シチリアに行きたい、、とモンタルチーノ

2008年6月14日~6月22日シチリアとモンタルチーノに行った旅行記です

2012年6月7日午後 チンクエテッレ

2012-09-15 10:50:26 | 旅行
ずっと来たかったチンクエテッレ。ここは、海沿いの点在する5つの漁村、さきほど後にしたポルト・ヴェネーレとともに世界遺産に登録されています。信じられないような崖沿いに作られた葡萄畑はここの厳しい歴史を教えてくれます。下の写真はまさに私のイメージしていたザ・チンクエテッレ、海からみたリオマッジョーレ村です。


ポルト・ヴェネーレを出発した直後、ピンクの岩肌とそそり立つ崖に建てられたお城というダイナミックな景色が。


大きな橋をもつ小さな村も通り過ぎます。


いよいよリオマッジョーレ村が見えてきました。


翼を広げた鳥のように崖沿いにへばりつくようなカラフルな家々。あまりの美しさに感動。


どんどん村に近づいてきます。


ここはチンクエテッレの5つの村の中でも2番目に大きな村。断崖の船着き場で多くの人々が下船します。


10分ほどの停船でまた海へ出発します。家々の後ろには美しい葡萄の段々畑が広がります。その美しさの反面、以前テレビで見たこの土地に葡萄畑を作り、働く厳しさを思い出します。


リオマッジョーレの全景をもう一枚。今回乗り換えた船は小さいので海面に近く、波と海風そして強い日差しを直接感じます。素晴らしい風景を見ながらちょっと興奮状態になってしまい、、思いっきり日焼けました。。


次はマナローラ村。


そしてコルニーリア村(たぶん、、)ここには停泊はしません(できません!?)


続いてはヴェルナッツァ村。ものすごい崖とその崖に一体化した石造りのお城のようなレストランが印象的。


ここの船着き場は砂浜がありました。ここにもカラフルな家々が並びます。教会が素敵で絵葉書のよう。明日はここをじっくり歩こうとおもいます!


本当に海がきれいでした。


さて、いよいよ5つめの村、モンテロッソ・アル・マーレに向かいます。一番大きな村で、ホテルも多いので私たちはここに滞在します。


予定どおり16時過ぎにモンテロッソ・アル・マーレ村に到着!砂浜も広く今までの村とは雰囲気が異なりますが、高い塔が素敵な場所、すぐに気に入ってしまいました。


ここで乗ってきた船にお別れ。ラ・スペツィアからの2時間弱の船旅は気持ちよくて本当に素晴らしかったです。海から見る村は感動的に美しく、チンクエテッレへのこのアクセス方法としては絶対におすすめです!


この村は2つのエリアに分かれていてトンネルでつながっています。トンネルをくぐり、ホテルがあると思われる方向へ。ビーチが広がり、まさに南国リゾート!本当に朝まで山の上にいたのが嘘みたいです。にしても陽射しも強く、、ちょっとスーツケースを運ぶのが辛い感じ。。


海沿いにはオープンカフェもいっぱい。ここで飲んだら美味しそう♪


通りの反対側は花に彩られたカラフルな家々。


インフォメーションセンタに立ち寄りつつどうにか宿泊する「Affittacamere La Villa Degli Argentieri」へ到着。ピンクの可愛らしい建物。


海沿いのホテルらしくドアには海老さん。部屋は明るくて素敵なのですが、海側の部屋ということだったのに木が邪魔をして海が若干みにくく、、テンション低下。


まだ明るいので村を散策することに。この景色見てやっぱりテンション上がります!


