7月28日（金）、沖縄から遠路はるばる国会見学に来てくれました。しかも、親子で！
NTT労組・沖縄総支部の企画によるこの「夏休み、親子で国会見学！」。親子が一緒に国政の中心を訪れて、内部を見学しながら、一緒に政治について考えてみよう、という企画です。素晴らしいですね！ 子どもたちにとっても、夏休みのいい思い出が出来るだけでなく、お父さんお母さんと一緒に「政治って何だろう、何で大事なんだろう？」と一緒に考えた経験は、きっと今後の役に立つに違いありません。
意見交換会では、まず私から簡単に「国会って、何をしているところ？」について説明。子どもたちも、小学校5年生から高校2年生まで離れているので、みんなに分かりやすく話をするのもなかなか難しい・・・。さすがに、小学校5年生の子には分かりづらかったかな～と。
続いて質疑応答に入ると、子どもだけでなく、お父さんお母さんからも質問が！ 中でも「なぜ、今、消費税を引き上げなければいけないのか、という点が分かりづらい！」という核心に迫るご意見をいただいたので、私から「もし消費税を引き上げなかったらどうなるか？」という点を中心に、ついつい時間をかけて説明させていただきました。さて、納得いただけたでしょうか？？？
また、「海外での経験から、途上国での子どもたちの生活についてこの子たちに教えて欲しい」という要請をいただきました。そこで、フィリピンの状況を中心に、学校に行きたくてもいけない子どもたち、一日中働いて家計を助けている子どもたち、危険な労働に従事して命や健康を失う子どもたちがいることを説明して、「日本では学校に行って勉強したり、病気になったら病院にかかったり、お腹が減ったらご飯を食べさせて貰うのが当たり前だけれど、それが当たり前ではない国がたくさんあるんだよ。これからもずっと、みんなが安心して学校に行って、そして生活出来る社会を守っていかないといけないんだよ」とお話をしました。まさに、それが政治の役目。子どもに説明するのにとってもいい質問をいただきましたね！
そして、子どもたちからもいくつか質問を貰いました（半分、親からの強制で？・・・笑）。「なぜ国会議員になろうと思いましたか？」「お休みはありますか？」「食堂の食べ物で一番好きなものは何ですか？」「ストレスはどうやって解消していますか？」などなど。
最後の「ストレスはどうやって解消しますか？」ですが、私は普段から、あまりストレスを感じないんです。なぜでしょうね？ まあ、楽観主義者だからですね。何事も前向きに、楽しんでやっている限りは、例え体力的に大変でも、あまりストレスは感じないものなのではないかと思うのです。まあそういう風に思っておけば、今後もあまりストレスを感じずに生きていけるでしょう（笑）。子どもたちにも、「楽しんで勉強すれば、ストレスは感じないよ～」とひと言。はてさて、信じてくれたかな～。
と言うことで、沖縄からやってきてくれた親子で国会見学ツアー、最後まで楽しく交流させていただきました。子どもたちにとって、そしてお父さんお母さんたちにとっても、いい経験、いい勉強、いい思い出になってくれたら嬉しいです！