連休は法事&米寿祝

2007-05-09 | Weblog
 

 今年の連休は忙しかった。
5日は じいちゃんの17回忌と ばあちゃんの88歳米寿の祝いがあった。
前日より 長野県からの夫婦、東京からの夫婦、隣町から本家の次男夫婦、市内に住んでいる本家長男夫婦と 一挙に12人が頭を揃えて寝ることになった。
17回忌ともなると みんな楽しそうに 久し振りの再会に話題が弾んだ!
お寺でのお経も お墓でのお参りも済み いよいよホテルでの宴会が始まった。
出席者は大人22人 小供1歳の赤ちゃん1人。
最初に喪主(57歳。次男だけど跡継ぎ)挨拶。
長男より頭は禿げているが 宴会部長にふさわしく 話はうまい。
私たちにも 庶民的に話してくれて 私は好き!
ちなみに喪主の兄は大学教授。眼鏡の下で 採点されてるようで怖い。


よく飲む人達だな~
私はウーロン茶コップ1杯のみ。あとは食べるだけ。

続いて88歳のお祝い。
おじさん達は 黒のネクタイを外し 白いネクタイに変えた。
その中で 88歳のばあちゃんの弟が祝辞を述べた。

『ふー姉は 病気一つしないで よく88歳までこれました。
 人生を三角形に例えてみると その三角形が どの辺もうまく 調和してたからだと思います。
三角形の底辺は 遺伝です。私達のおばは103歳まで生きました。長生きの家系だと思います。
右の斜辺は 環境だと思います。山の裾野に生まれ 自然の物を食べ働いて 戦争もあったけれども 旦那さんにも恵まれ そこそこ幸せに暮らせたようです。
左の斜辺は 本人の努力です。 俳句を趣味とし 後輩を指導して 毎日誰か彼かが尋ねて来る。それだけ友達も多く そしてお客さんに出すご馳走を自ら毎日つくる。
こんな三辺がしっかりしている人だから 88歳まで何一つ病気もせず健康でいられるのだと思います。』と結んだ。
感激した。
三角形に例えるなんて さすが文学者だと思いました。
私は長生きの血統と言われても 88歳までは無理なような気がする。もうボケはチラチラですから・・・・

又その下の弟が祝辞を述べた。
校長先生だから またまた話はうまい。
自分で描いた絵と川柳の色紙をプレゼントしていた。

来年は18回忌をしよう!等と声が出た。
ホントにうちの家系は 宴会屋さんばかり。
和尚さんも こんなに話が楽しい法事なんて初めてです、と言って帰られた。