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2012年6月7日午前 ポンテシエーベからラ・スペツィア、ポルト・ヴェネーレへ

2012-09-09 22:17:12 | 旅行
海から見たポルト・ヴェネーレ。ラスペツィア湾沿いの半島の先にあり、その名はイタリア語で女神の港という意味だそうです。リグーリア湾でもっともロマンティックな場所と言われ、あのバイロンが愛した土地でもあります。


さて、遡ってアグリでの最後の朝。美味しい朝食を若干巻き気味に堪能し、親切なスタッフやゾーイ達にもお別れを言って、お迎えの車に乗ってポンシエーベ駅へ。のんびりすることが充実するという2泊3日、貴重な体験でした。
今日はここから海沿いの世界遺産、チンクエッテレに向かいます。
まずは、チンクエッテレの玄関口であるラ・スペツィアまでの切符を販売機を購入。うっかり20ユーロ札なんかを使ってしまったら、、お釣りの代わりにこんな紙が、、何々?とおもってネットで検索(今回は海外パケホーダイ利用)、販売機におつりが出ないときに発券されるそうで、窓口に行けば換金しててくれるそう。ネットは本当に便利。


列車はちょっとキタナメ。。


まずはフィレンツェの駅で先ほどの券の換金。このかなり大きな駅員さん、とても親切でした。


ラ・スペツィアまでは各駅電車。車内でピザに行く日本人のご夫妻とと一緒に。モロッコから1月以上かけて車で旅しているとか。素敵なご夫婦でした。途中かなり混んでいろんな人と相席になり多少の会話。地元の方にジプシーには用心するようにと忠告をいただきました。気をつけなきゃです。
列車で美しい景色を楽しみながら昼過ぎにラ・スペツィア駅へ。今までの山村から一挙に南国の港町!。ここからポルト・ヴェネーレまで一気にタクシーで行こうとおもったのですが、ラ・スペツィアの船着き場で降ろされちゃいました^^;


ポルトヴェネーレ行きの船が出るのは14時15分。それまで白ワインとホットサンドで簡単な昼食。美しい海を目に前にして食べるとごちそう気分。


さて、いよいよ出航。スーツケースを置く場所もどうにか確保。お天気も良くて快適なクルーズになりそう!


かっこいい黒いクルーザー。どんな人が乗っているんだか。


海沿いの可愛らしい町。


船は二階建てでこんな感じ。大きめな船なのでゆったりです。ここでなんと関西系のおばさまに遭遇。スイスを根拠地にしていろいろ回られているそうです。このポルトヴェネーレにも数回目の滞在だとか。お話を聞く限りかなりの資産家のよう、、世の中にはスゴイ方いらっしゃいますね。。


太陽を浴びた地中海は美しい青緑!


城壁に囲まれた小さな島を発見。いろんな事件が起きていそう。。


いよいよポルト・ヴェネーレが見えてきました。


回り込んで全景!


近づいていた景色のあまりの美しさに感動。夢中で写真撮っちゃいます。


ポルト・ヴェネーレは色鉛筆のようなカラフルな細長い建物が連なる明るい港町です。高台にはサン・ピエトロ教会が美しくそびえます。


まさに絵葉書のよう。


ここで一旦船を降り、最終目的地であるモンテロッソ・アルマーレ行きの船に乗り換えます。今度は小さめな船です。


ポルト・ヴェネーレのカラフルな建物が遠くなっていきます。青緑に映え本当に美しい。いつか滞在したい。。


最も先端には城壁に囲まれた縞々の教会が。


海に突き出したダイナミックな姿です。


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2012年6月6日午後 ポンテシエーベ ~アグリツーリズモ~

2012-09-08 15:33:56 | 旅行
満腹の午後はプールサイドでまったりと。美しいトスカーナの丘陵と青空にぽっこり浮かぶ雲はほっこりさせてくれます。非日常な極楽。


読書はオリーブ畑の中で。


ついつい本より空を見てウトウト。。


一旦部屋に戻り、18時からのアグリのワイナリーを案内してもらうツアーに参加するため再度出発。部屋へ続く階段の前でゾーイとニャンコがお出迎えしてくれます。相変わらず微妙な距離感。


母屋カサベラで案内してくれるナオミさんと待ち合わせ。日本語が話せる「ナオミさん」とお聞きしていたので、日本人の方とばっかりおもっていたら、外見上はどこからみてもイタリア人。イタリアと日本のハーフの方でした。とくにかくざっくばらんな話し方でとてもフレンドリー。すっかりファンになってしまいました。


