一ファンとして、外部の人間として、あれこれ思うのは勝手でも、上から目線で意見するのは筋違いなんだろう。それ以前に、事実関係がどうなのか、その正確なところも分かっているとは言えないし、現場の因果関係なんて見えるはずがない。それでも、一般論のふりをして、以下書いてしまおう。
まずは、これがAKBの宿痾であり、骨絡みであるということ。office48という人脈が、そっち方面(グラデーションのどこら辺かはともかく)に片足以上を突っ込んでいたのは明らかのようだし、明らかにされている戸賀崎氏の経歴にも、その影がはっきり刻まれてる。
そういうグレーゾーンを物事の出発点にすること自体は、間違いとは言えないし、むしろ未知の可能性を追い求めるという姿勢とは相性が良いとも言える。そもそもにして芸能ごととは、にして歌舞伎者なんであり、そういうエッジにしてリムワールド、境界領域からの異界(=魔界)のパワーの発露という性質を持つものだった。
けれども、ひとたび成功を収めて社会的に認知されたなら、しかもAKBのように、社会に大きな影響を与えるような、それこそ「公器」と呼べるまでになった、そういう存在であるならば、やはり社会常識は弁えなければならない。当然の義務として、コンプライアンスを求められることになる。
スタート地点ではむしろ必要だった、誇張表現としての闇の部分だったかもしれないけれど、公器にまで至ったからには、少なくとも表面的には、闇は消し去らねばならないし、積極的に消滅させる努力を、「見せる」必要に迫られる。
もちろん、きれい事では済まない部分もあるだろうわけで、けれどもそういうヨゴレ仕事は、表から見える場所に置いておいてはいけないもの。闇とは表に出られないからこその闇なんであって、闇に潜んでいてこそ存在価値がある。それが日の当たる場所に晒されてしまえば、腐臭を放つだけのものに成り下がる。
秋元氏にその権限が与えられているなら、そういう大鉈を振るうだけの見識も膂力もあるかも知れない。けれども、常々「経営にはタッチしていない」と明言してることだし、そこは最初から意図的に距離を置いていた、避けてたと見えなくもない。それ以前に、そういう表面的なキレイゴトを、面白いとは思わない可能性が高い。そんな面白くないことに対して、秋元氏が果たして汗をかこうとするだろうか。
けれども、スルーすることは、蟻の一穴を見過ごすことに他ならない。誰も責任という名のリスクを取ろうとせず、利権にしがみつくことに汲汲とするのであれば、それはこれまでも幾度となく繰り返されてきた、日本社会の悪弊に取り込まれた、そういうことになるのかも知れない。
まずは、これがAKBの宿痾であり、骨絡みであるということ。office48という人脈が、そっち方面(グラデーションのどこら辺かはともかく)に片足以上を突っ込んでいたのは明らかのようだし、明らかにされている戸賀崎氏の経歴にも、その影がはっきり刻まれてる。
そういうグレーゾーンを物事の出発点にすること自体は、間違いとは言えないし、むしろ未知の可能性を追い求めるという姿勢とは相性が良いとも言える。そもそもにして芸能ごととは、にして歌舞伎者なんであり、そういうエッジにしてリムワールド、境界領域からの異界(=魔界)のパワーの発露という性質を持つものだった。
けれども、ひとたび成功を収めて社会的に認知されたなら、しかもAKBのように、社会に大きな影響を与えるような、それこそ「公器」と呼べるまでになった、そういう存在であるならば、やはり社会常識は弁えなければならない。当然の義務として、コンプライアンスを求められることになる。
スタート地点ではむしろ必要だった、誇張表現としての闇の部分だったかもしれないけれど、公器にまで至ったからには、少なくとも表面的には、闇は消し去らねばならないし、積極的に消滅させる努力を、「見せる」必要に迫られる。
もちろん、きれい事では済まない部分もあるだろうわけで、けれどもそういうヨゴレ仕事は、表から見える場所に置いておいてはいけないもの。闇とは表に出られないからこその闇なんであって、闇に潜んでいてこそ存在価値がある。それが日の当たる場所に晒されてしまえば、腐臭を放つだけのものに成り下がる。
秋元氏にその権限が与えられているなら、そういう大鉈を振るうだけの見識も膂力もあるかも知れない。けれども、常々「経営にはタッチしていない」と明言してることだし、そこは最初から意図的に距離を置いていた、避けてたと見えなくもない。それ以前に、そういう表面的なキレイゴトを、面白いとは思わない可能性が高い。そんな面白くないことに対して、秋元氏が果たして汗をかこうとするだろうか。
けれども、スルーすることは、蟻の一穴を見過ごすことに他ならない。誰も責任という名のリスクを取ろうとせず、利権にしがみつくことに汲汲とするのであれば、それはこれまでも幾度となく繰り返されてきた、日本社会の悪弊に取り込まれた、そういうことになるのかも知れない。