今日はお盆初日は、夜、家内の安曇野市穂高の実家へ。
息子にとっては、同い年と少し上の名古屋にいる従兄弟と会える貴重な時間。
2才二人と、4才一人。久しぶりに会うのに本当の兄弟のようで、色々刺激をもらうようです。
日頃嫌がる歯磨きも見習ってしっかりできました。
お義父さんと、お兄さん二人とは、近況について、社会について、色々お話をしました。
私も刺激をもらった夜でした。
長野県森林づくり県民税の、今までの5年間とこれから5年間について、
県による説明会が松本で開かれ、聞いてきました。
森林税の基本的目標は、
◯土砂災害の防止、水源林の保全するための里山の森林整備
◯間伐材の利活用を促進し、持続可能な森林づくりの仕組み構築
今回の大きな見直し事項は、
◯水源林の保全
◯今まで木を利用できない切捨間伐支援に加えて、利用できる搬出間伐支援も行う。
具体的には搬出経費、作業道の補修などを支援するそうです。
いろんな意味で間伐は必要です。
いろんな意見、質問が出て、いろんな問題があるのもわかりました。
様々な方と情報交換しながら、自分たちのできるところから、
少しずつでも進めていくしかないと思います。
今日は、波田の御宅のお引渡しをさせて頂きました。
色々新しいことに挑戦させていただいた計画でした。
斜めの配置。
正方形総2階29坪プラン。
高さを抑えた1階と斜め天井の2階リビング。
新しい素材、杉のパネル。
県産唐松の外壁などなど。
そして、
フードドリンク付き夜の展示会。
内覧会やその後ご案内した方々にもいいご感想を頂き、
一つ新しい住まいの提案ができたと思います。
オーナー様ご主人は「すごい!」の一言。
「お見せしますから、お客さん連れてきてください!」
と奥様から有難いお言葉も頂きました。
「今度お祝いやりましょう!」
と、笑顔で言われ私が喜びを頂きました。
先週末、ある現場において解体前のお祓いを執り行いました。
多くの現場は解体後新築工事前に地鎮祭として、一括して神事を行いますが、
今回は、蔵と一体となっている離れと、倉庫、車庫のみならず、
井戸、池、外便所、木などがあったので、お施主様の意向もあり、
神主さんに依頼し、お祓いを執り行うこととなりました。
ちなみに写真の奥に写っている蔵は、
離れ解体後、屋根を補修し再び蔵として利用します。
今回の計画は、息子さんご家族が同居されるということで、
昭和初期に建てられた母屋の大改修計画からはじまりましたが、
地震等もあり、敷地内全体の計画に発展し、最終的に、
既存にあるものを整理し壊したりして、
離れを新築で建て、母屋は少しの改修にすることとなりました。
代々受け継がれた土地に、これからも何代も住み続けられるよう、
将来のことまで考えて計画を立てました。
何期にもわたる工事のスタートです。
お施主様も感じられていたようですが、
私もいよいよ始まると、実感が湧いてきました。
今日は、長野市に自立循環型住宅の講習会に、
スタッフ総勢7人で来ています。
自立循環型住宅のとは、
極力自然エネルギーを活用した上で、
建物の設計と設備機器の選択に注意を払うことにより、居住性や利便性の水準を向上させつつ、
居住時のエネルギー消費量(CO2排出量)を2000年頃の標準的な住宅と比較して50%にまで削減可能で、
現時点(2012年)において十分実用化できる住宅
とのことです。
先進的な技術ではなく、
今までも馴染みのあった要素技術を再検証し、
計量的に効果を実証できたものを勉強します。
大きく分けると3つの分類
A自然エネルギー活用技術
B建物外皮の熱遮断技術
C省エネルギー設備技術
先進技術、設備機器ばかりに頼るのではなく、
やはり、この3つのバランスがとれた設計をし作るのが、
住宅建築には必要だと私は思います。
テキストは、A4で440ページ、時間は10:00~18:00と、
ボリュームはかなりありますが、
今まで知っている技術や新しい技術、
最新の数値的な話しも多いとのことですので、
改めて頑張って勉強していこうと思います。