シチリアに行きたい、、とモンタルチーノ

2008年6月14日~6月22日シチリアとモンタルチーノに行った旅行記です

2024年9月13日午後 モナコからニースへ

2025-01-20 12:51:44 | 旅行
最近、国レベルで言うと再訪の旅が続いていましたが、久しぶりに初めて訪れる国、モナコ公国に入国しました!他のコート・ダジュールの町々とは一線を画す、スケール感のある洗練された景色を堪能することができました。


マントンからモナコへ向かうバスは地中海沿いの道を走ります。


車窓からの景色なので、うまく撮影できなかったのですが^^;、青く輝く海と崖沿いに続く家々が織りなす美しい風景に見とれているうちに、


気づけば高層ビルが立ち並ぶモナコに入国していました。どこが国境だったんだろ。。


マントンから30分しか離れてないのに、まったく異なる雰囲気。まさに洗練されたリゾートという感じ。


ちょうど来たバスに飛び乗ってしまうという勢い?でモナコに来てしまったので、歩き方を確認するためコーヒータイム。モナコらしくセレブ感溢れるカフェで(笑)一息つきながら、次のプランを練ること。


店員さんがものすごく不愛想、というかむしろ怖かったので^^、コーヒーを飲んだ後の会計にびびっていたのですが(実際すごく面倒くさそうな顔された)会計が進むにつれて、「どこから来たの?」と、笑顔満開でフレンドリーな対応になり、驚きでした!そのギャップがすごくて(笑)。実は、このパターン、コート・ダジュールではけっこう多い気がする。


さて観光スタートです。カジノや豪華ホテルは車窓から見て満足したので、まずはモナコ公宮殿へ。なかなかの急坂を上ります。


ポール・エルキュル港が見えてきました。青く輝く地中海には白く輝く豪華なヨットがいっぱい!さすがモナコです。


現在いるポール・エルキュル港のこちら側は、クラシカルな建物が並んでいて、どこか歴史を感じる雰囲気。でも、カジノや高級ホテルが立ち並ぶ反対側は、高層ビルが密集していて、まさにモダンな都市の一面を見せてくれます!その対比がとても印象的です。


岩山の頂上にあるモナコ公宮殿に到着。歴史を感じさせる石造りの塔の部分と大きなアーチ型窓をもつ優しいクリーム色の建物が組み合わさった壮麗な建物。


入口の横の小さなお家?でしっかり守っている衛兵さん。衛兵交代式が人気だと聞いていたのですが、残念ながら私が行ったときにはすでに交代が終わってしまっていました(12時らしいです)。タイミングが合わず残念。


宮殿前の広場はがらんとしていて、いっそう広く感じます。


何気なく行ったこの宮殿の裏、ポール・エルキュル港とは逆方向に絶景ポイントありました。この切り立った崖からは望めるのはポール・ド・フォンヴィエイユ。


先ほどのポール・エルキュル港のスケールの大きい景色とは異なる、深い青緑色のこじんまりとした海にヨットが静かに浮かび、周りをカラフルな中層建物が囲むまるで絵画のような景色が広がります。


荒々しい岩山から広がる美しい景色、見逃さなくて本当に良かった!


再びモナコ公宮殿前の広場へ。広場の雰囲気にぴったりなスノッブな観光トレインが停車していました。乗りたかったところですがなかなかの混雑ぶりだったので、ここはあきらめて、、


もう1つの絶景ポイントへ向かうため旧市街の細い道を歩きます。橙系の建物が続くこの辺りの雰囲気はコートダジュールそのもの。


ただ、どこも小綺麗でやっぱりモナコ感でてます。


さて、こちらが絶景ポイント、Panoramic view of Monaco。先ほど坂を上がってきたとき見えていたポール・エルキュル港の全景を望めます。そのスケールの大きさには圧倒される感じ。


