9月8・9日と予定された「リレ・フォー・ライフ・ジャパンin宮崎」がこどもの国 太陽の広場で雨の中開催されました。
2人に1人ががんになる時代、がんに負けない社会を作るために、私たちにできること。
リレ・フォー・ライフとは
がんサイバー(がん患者・がん経験者)、ケアギバー(患者家族、遺族、支援者)をたたえ、地域社会全体でがん征圧を目指すチャリティーイベントです。
始まりは、助け合おうという思いから
1985年、アメリカのシアトル郊外で、アメリカ人外科医が患者救済とがん征圧・予防を訴えるために始まりました。
「がん患者は24時間、がんと闘っている」をメッセージにトラックを24時間走り続け、寄付を募りました。共に歩き、語らうことで生きる勇気と希望を生み出したいというこのイベントは、世界中で開催されています。日本国内では2006年9月に茨城県つくば市で第1歩を踏み出し、2017年は全国49か所以上で開かれ、年々開催地、参加者増え続けています。
宮崎県では、延岡市にある県病院の看護師さんから始まったと聞きました。
リレ・フォー・ライフが目指すこと
「人の魂を救うこと」を目指しています。
Celebrate がんの告知を乗り越え、がんと共に生きてきたサバイバー、ケアギバーをたたえ、祝福します。
Remember がんでなくなった愛する人をしのび、追悼します。また、病の痛みや悲しみと向き合っている人たちを敬います。
FightBack がんの予防や検診を啓発し、征圧のための寄付を募り、がんに負けない社会を作ることを目指します。
パンフレットより
がんになれば、病気になると生活が一変してしまう。
そんな不安の中で、もっと身近に相談できる人がいればもっと違った選択肢があったかもしれない。
こんな人たちが応援、支援してくれる人たちがいることも知ってもらいたい。
多くのボランティアと、協賛いただいた企業または個人の方々の力によって開催されたチャリティーイベントでした。
参加チームは、リレーウォークでたくさんの応援をもらいながら、歩き続けていました。
本当は、24時間誰かが歩き続けるのだそうですが、今回は雨のため夜8時で終了、翌日は中止になってしまいました。
雨のため参加者は少なかったのですが、若いボランティアの学生さんたちが多く参加されており、これからの社会の中で自分たちの役割を認識できるいい機会になったのではないでしょうか。
ボランティアをしている娘に誘われての初めての参加。
ブースで私は、チェキを使った写真印刷と未来ギフトアルバムの紹介。
長年保険業をしてきており、FPを持っている娘は多くの方の相談にものってきた経験を生かし「がん制度ドック」を知ってもらい、特に領収書の整理や支払い、申請して受け取れるお金などの相談をしたいと新しく始めました。
また、新しく始まった「日本健康マイスター検定」も試験監督官の資格を取り、これから健康マイスターとして、健康に過ごすための検定試験が多くの企業や、就職する若い人たちにも広がりを持ち始めました。その先駆けとして多くの方に知ってもらい、まずは自らの健康意識を持っていただき、医療費削減にも貢献していきたいと思っています。
本当に、健康であることの方が難しい世の中になってしまいましたが、一人ひとりが意識することで少しずつ変わっていけたらと思います。
明日自分が、または家族のものが告知されるかもしれない時代です。
そんなときに、このような支援をしてくださる方が身近にいることを知っておいてもらえたら、もっと心強くがんと闘えるのではないでしょうか?
毎日元気でいられることに感謝