11月19日(土)山形中央公民館ホールで 劇団山形の「くちづけ」を観てきました。
パンフに 『「くちづけ」 作 宅間孝行』と書かれているのを見て 去年観損ねた「東京セレソンデラックスのくちづけ」と同じかな?と思い前売り券を買いました。
劇内容は
軽度知的障害者のグループホーム「ひまわり荘」 に うーやん、頼朝くん、島ちんたちの中に 愛情いっぽんと言う漫画家と その娘マコちゃんが入所してきました。 彼らは純粋で無垢で いつも憎めない笑いの中で生活をしていました。 男恐怖症だったマコちゃんも うーたんと仲良くできるようになりました。うーたんとマコは 二人だけで「結婚したいですか?」「したいです」と言い合っています。 そんななか頼朝くんは、ホームへの支払いが滞り 実家に戻る事になり退所。 うーたんの妹は 障害者の兄がいるという事で結婚が破談になったのを機会に うーたんを引き取り一生一緒に暮らす事に。 そしてマコの父いっぽんは 自分が末期の病気に罹っている事と 施設では生きていけないマコの将来を案じ「いっぽんと ずっと一緒だよ、いっぽんがいなくなったら生きて行けないよ」と言ってるマコの首に手をかけてしまうのでした。
ただこれだけの内容でしたが 作者の宅間孝行さんは 新聞の片隅に載った事件を「現実」として劇を作られた、と聞きました。
障害者を持つ親なら「この子を置いて死ねない」 と思うのは当然のことだと思います。
でも殺せば殺人者。
誰にも託す事が出来ず 悩みに悩んで 自分の老いや病気から そんな悲しい結果になった話はよくニュースで聴く話です。
老老介護もそうです。
子がいたとしても 寝たきりのおばあさんを おじいさんが殺してしまった、の話も同じたぐいです。
♪グッバイマイラブ♪の音楽に涙、涙して帰ってきました。
お陰様で、オツムは少々足りないものの、障害を持たずに育ちました^^;
この子を連れて、加茂水族館に行った時、明らかに知的障害を持った40代の娘さんと、杖をつく70代位の旦那さんを連れたおばあさんに出会いました。
この方たちには申し訳ないのですが、その光景を見て、私の娘が障害を持たずに育ってくれたことを感謝したものです。
今では、勘当ものの娘に育っておりますが・・・
夢屋さんも心配されたんですね。
以前 そのことをブログで読ませていただいた事があります。
20年前の医学でも進んでいたのですね。
医学+親の愛情で生きられたのかな
勘当娘と言いながらも愛しているのがバレバレですよ。
コメント有難うございます。
お返事遅くなってご免なさいね。
くぅさん、毎日頑張っているんですね。尊敬です。
誰が心配してくれても 親ほど心配し、悩んでくれる人はいないと思います。
くぅさんが 明るくドタバタ劇場やってくれてるだけでも 素晴らしい母親だと思います。
障害を持った人も 安心して暮らせる国になって欲しいですね。