はじめに葡萄畑で葡萄の説明をしてくれます。すごいスムーズな説明ですが、初めの頃は「日本語めちゃくちゃで発酵を腐らせるっていってた~ゲラゲラ」とすごい明るいくて楽しい方でした。


いろいろしていただいた話の中で、ビオワインの認定を受ける難しさはかなり興味深かったです。ビオというと単に農薬を使わないとか酸化防止剤とか使わないということと考えていたのですが(といってもそれも大変なことですが)、自然の要素でも酸化防止させてしまう成分もあり、そこの対策も大切だとか。ですので、ここのワイナリーでいろいろ工夫してどうにかビオワインに成功、でもがその話が広がると近所のワイナリーからそんなわけがない抗議?やチクリ(口文まま)がビオ認定をする協会に寄せられるそうです。イタリア人というと陽気でおおらかなイメージだったのですが、めちゃくちゃ嫉妬深い面もあるそうです。
さていよいよワイナリー見学。


ステンレスタンクと樽を使い分けていました。


めずらしい四角の樽とナオミさん(ボケちゃっていますが^^;)
お子さんもいるとは信じらられないスリム&若々しさ。お子さんたちは日本食が大好きだそうで「でも高いから大変よぉ!味の違いにもうるさいしいぃ(笑)」


歴史のありそうな古いカーヴ。


樽にはここのシンボルのレバノン杉。


ワイナリーの片隅にはバルサミコの樽も。バルサミコも葡萄からですものね。


外にはステンレスタンクが並んでいました。


続いて風車へ。風車までのは道のりでナオミさんの楽しいトーク。このアグリ周辺の山ではトリュフもとれるそうでトリュフ犬の話に。ちなみに「ゾーイは?」「あの犬はほんと全くなーんの役にたたないよぉー。」とバッサリ。


風車の内部。イタリアで稼働している数少ない風車だそうです。
「でもオランダ人に小さいぃーって笑われちゃったんだよねーー」


風車の上の歯車。なぜかここで使わないときの風車の回転を止める仕組みが外れれていることが発覚。急いで同僚に電話するナオミさん。
「えー私やるのやだよぉー。私の責任になっちゃうもん」なんかすごーく親近感。


謎の風車事件とみんなでケラケラ笑いながら風車を後にします。


さて、今夜のディナーはピザナイト!このピザ窯で焼くそうです♪


準備ができるまでロゼ。もちろん見学した葡萄畑やワイナリーでできたもの。そう考えると美味しさが倍になります。


野菜たっぷりの前菜ビュッフェ。


出来たてのピザをワイナリーの白や赤ワインと堪能します。いろんな種類を次々と焼いてくれるのですが、さすがにそんなには食べれない、、また満腹になってしまう夜でした。。



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2012年6月6日午前 ポンテシエーベ ~アグリツーリズモ・お料理教室~

2012-09-07 08:59:59 | 旅行
旅行では日常では考えられない行動をしてしまうものです。。ということで(?)この日はなんとお料理教室に参加。日本ではまったく行ったことも、行くことを考えたことすらないのですが、、。しかもどうやら参加者は私とKちゃんの二人だけ。どうなることやら。。
若干緊張しながらお料理教室が開催されるこの黄色い建物へ。迎えてくれたのはものすごくちっちゃなおばあちゃん。勿論、言葉は通じません、、まずは、お伴をしてくれたゾーイ(黒ワンコ)が若干手荒く追い返されます。そして、手招きで一緒に畑へ。


お料理教室のスタートは収穫作業から!ほうれん草に似た葉っぱを摘みます。かわす言葉は「タント!タント!」、もっといっぱいいっぱいと促され山盛り収穫です。


お隣のビニールハウスではハーブを収穫。


こちらがお料理教室のお部屋。外が明るすぎるので写真では暗く見えちゃうのですが、素朴ながらなんともセンスの良いイタリアの台所という感じです。


まずは大量の葉っぱを洗いながら厳密に選別。おばあちゃんは妥協を知りません(笑)


特に説明もなく(説明されてもわかりませんが^^;)まずは、ティラミスづくり。マスカルポーネチーズを使ってクリームを作り、市販のビスケットを敷きながらつくります。いろいろ手振り身振りで教えてくれるおばあちゃんはかなりチャーミング。


次は、さっき摘んできたハーブとニンニクを刻んで、


大きな骨付き豚肉に切り込みを入れ、詰め込みます。


フライパンでたっぷり白ワインを入れながら焼きます。いい匂い!


