AKB48の旅

AKB48の旅

極上空間 田村淳X高橋みなみ 未公開トークSP

2013年11月18日 | AKB
どっちかというと淳さんメインというか、人生経験から言って当然か。「ロンブー結成秘話」がなかなか面白かったのと、たぶん外交辞令ではない、公演曲を想定した上で「AKBは楽曲が良い」という、マジな評価を語ってくれてた。

新情報と呼べるのかどうか分からないけど、"Baby! Baby! Baby!"の時点での危機感と、次は「脱がされるんじゃないか」とびびったという話が興味深かった。当時のAKB消滅の危機みたいな話は、あちこちで語られてるんだけど、「脱がされる」危機感というのは、なんとも生々しいというか、やはり「そういう」感覚が身近にあることが伝わってくる感じ。ああ、芸能界だなと言うか。

「総監督」というアイコンという自覚、AKBの公的代表であるという自覚が、ご本人の口から語られてたことは、何よりの収穫かな。やはりという感じと、そこに気づける高橋さんの賢さがよく分かる。もちろん、そこには秋元氏の指導があるんだろうけど、教わるべき事に気づけるかどうかは、ほぼ資質なんであって、当人が「持ってる」かどうかが何より重要であるというのは既述。

あとは、思いっきり意訳して「AKBの高橋みなみ」と「歌手高橋みなみ」の葛藤について語ってて、それに対して淳さんが、その分析の的確さと、考え方の老成ぶりに驚いてたけど、これもやはり背後に、秋元氏との対話があるんじゃないだろうか。以前書いた"Jane Doe"の「当て書き」が正にこれに当たることになる。

そして、働き過ぎの秋元氏を気遣う言葉が、何というか、暖かい。篠田さんもそうだったけど、秋元氏に寄せる信頼と敬意、そして高橋さんの場合には、加えて家族のような身近さなのかな。