AKB48の旅

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38thシングル選抜

2014年09月19日 | AKB
ポイントとしては、宮脇さんのセンター(ダブルセンター)と32人選抜ということになりそう。

まずは、より簡単そうな32人選抜について。こちらは秋元氏が755でいろいろ語ってくれてるんで、ぶっちゃけ船頭が多すぎたから、という理解で合ってそう。

「ラブラドール・レトリバー」でも明らかなように、32人は人大杉になってしまって、絵柄的にもどうしてもとっちらかってしまう。なのにこうなってしまったというのは、ガバナンスとして決して良くない兆候かも。AKBGの意思決定機構はどうなってるんだろう。テレビサイズには、メディア選抜が復活するんだろうか。

そして、今回の選抜の最大のサプライズにして、目玉というか勝負手と思われるのが、宮脇さんのセンター抜擢であることは明らか。そもそも湯浅Pがセンターから発表したというのも、ここを強調したかったからだろう。

確かに最近の宮脇さんの輝き方は尋常じゃなかった。基本的なヴィジュアル要素が、正統派アイドルとして満点な上に、人の目を強く引きつける、いわゆる華が備わるようになってきてた。けれども、上位メンバーに共通する、そして何よりセンターの「必要条件」であるところの、「強い心」と「謙虚な自信」が、宮脇さんには明らかにまだ足りてない。

そこは弱冠16歳ということで、前例に倣うなら後2年、経験を積ませてキャリアアップさせて、その上で、18歳で勝負というのが常識的な考え方だったはず。なのにそこをすっ飛ばして、このタイミングでセンターに据えた。

もちろんダブルセンターにしたのは、知名度の高い渡辺麻さんとセットにすることで、ほぼ無名であろう宮脇さんを一気に引き上げようという戦略であるとともに、当然のように時期尚早とする意見に対する配慮にして、保険だったかも知れない。実際、指名された時の宮脇さんの動揺は、相当のものだった。

けれども、この試練に宮脇さんなら耐えられる、応えられるという判断と言うことなんだろう。そこは、いちばん近くで見てるだろうスタッフさん達を信用するしかない。

もしこのチャレンジが成功したら、宮脇さんの知名度が上がってセンターとして定着するとしたら、その時いよいよ「山が動く」ことになるんだろう。もちろん、この1曲だけではそこまでは辿り着けない可能性が高いけど、今後の動向をワクワクしながら見守りたい。

ついでで申し訳ないけど、名前が呼ばれてしばらくしてから、私服に鞄の出で立ちで、放送ブースから舞台へと上がっていった指原さん。ロンブー田村淳氏も同様のことを言ってたけど、近所のちょっと可愛い娘が、そのままシームレスでスーパーアイドルになるの構図にして、これこそが指原さん、な映像だった。