めざせ百名画

旅行も山もどうもご無沙汰なので、現実的な映画鑑賞をテーマにしてみました(いい加減)

アンチ

2017-02-10 10:42:01 | 日記
2/8(水)

当然二日酔いです。

奇跡的に起きましたが、ラーメンを作ってる時間はありません。

ブレスケアを飲んで出掛けます。

金町のマンションに8:30集合です。(プチ遅刻。千代田線が遅れてたんだもん!)

消防設備点検の立ち会いです。

主に非常照明に異常が無いかを専門家がチェックします。

電気が止まると、バッテリーを内蔵した照明がポッと点くのですが、ぶら下がってるヒモを

引っ張っても点きます。

簡単なのは館内の電気をバチッと切って、点くかなぁ?と見れば良いのですが、テナントも

普通に営業してますのでそうもいきません。(めんどくさ)

時間指定してくるところもあったり、鍵が掛かってる扉が沢山あったりして難渋します。

やってる事は単純なんですが、結局13時まで掛かってしまいました。

顔は火照るし(二日酔い)喉は渇くし何より眠いし。

新宿のある映画館で水曜日は誰でも1,000円なので外せません。

疲れた身体を押して出掛けます。




やっと醒めたかな?ってのに、また飲むのかよ?(泣)




さすがに大盛券は行使せず。




お代わり頼むのかよ?




調子が出てきました。




センベロという訳にはいきませんが、こんなモンでしょう。




駅方向に戻ります。







29 ANTI PORUNO

日活エロ映画シリーズです。

今週は待望の園子温監督!

ぶっ飛んだ映画ばっかり作ってます。(水道橋博士のラジオ番組で知って、それからのファン)

若い娘が脱ぐのは大賛成ですが、そこは園子温。

一筋縄ではいきません。

マネージャー役のおばさんが毛も露わに全裸になって四つん這いで歩いてます。

なんじゃこりゃ?と思いましたが、意外に良かったです。

そこは女優だからちゃんと整えたな?

去年は「淵に立つ」に出て、カンヌで何か賞を貰った人じゃなかったっけ?

それに四つん這いさせちゃうんだから大したもです。

現実と虚構がグチャグチャになって、裸は出てきますけど、全然エロくありません。

なにせ題名が「アンチ」ですから仕方ないのか?

期待して来たオッさんが怒っちゃわなければ良いんですが…

私もちょっと物足りない気分でした。

2本目はドキュメンタリー。




30 LIVE FOR TODAY

昔は週刊プロレスの読者でしたが、最近はご無沙汰でした。

馬場と猪木からフォールを奪った唯一の日本人の天龍源一郎が引退を決意した所からカメラが

入ってます。

相撲界から全日本プロレスに入団して、メガネスーパーに移籍して、そこが崩壊したら自分で

団体を起こして、と激動のプロレス人生です。

紙でしか見てないレスラーが多数出演しています。

残り9ヶ月程の引退ロードです。

自分の団体もあるんですが、なにせ小さいので殆どの試合はアウェーです。

聞いたこと無いような団体で、聞いたこと無い名前のレスラーと闘ってます。

付け人なんか居ませんから、社長である実の娘の運転するバンで会場に到着して、控え室

(時にはコインロッカーの間に椅子を置いて)で自分でリングシューズの紐を締めてます。

ポツポツカメラに向かって喋ってますが、知る人ぞ知る言語不明瞭なモンで何言ってるんだか

良く分かりませんが、それで納得させてしまうのがさすが天龍源一郎!(笑)

広島で行われた「三沢メモリアル」にも出場してます。

隅っこでシューズを履いてたら、次々とレスラーが訪ねてきます。

スタンハンセン!(すごいブロークンイングリッシュ)

小橋健太!

小川良成は昔付け人だったそうで、横の椅子に座って懐かしそうです。

ある時には飲み屋で、馬場さんの思い出を語ってるんですが、話し相手がグレートカブキ!

まだ試合してるんですね?

まぁ、霧吹いてりゃ客も納得するんでしょうが。

日本全国を旅しながら引退ロードは進んでいきます。

やっと最後の会場が決まりました。(奇跡的にキャンセルが出たらしい)

両国国技館!

相撲繋がりです。

さて、最後の試合相手をどうしますか?

やっぱり昭和を伝承するという意味で、平成のトップとやりたいな、と。

プロレスにはしがらみがあって、時期を逃してしまうと同年代に活動していても交わらない

レスラーがあります。

天龍の心残りも、前田日明と闘えなかった事だそうです。

後楽園ホールに乗り込んでいきます。

リングに上がって対戦アピール!

外道が、お前なんか顔じゃねぇんだよ!と悪態を付いてますが、親分のオカダが出てきました!

盛り上げるな、もう!

最近のプロレスはカタカナの名前が付いた技を次々繰り出すのがはやりですが、天龍の技といったら

グーパンチ、チョップ、トーキック、頭突き。

動きも緩慢ですけど、ファンは納得です。

良いんです。

そして最後の両国国技館を迎えます。

大技を繰り出すオカダを尻目にグーパンチ!チョップ!

気がつくと胸が一杯で、感動の涙が溢れてきていました。

ありがとう、天龍!

オカダに昭和は伝承出来たのか、今度確認してみるか。

あと、娘の豊かな胸が気になりました。





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