しんぞうびょうSR が歩く２。

この病院は一・二階が外来等。三・四・五階が病室となっている。三・四階を散歩するわけにいかないので、自ずと一・二・五階がコースとなる。五階は一直線なので行ったり来たりするのみ。が、一・二階はドーナツ型。くるくると回る事ができる。
朝飯後。1000歩歩く。昼食前20分歩く。昼食後10分歩くが、心拍数が高くなったため中断。情けないが無理はできない。今の所、3666歩か。
しかし、散歩には気を使う。医師・看護師等・患者が廊下に入り乱れている。医師・看護師等は仕事中だし。患者の邪魔はできないし。邪魔しないように歩く。

しんぞうびょうSR が歩く。

心臓も安定した事で、少し動いてください・・・と言われる。血糖の事を考えると八千歩が目安との事。しかし、私には心臓君と仲良くしないと爆死する危険も残っており、無理をしない程度に歩くよう釘をさされた。
ちなみに私は、百歩を約七十秒で歩く。そこから計算すると、必要時間は、一時間半。なかなかきつい。
かっこうもパジャマ上下。首から、金庫の鍵（緑色のプラスチック製。）をぶら下げた、いかにも入院患者と言うスタイル。まあ、泥棒に間違えられないだろう・・・と言う利点はあるのだろうが。

七月十四日。

体重80.1キロ。歩き回った成果か？いよいよ、夢の70キロ台が実現しそう。
血糖値126。ちょっと高い。
Y氏が退院したらしい。何で「らしい」なのかと言うと、白内障手術ツアー二泊三日の間、一言もしゃべらなかったのである。退院時も、鞄を掴んだと思ったら、すたすたと帰ってて行った。特にしゃべりたいとは思わないが、こちらの黙礼を無視されるとカチンと来る。それと、夜、勝手に部屋灯を切るのは止めて欲しかった。こちらは、フランドルテープの張り替えの途中。思わず血圧が上がりそうになったぞ。

トイレより愛を込めて。

五階病棟のトイレは、男女が中で区切られているタイプです。男子トイレは、小便器が三個。うち一つが手摺付きです。個室も三個。手前から洋式・ウォシュレット付き。ドアはなくビニールカーテンで目隠し。真ん中は、洋式・ウォシュレット付き・ドア付きの、いたって普通のトイレ。一番奥は和式。
当然、使いたいと思うのは、真ん中のトイレです。今の私には、和式は厳しい。ウォシュレットも付いていませんし。カーテンのトイレは、いかにもって感じですし。
それで朝早くから、真ん中の個室を30分も独占しているのであります。