梅雨期なのに昨日からは、打って変わって涼しい春晴れの天気がつづいている。多摩川
に面した公園は、福生市が整備しているが、今日も朝はやくから、写真のように、
覆い繁った草を草取り車や人力で刈り取っていた。年間に渡って、整備しているが、
生えてくる草木がその勢いはすさましい。ほったらかしていると身の丈ぐらいに、生い
茂って来る。歩いている道が、そのままにしていると、多摩川の流れが見えなくなる
ほどになる。この整備人達の仕事は、尽きないと思う。この人達には高齢者が多い。
このようなしごとには、健康のためには、最適かもしれない。上流を歩いていると
国土交通省の実施による低水護岸工事の看板が目に入った。聞くところによると
戦後に、横田基地がベトナム戦争に使った枯葉剤をこの多摩川の土手に、埋めた
とのことであり、この枯葉剤の影響がどうであるかを、鑑定するために、一部
掘り下げて、土を分析しているとのこと。戦後の混乱の時代のなごりが現在も
残っているのだと思った。