社労士(社会保険労務士)さんのひとり言

社会保険労務士ブログは早く卒業して、グルメブログにしたいものです。

院外処方にすると患者が減るんだよね。

2011年05月27日 09時29分29秒 | Weblog
今日は、昼から勉強会ですんで。アポもないので、投稿をもう1つ。

私が医薬品会社にいたころ、よく開業医が院外処方にしたもんです。

調剤薬局側も、同じ病・医院の処方箋ばかりを受け付けていても、規模の拡大は見込めないわけでして。

その病・医院の患者さんが減ると、調剤量も減っちゃいますしね。一蓮托生で…。

だから、調剤薬局が病・医院へ営業に行くケースも多かったのです。


じゃあ、院外処方にするメリットが病・医院側にあるかどうかなんですけど。

薬の在庫を置かないで済むとか、医薬品卸と価格交渉をしないで済む…というメリットがあるわけです。

ただ、薬価差で多大な利益をあげていた時代には…。薬価差での収入が無くなるというデメリットもありましたけどね。

今は、薬価差で儲かる時代ではありませんので、このデメリットは解消されたはずですが…。

薬価差⇒薬の公的価格である薬価と実際の販売価格の差。健康保険には薬価で請求するので、実際の販売価格との差は大きな利益となった。


医薬品会社の営業にとっては…。

院外処方にすると、その病・医院の患者数が減る…というのが定説でして。

だって、患者さんからすると「2回もお金を取られる。」というイメージになってしまいますからね。

また…。患者さんが処方箋を貰いながら、調剤薬局に行かないケースが、かなり多く…。

薬が余っていても、医師から「薬がもうないはずですから処方しておきましょう。」なんて言われたら処方箋は受け取りますけど。実際には薬を受け取りに行かない患者さんもいるんですね。

だから売上が1~3割は減ったんですよ。院外処方化で…。
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門前薬局と面分業。

2011年05月27日 09時01分07秒 | Weblog
連続神社お参り21日+12日…になる予定。

朝ウォーキングは89分で10,454歩。471.6キロカロリー消費。


今日は、神社参りは夕方に行く予定。

朝は、母の薬を取りに行くという作業であります。

調剤薬局が7時半には開いているので、ウォーキングのついでです。


医薬分業が我街でも進み、調剤薬局も増えてはいますが…。未だに、そのほとんどが「門前薬局」です。

「門前薬局」⇒特定の医療機関からの処方箋を受ける薬局。

私が、今日、行った薬局もY医院の門前薬局ですね…。


しかしながら、「面分業」が進んでいるのも確かでして…。

「面分業」⇒調剤薬局を患者が選べる体制が整っている状態。

私の主治医がいる駅前病院もそうですが…。地元の大病院は、ほとんどが院外処方になっています。

そのため、各調剤薬局も在庫の充実に努めざるを得ないわけですね。


確か、「門前薬局」だと健康保険からの支払いが減るんだよなあ…。

だから私なんかは重宝されるはず。だって、門前薬局に他病院の処方箋を持ち込んでいるんだもん。


ちなみに駅前病院では処方箋のファックスサービスをやっています。

だから、調剤薬局に行くと薬ができあがっている…という便利さでして…。

ただ、最初にファックスするときは「連絡先」まで書かされたよな…。

処方箋だけをファックスして、薬を取りに来ない患者さんが少なくないそうです。
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