AKB48の旅

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「ネ申テレビ Season 13#10 13期 14期 研究生合宿 第六章 ダンスレッスン編」

2013年11月13日 | AKB
13期14期研究生合宿のラストは、ダンスレッスン。講師はたぶんお馴染みのNATSUKA先生。課題曲は、やはりお馴染みの「Two years later」。というわけで、このダンスレッスンが、研究生にとっては、いちばん違和感というか抵抗感というか、そういう距離感みたいなものがない感じに見える。

やはりここでも、岡田奈々さんの真剣な表情と集中力が印象的。他のメンバーへの指導時にも、指示待ちで突っ立ってるメンバーがいる一方で、自分に対してではない先生の指摘に、1人反応してるのが、見切れとかで写ってたりする。この辺りの絵の選び方には、たぶんだけど、編集サイドの意向が入ってるように思う。

NATSUKA先生の教え方も合理的なもので、2グループに分けて、互いに相手のグループの問題点を指摘させ合うというやり方が秀逸。そして、12人の全員が「打てば響く鐘」なのが、見ていてなによりの驚き。みんな本当に優秀だわ。先生の講評が「伝わるのが分かって、感動しました」と絶賛なのも頷ける。これは逆に見れば、通常だとそうじゃないとも取れるわけで、他でもない、この研究生達が別物であることを示唆してると見なせる。

というわけで、研究生合宿企画を見終わっての総評、というと何かエラソだけど、上から目線で言ってしまえば、とにかく全員のレベルの高さが、何より印象的。講師陣の指導に、リアルタイムで追随できると言うことの、このとんでもなさ。集中力と向上心、真摯さが半端ない。これだけ基礎能力が高ければ、一般的な学力とか職業とかでも、どんな方向性を目指しても、高い確率で成功できるんじゃないかと思う。

もちろん、その中でも上下はしっかりあって、やはり噂通り、「三銃士」はただ者ではなかった。特に繰り返しになるけど、誰よりも印象的だったのが岡田奈々さん。「真面目」というのは聞いてたけど、むしろ特徴的なのは、圧倒的な集中力と飽くなき向上心のように見受けられた。

西野未姫さんは、常に全力な姿が、SKE須田さんを彷彿とさせる。ちなみに須田さんは常人のレベルではないので、その須田さんに比肩できること自体がとんでもないこと。ただし、時折見せる、泣きに逃げようとするそぶりは、ちょっと気になったかも。

小嶋真子さんは、一見普通に見える。けれども秘めた情熱という言い方は当てはまらないけど、月並みな表現だと、意識が高い、ぶれることなく高みを目指す、みたいな、なんだろう、芯の強さかな、そういう何かを感じさせてくれる。この感触、何となく覚えがあるなと思い返してみて、たぶん「PARTYが始まるよ」の頃の前田さん、高橋さんの根幹みたいな部分に、なんとなく似てるのかな。

この3人が14期研究生として一緒にAKBに入ってきたのには、私だけじゃないと思うけど、どこか運命じみたものを感じざるを得ない。そしてもちろんのこと、このタイミングで峯岸さんが研究生に降りて来たこと。運というものに特別の思い入れがあるだろう、秋元氏の目に、この状況がどう映っているか。容易に想像が付きそう。

そして同様のことは、HKTにおける田島さん、朝長さんの加入と、さっしーの移籍にも言えるわけで、ここから「てんとうむChu!」までは、ひとっとびであることが分かる。