青く輝く地中海に白いヨットたち、立ち並ぶ高層建物と岩山の絶景、この景色だけでもバスに飛び乗った価値がありました。


再び歴史地区に戻り、モナコ大聖堂へ。白い石で造られたローマ・ビザンチン様式のカトリック教会です。大きい。。


横から。この華奢な十字架が素敵です。


そして正面から。まさに威風堂々。


内部です。とにかく高いアーチ型の柱が印象的。


そして白い大聖堂の隣にある蜂蜜色の建物は、


裁判所。入口の両側にある優雅な階段が印象的。


せっかくなので?階段にズーム。細かい彫刻が施されていています。


最後の目的地に向かうため再び旧市街の街歩き。どのレストランもやっぱりテラス席が人気。


おっ!?クマだらけのバルコニーが!


窓際にも。ここまで並ぶと若干シュール(笑)


旧市街の外れのほうへ行くと宮殿のように上品なクリーム色の建物が多くなってきます。


最後の目的地は、旧市街の入口のモナコ王室御用達のChocolaterie de Monaco。が、写真を撮るの忘れました。しかも買ったチョコレートもorz...  王冠型のチョコレート、美味でした!


さて、そろそろニースに戻る時間です。まずは駅を目指して歩き始めますが、旧市街から駅までの道のりは、高低差がかなりあり、2次元のGoogleマップで示されるルートは分かりづらく、不安な気持ちで歩きます。にしても地面のタイルがピカピカで綺麗、さすがセレブな町、モナコです。


ユニークな曲線を持つ建物、マンションかな。


しばらく歩くと、Mちゃんが「駅」印の看板のある入口を見つけます。まだ駅のある場所ではないのですが地下通路のようになっていて、、


あっという間に駅に到着!googleマップに示された半分の時間(15分ぐらいだったかと、しかもルートもまったく違っていた^^;)しかかかりませんでした。見落とし注意です!


改札もなかったので、行きに買った(買わされた?)復路のチケットも無事使えました。
ゴージャスな雰囲気なモナコ・モンテ=カルロ駅のプラットフォーム、最後までセレブなモナコでした。 


ちなみに帰りもニース・ヴィル駅まで行ってしまい(ぼーっとしすぎ)1駅戻って無事、アパートに帰ってきました。


しばしバルコニータイム。薄暮の中、船が港へ戻ってきます。


黄昏という言葉の通り、山沿いの家々が薄黄色に染まります。


静かな港を見ながらこんなまったり過ごせるのも今日が最後だと思うと切ない。。


だんだん赤く染まってきました。


カモメさんもお家に帰るところかな。いろいろ浸りながらこの旅最後の夕焼けを堪能したのでした。


さてすっかり暗くなったので、この度最後のディナーに向かいます。やっぱりこの店、3回目のワインバー、ルージュ一択です。ちなみに、せっかくキッチンつきのアパートを借りたのに、このお店のせい?でほぼ自炊ゼロorz... いろいろ持ってきてたんだけど(笑) 


ラストなので美味しかったものをもう一度ということで、、


タコのグリル!ポテトもたまらない。


あつあつとろーのコロッケもアゲイン。


軽めの赤ワインを追加。


こちらはインスタで見て食べたかったマテ貝。最終日にやっとメニューから見つけられた(笑)
スープをパンにつけると絶品でした。


そしてこちらはデザートのレモンクリーム。マントンのリベンジをここで果たせました!爽やかで美味しかったです。最後にすっかり顔見知りになったスタッフにお土産用(アパートオーナーに。お世話になったけど会えなかった)にもってきた抹茶クッキーをプレゼントしたら、ものすごい感激された(笑)。日本に支店だしてねというお話をして別れました。


最後の夜なので、バルコニーでもう一杯!いろいろありましたが、今回も良い旅でした。


最後にもう一度モナコ公国の美しい景色を


カジノとかF1とかセレブのイメージが強すぎて、私が行ってもどうかなと思っていたのですが、短い滞在でもとっても印象に強く残る景色がいっぱいで行って本当によかったです。やっぱりまだまだいろんな国行かなきゃと思うのでした。

コメント
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