『あらしのよるに』の本を読みました。
214ページを 一日で読み終えました。
この本は 絵本(全7冊)で読んだ人。
アニメ映画で観た人。
小4の教科書で習った人。それぞれ・・・・・
ヤギの名は『メイ』
おおかみの名は『ガブ』
なんか 生々しぃ名前。
嵐の夜に出会った二人。
肉食動物と 草食動物の 許されぬ恋。
前を歩くメイを見て ガブは『うまそう・・・・』とよだれタラタラ。。。。
そんな二人が だんだんと 仲間から離れても 愛し合うようになる。
最後に なだれに遭ったガブは 記憶を失い ただのオオカミになってしまった。
やぎのメイをも 思い出せず ・・・・・
メイを食べようとする時 メイは『嵐の夜に・・・出会はなかったら・・・こんな事に・・・』 とつぶやき 覚悟を決めます。 その時ガブは 『えっ、あらしのよるに?』と二人の秘密の合言葉を 思い出します。
でも 二人とも 雪で食べ物もなく 衰弱しきっており メイはガブに抱かれたまま 死んで逝きます。すべてのものを捨てても、自分にとって一番大切なものを守れる強さ。
この最後のページが 感動で うるうるでした。
この本を読んで
私たち人間も 許されぬ恋は 破局するんだよ!と訴えているようでした。
どんなに愛し合っても 草食と肉食のように 根本から違う生い立ちで 愛や恋
だけでは 一生仲良く理解し合って、、、なんて すっごく大変ですよね。
わたしも セレブになりたいけど・・・・こんな田舎で この顔、この頭
こんなセンチメンタルな 乙女心も 翌日
『ん! まてよ! ガブは♂ そしてメイは♀ 』
そんな性別は どこにも書いてなかったはず。
私かってに 男と女の愛だ!と決め付けたみたい・・・・
あれは 男同志の友情だったかも。。。。。
この本で得た事は おおかみのボスが言っていた言葉で
『仲間が 悪いことをした時は 一回目は黙ってて、二回目は本人だけを呼んで注意を、三回目は みんなの前で叱る』と。 さすがボスですね。