AKB48の旅

AKB48の旅

ボクらの時代 指原莉乃X高橋みなみX前田敦子

2015年12月21日 | AKB
いろんな意味で面白かった。まずは傍目としてのレジェンド感。正にAKB現象のコア。遠くない将来にAKBとは何だったのかを語る時の究極の3人。誰が欠けてもいけない、次の4人目を選べない。おっと敢えて言うけど、ここに大島さんを加えると究極のバランスが崩れる。何かが壊れる。というか、それが大島さんという存在感というか。

であるにもかかわらず漂う普通の女子感。何の特別感もない、スターオーラの欠片もない、どこにでもいる中高生的な「不潔感」すら纏ってしまってる。実際、語ってる内容はたわいもないことばかり。そんな中、強いて言うなら親戚のおじさん(少年?少女?扱いだけど)みたくに秋元氏の名前が上がり、語られてる。

けれども正に、これこそがAKBなんだ。近所のちょっときれいな子と、スーパースターが連続してる。一般的に語られてる意味での「身分差別」という概念そのものがない、日本文明のみごとな表出。

あらためて思う、この3人があたりまえのように一つに集うことの奇跡。逆マーフィーの法則的な意味で絶対にあり得ない高橋さんと前田さんの出逢いと化学反応。その場に単なる不登校のドルヲタJCが加わってのあり得ない驚異の覚醒。こういうのを見せられると、キリスト教徒の「召命」という感覚が分かるような気がするというか。