NHKBSプレミアムで17日に放送された「100年インタビュー秋元康」が、それなりに面白かった。「それなりに」というのは、例によって新情報がほぼない、いつもの如くの秋元氏ではあったけど、それでもいくつか気づけることがあったから。
まずは「立ち止まったら死ぬ」のはAKBのことだと、かつては常識のように語られてたし、秋元氏の過去の言動にも、それに類するものがあったと記憶してるけど、実は「立ち止まったら死ぬ」のは秋元氏のことだったらしい。
休息なしのショートスリーパーであること、つまりは自己ブラックにしてワーカーホリック(死語?)であることを自ら語ってたけど、その原点にして出自に相当するものとして、「17歳の秋元少年の心」をあげていた。
秋元氏曰く「17歳の少年の心」のまま、その当時からの延長のままで現在の59歳の秋元氏に至ってるとのことで、働き続けてることでそんなペテンが実現されてるとの解釈が成り立つと思われる。であれば、働き続けることを止めた瞬間、玉手箱が開いてしまうことになるんじゃないか。
つまり「立ち止まったら死ぬ」のは秋元氏という自白なわけで、他者批判(評価)は自己紹介の法則からは、秋元氏といえども逃れられなかった、ここでも見事に成立してしまってることになる。
美空ひばりさんと「川の流れのように」のエピソードは、それこそ飽きるほど聞かされてきた話だけど、それでもこうしてNHKという枠組みで、あらためてしみじみと語られてみると、それが美空ひばりさんから秋元氏への「受戒」だったんだなということが伝わってきた。
あとは、おニャン子クラブ時代の「共犯意識」と現代におけるSNSの存在様式が相似であるという指摘は、秋元氏がそれを語るというのが新鮮に感じられたかな。
以下追記
Unknownさん、コメントありがとうございます。「アラ探し」という言い方は、比較的シンプルで誤解とかは受けにくいように思いますが、たぶん「強いものいじめ」と言う時の曖昧なニュアンス、グレーゾーンの方を、松本氏は(そして私も)、強調したがってるのかも知れませんね。
まずは「立ち止まったら死ぬ」のはAKBのことだと、かつては常識のように語られてたし、秋元氏の過去の言動にも、それに類するものがあったと記憶してるけど、実は「立ち止まったら死ぬ」のは秋元氏のことだったらしい。
休息なしのショートスリーパーであること、つまりは自己ブラックにしてワーカーホリック(死語?)であることを自ら語ってたけど、その原点にして出自に相当するものとして、「17歳の秋元少年の心」をあげていた。
秋元氏曰く「17歳の少年の心」のまま、その当時からの延長のままで現在の59歳の秋元氏に至ってるとのことで、働き続けてることでそんなペテンが実現されてるとの解釈が成り立つと思われる。であれば、働き続けることを止めた瞬間、玉手箱が開いてしまうことになるんじゃないか。
つまり「立ち止まったら死ぬ」のは秋元氏という自白なわけで、他者批判(評価)は自己紹介の法則からは、秋元氏といえども逃れられなかった、ここでも見事に成立してしまってることになる。
美空ひばりさんと「川の流れのように」のエピソードは、それこそ飽きるほど聞かされてきた話だけど、それでもこうしてNHKという枠組みで、あらためてしみじみと語られてみると、それが美空ひばりさんから秋元氏への「受戒」だったんだなということが伝わってきた。
あとは、おニャン子クラブ時代の「共犯意識」と現代におけるSNSの存在様式が相似であるという指摘は、秋元氏がそれを語るというのが新鮮に感じられたかな。
以下追記
Unknownさん、コメントありがとうございます。「アラ探し」という言い方は、比較的シンプルで誤解とかは受けにくいように思いますが、たぶん「強いものいじめ」と言う時の曖昧なニュアンス、グレーゾーンの方を、松本氏は(そして私も)、強調したがってるのかも知れませんね。