次にラビオリづくり。まずはゆで上がった葉っぱにチーズを混ぜてアンコ?づくり。


そしてパスタもつくります。勿論人生初。この粉を入れる箱もそんなのですが、さりげなく可愛いキッチングッズ多しです。


玉子を入れて


よく練り込みます。


パスタ伸ばし機でパスタ伸ばします。何回か繰り返すとこんなに長ーくなります。


そこにアンコを並べ


ぎざぎざにカットしていくとラビオリの出来上がり。


相変わらずおばあちゃんのタン!トタント!指導でこんなにいっぱい作っちゃいました。


パスタソースはバターとハーブなシンプルなもの。


寸胴鍋でたっぷり茹でます。


さていよいよ試食タイムです!


白いお皿と緑のキッチンウェアがすごくセンスいい♪


お肉も美味しそうに焼き上がりました!


白ワインとともに、できたてのラビオリとお肉を堪能。真ん中のは余った葉っぱをオリーブオイルで炒めたもの。これが絶妙に美味しかった。ただ、何分量が多く食べきれませんでした。。おばあちゃんはちゃんと冷凍、およびニャンコに食べさせる物を分別して無駄にはしない感じでした。さすがです。


ティラミスとデザートワイン。


デザートワインは可愛いラベルです。


最後に記念撮影。すごく笑顔がチャーミングな可愛らしいおばあちゃんでした。イタリアのマンマってこういう感じなんですね。


満腹でお料理教室を後にします。はじめは若干不安がありましたが、言葉が通じなくてもまったく問題ない楽しいお料理教室でした。(写真ばっかりとっていて若干Kちゃんには怒られましたが^^;)


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2012年6月6日朝 ポンテシエーベ ~アグリツーリズモ~

2012-09-01 12:00:23 | 旅行
気持ちいの良い朝です。空気も美味しい!


朝、黒ニャンコが挨拶にきてくれます。昨晩持ち帰ったチキンをおすそわけしたおかげで、すっかり懐いてもらえました。


真っ青な空に飛行機雲。宿泊棟の後には山々が広がります。


オリーブ畑の上にもくっきり飛行機雲。薄い雲の曲線と直線とで素敵な模様。


さて、朝食場所へ向かいます。まず黄色い花が迎えてくれます。


朝食は建物内のウッディーなダイニングで落ち着いていただくこともできますが、、


こんないい天気、勿論テラスのテーブルで!


建物の壁に可愛い白い小花。


Kちゃんが見ている景色は、、


こちら。この景色をみながらのコーヒーは抜群に美味しかったです。


朝食はパンの種類も豊富、イタリアのホテルでは珍しく野菜や生果物も充実して満足度高いです。特にジャム(たぶん自家製)が美味しい♪


美味しいパン狙いのスズメっこ。


ついついマフィンをおかわり。


さて、腹ごなしにお散歩。このアグリにはプールもあります。


午後は、なだらかに広がるトスカーナの景色も楽しめるプールサイドでゆっくりしようかな。。


プールバーもあります♪


ここの葡萄は有機栽培とのことで自然に近い感じにしてあります。葡萄ト葡萄の間の赤い花が可愛らしい。


白い花も咲き誇ってました。


昨日はシルエットだった風車。青空に映えます。


ラベンダーも。色とりどりの花々がいっぱいです。


この辺の葡萄畑は特に日当たりよさそう。。美味しいワインになるんじゃないかな。朝から飲みたくなっちゃいます。。


葡萄畑越しの風車。絵になります。。なんかすっかりアグリの宣伝ページになってしましたが本当に素敵な場所なのです。なんかシアワセ。。


空も久しぶりにゆっくり見ちゃいます。旅行ってやっぱりいいなぁと思う朝でした。。




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