“純AKB48”の後輩たちがグループを守る? 渡辺麻友卒業シングル選抜から見えた未来への課題
「麻友ちゃんが守ってきてくれたものをここで守りきれるかが、今後のグループの鍵になるんじゃないかな」。これは、9月4日にAKB48劇場で開催された渡辺の最後の生誕祭にて、指原莉乃が送った手紙に綴られた言葉だ。続けて、「横山(由依)やAKBの後輩たちはきっと大丈夫。なんてったって、麻友ちゃんの背中を見てますから。グループを支えてくれると思うし、安心して卒業してください」とも伝えている。劇場公演『M.T.に捧ぐ』では、本編最後に横山が先輩たちへの尊敬と感謝を述べる時間があるが、AKB48には脈々と受け継がれる見えないバトンのようなものがある。AKB48という看板、プレッシャー。指原の言う“守ってきたもの”は、本人たちにしか分からない重く、大きなものであることは想像に難くない。
一例、横山さんの座右の銘であるところの「してもらったようにしていく」で本ブログ内を検索していただければ、あらかた出てくると思うけど、「誰かのために」と「お陰様」、動的平衡と自己組織化共同体、そして「してもらったようにしていく」という局所の良循環と相似形の全体の良循環というフラクタル構造、それらの綾なす巨大な幻想がかつては確かにあったように思われたのだけど、前田さんからの脱学習、高橋さんからの脱構造の過程を通して、希薄化してしまったとも考えられる。
すっかり影が薄くなって、今にも消え入りそうだけど、それでもそれはそこにあり続けてるのであり、引き受ける意思の持ち主の存在によって、何度でもよみがえることができる。「見えないバトン」という表現はいかにも即物的で表面的に響くけど、ひとたびその奥をのぞき込めば、AKBという名の巨大なアカシックレコードが広がってることになる。
「麻友ちゃんが守ってきてくれたものをここで守りきれるかが、今後のグループの鍵になるんじゃないかな」。これは、9月4日にAKB48劇場で開催された渡辺の最後の生誕祭にて、指原莉乃が送った手紙に綴られた言葉だ。続けて、「横山(由依)やAKBの後輩たちはきっと大丈夫。なんてったって、麻友ちゃんの背中を見てますから。グループを支えてくれると思うし、安心して卒業してください」とも伝えている。劇場公演『M.T.に捧ぐ』では、本編最後に横山が先輩たちへの尊敬と感謝を述べる時間があるが、AKB48には脈々と受け継がれる見えないバトンのようなものがある。AKB48という看板、プレッシャー。指原の言う“守ってきたもの”は、本人たちにしか分からない重く、大きなものであることは想像に難くない。
一例、横山さんの座右の銘であるところの「してもらったようにしていく」で本ブログ内を検索していただければ、あらかた出てくると思うけど、「誰かのために」と「お陰様」、動的平衡と自己組織化共同体、そして「してもらったようにしていく」という局所の良循環と相似形の全体の良循環というフラクタル構造、それらの綾なす巨大な幻想がかつては確かにあったように思われたのだけど、前田さんからの脱学習、高橋さんからの脱構造の過程を通して、希薄化してしまったとも考えられる。
すっかり影が薄くなって、今にも消え入りそうだけど、それでもそれはそこにあり続けてるのであり、引き受ける意思の持ち主の存在によって、何度でもよみがえることができる。「見えないバトン」という表現はいかにも即物的で表面的に響くけど、ひとたびその奥をのぞき込めば、AKBという名の巨大なアカシックレコードが広がってることになる。