12月5日放送の「めちゃ2イケてるッ! AKB48高橋みなみX卒業の旅」が、いろんな意味で興味深かった。放送時間は正味1時間54分で、そのうち総集編的な無関係の部分を除いた、「AKB48高橋みなみX卒業の旅」は40分10秒というわけで、けっこうな尺と言えそう。
まずなにより、テレビ的な在り方を、テレビの内部で否定する振りをするという、言わばなんちゃってクレタ人のパラドックスのような企画なのがなんとも。しかもそれを高橋さんメインでやってしまい、構わずに「唇にBe My Baby」や「リーダー論」の宣伝も入れまくり。なんかどこまでも虚構の入れ子構造になってるような、ある種の迷走感とでも言うか。
冒頭のシーンもニコニコ動画とかを意識しすぎに見えたし、昨日の今日だけど、やたらと無駄にスタッフを映してみたり、参加させてみたり、それ自体はとんねるずの時代からやってるとは言え、テレビ業界というか、ざっくりフジテレビの置かれた状況が露わになってるような。
番組そのものの空気感としては、高橋さんへの愛情が感じられる作りで、好感が持てるものだっただけに、いろんな立場の違いがモザイクの如く反映されてるのかなとか考えてしまう。深読みが過ぎるかな。
まずなにより、テレビ的な在り方を、テレビの内部で否定する振りをするという、言わばなんちゃってクレタ人のパラドックスのような企画なのがなんとも。しかもそれを高橋さんメインでやってしまい、構わずに「唇にBe My Baby」や「リーダー論」の宣伝も入れまくり。なんかどこまでも虚構の入れ子構造になってるような、ある種の迷走感とでも言うか。
冒頭のシーンもニコニコ動画とかを意識しすぎに見えたし、昨日の今日だけど、やたらと無駄にスタッフを映してみたり、参加させてみたり、それ自体はとんねるずの時代からやってるとは言え、テレビ業界というか、ざっくりフジテレビの置かれた状況が露わになってるような。
番組そのものの空気感としては、高橋さんへの愛情が感じられる作りで、好感が持てるものだっただけに、いろんな立場の違いがモザイクの如く反映されてるのかなとか考えてしまう。深読みが過ぎるかな。