午後は2つのシャトーを訪問します。この2つのシャトーを選んだのはサンテミリオンの生産者達が来日して自ワイナリーのワインを売り込むという会合に潜り込み、数多く試飲した(笑)中で、気に入ったワインの生産者だったからです。シャトーへ見学のアポどりはフランス語が堪能なKちゃんにすっかりお任せしてしまいました。Kちゃん、改めてありがとうございます!
まずはじめに訪問したのはChâteau Clos de Sarpeです。
シャトーというよりワイナリーな雰囲気。チャーミングなオーナーの孫娘さんに出迎えてもらい案内してもらいます。
葡萄の丈はちょっと高めに揃えられていました。
そして結構しっかりした古木が多かった感じです。
ステンレスタンクとコンクリートタンクが並びます。丁寧に生産工程をわかりやすく教えてくれます。
ベージュの石壁と樽がいい感じ。午前中のワイナリーもそうだったのですがボルドーのワイナリーに比べ本当にこじんまりとした家族経営的な雰囲気です。
お話を聞くと他のご家族の女性も頑張っている感じだったので、アッサンブラージュ(葡萄のブレンド)もやるんですか?って聞いたら、それはおじいちゃんに全然やらせてもらえないのよぉって。やっぱり封建的なところもあるようでした。可愛いらしい木箱。
そして試飲の場所でKちゃんと孫娘さんがガチに撮影しているのが、、
Kちゃんがお土産として選んでくれたこの素敵な西陣織のワイン包みとマットです。
お土産を渡すと嬉しそうにすぐ開封、本当にわかりやすいぐらい感激してくれて早速ワインを包んでみてくれたのでした。Kちゃんのハイセンスなお土産セレクトにまたまた感謝です。
すごく気に入ってもらってわかりやすいぐらいテンションアップしていただき、、この笑顔です。ちなみに試飲のため開けてくれたワイン、そのまま持って帰っちゃって♪と太っ腹でした(笑)
ワイン買いたいですっていったら車までこのお店に連れて行ってくれました。レストランもやっているようです。
こちらがお土産用。好きなビンテージの組み合わせで購入できました。
すごい幸せ気分でホテルへ戻ります。途中村外れの遺跡、
はじめ見た時は壁だけでびっくりだったのですが、こうやってみるとそれはそれでなかなかよい雰囲気。
葡萄畑と石壁越しに見える緑、青空と素敵なコンビネーション。
このあたりの重厚な石造りの家々もよい感じです。
お部屋でしばし休憩。お土産ワインといただいた試飲ワイン、まるっと残ってます♪
次に17時に約束していたLe Château de Ferrandへ。
こちらはシャトーらしく立派な感じ。
案内してくれる女性も黒のきちっとしたワンピースにヒールの靴。
見学コースも内容もシステマチックな感じ。
ついつい欲しくなる木箱の可愛らしさは他のサンテミリオンのシャトーと一緒ですが、、
量が違う(笑)
さてさて、試飲は葡萄畑を向かいにしたスタイリッシュな場所(斜めってしまって素敵に見えないのですが素敵なとこでした)
ビンテージが違う垂直飲み。タンニンがしっかりです。
こちらが飲んだワインのボトルさん。こちらもお気に入りのビンテージのものを購入。
全体にとにかくそつのないオペーレーション。
お土産を渡してもどなたに渡します!?って素っ気なく、、まぁそうなりますよね、ちなみに案内してくれた女性、学生のバイトだったみたいな記憶。見学コースも試飲もいろいろ工夫してあってもちろん感じ良い接し方で悪いとこないんですが、Château Clos de Sarpeの対応があまりにも温かくて触れ合った!って感じだったのでどうしても物足りない感がでてしまいました。順番が逆だったらよかったのかも。でもやっぱりワインは美味しかったです。