AKB48の旅

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「賛成カワイイ!」MV

2013年11月23日 | AKB
「賛成カワイイ!」

楽曲が分かり易すぎるくらいのストレートなのに合わせてか、MVもストレートそのもの。これで無問題だし、奇を衒う必要なんてこれっぽっちもない。ロケ地はタイのパタヤらしいんだけど、異国情緒も南国情緒も、見ていてほとんど意識に登らない。象がやたらに映ると、そこだけなんか「変」な感覚になるけど、それも吹っ飛ばして、結局、元気いっぱい感しか残らない。

こういう曲調にしてMVということになると、なんでタイまで行ったのか、外国ロケの理由を邪推したくなるところ。選抜メンバーにはご褒美、スタッフには慰安旅行、そんなあたり?

「ここで一発」

この二人のユニットを出してきたのは素晴らしいと思うけど、なんでMVが営業どさ回りになるんだろう。ここは思いっきりスーパースター演出で行くべきと思うのは、私だけ?そして最大の問題は、須田さんがちゃんと「だーすー」なのに、なんで松村さんは「つーまー」なのか。謎だ。

「いつのまにか、弱いものいじめ」

高校の部活に、女子高生トーク、告白模様。平凡と言えば平凡だけど、なんか非現実感があって、なのにそれがあんまり面白さに繋がってないような。もうちょっとリアル感があっても良かったんではとか思ってしまうし、逆に、アニメ的な方向に振って、胸キュンな要素をまぶすなんてのはどうだろうとか、まあ、不満とかではないのだけどね。

「カナリアシンドローム」

アイドル三原則は「笑顔」「爽やか」「清純」という掴みが面白い。MVとしては何と言うか、脈絡がない感じだけど、MVとしての目的がそこにないのは明らか。コンセプトは、選挙結果に対するご褒美と、ファンへの慰労という感じかな。そういうのは悪くないと思う。

「石榴の実は憂鬱が何粒詰まっている?」

これは素晴らしい。コンセプトがしっかりしてる。物語や象徴表現が作り込まれてて、しかもそれを説明するのではなく、映像表現に落とし込んでる。その上で、印象的な楽曲に併せるように、個性的なダンスとセットが組まれてる。そのどこからでも、物語が紡ぎ出せる。絶賛ですわ。