こした川崎と言う気持ちの人物が発生するのか。両親が離婚して、伯父夫婦に
10歳頃から育てられたようだが、引きこもりの生活になり、家族と社会を断絶
して、会話がなく、このような生活を51歳まで続いたとは驚くばかれである。
高齢になって来た伯父夫婦が役所に、引きこもりのこの人物と同居していることを
相談したのであるが、その時期が遅すぎたようにも思える。30歳のころ、定職
に着かない頃に、引きこもりを相談する、場所があったら、このようなことが
起こらなかったのではないか。今の日本の世の中には、このような、不幸な環境
がひきがねとなって、ますます起こす事件が多くなってく来るようにも、思われる。
いくら、幼児、子供の送迎に注意を払っても、このような人を発生させない環境を
創り出すことの方が大切におもうが。
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