こんにちは いけや正の 晴れ時々スケッチ  

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下水道使用の自粛は解除 運転手の捜索活動は下水管の中の運転席らしきものへ

2025年02月12日 | スケッチ
 八潮の道路陥没事故は今日で15日。半月が経過した。消息不明の運転手は下水管の中にある運転席らしきものの中にいるとの判断。下水管のバイパスをつくり、下水の流量を止め、地上から掘削して下水管の運転席にたどり着く計画。バイパスをつくる工事に3ケ月。
 下水道の自粛要請は解除した。災害救助法の適用となり、国と県が主導しての今後の対策となる。エイトアリーナに避難していた避難者はすべて解消。
 現在は地盤改良を行っている陥没現場近くの住宅16軒の住民が県の手配したホテルなどに避難している。地盤改良が終われば、原則自宅に戻れる予定。地盤が安定するまでおよそ2週間とのこと。
 陥没地点周辺の通行止めは続くが、ひとまず、通常生活に戻りつつある。完全復旧には年単位の時間が必要か。

上流部でのマンホールからの下水のくみ上げは引き続き行うことに。現在5か所から吸い上げ、タンク車に満たして下流のマンホールから下水管に戻している。
 
  

「八潮 はじまりのムラ」 八潮市立資料館 第52回企画展

2025年02月11日 | スケッチ
 今日、午後から第33回中川流域研究発表会が八潮市立資料館で開催。事前に申し込んで参加。定員30名。資料館の学芸員が「古代の八潮地域」と題して講演。 資料館の第52回企画展「八潮 はじまりのムラ」との合同の企画。
 2012年に発掘調査された八条遺跡の住居跡が「八潮のはじまりのムラ」
京に都がおかれてから半世紀が経った9世紀中ごろから後半にかけての集落とのこと。
 そこから出土した土師器、須恵器、鉄器などの展示、紹介。条里制などの当時の田地の分け方、租税の仕組み、また住居跡から推察する当時の人々の暮らしなど、大変、興味深く聞く。
 企画展は3月9日まで開催。是非、来館を。
企画展のポスター。
 八潮市立資料館。八潮市大字後谷763番地50 やや交通不便な地にあるが。

石破総理 トランプ氏を持ち上げ パリ協定離脱もガザのアメリカ介入も一言も言及無し 大手マスコミ報道も同様 この国の政府と大手マスコミの情けなさ

2025年02月10日 | スケッチ
 石破総理とトランプアメリカ大統領の初の会談が行われ、日本でも大々的に報道。しかし、その会談の本質をきちんと報道しているのか、いささか疑問。NHKなどは日米同盟機軸を確固としたものにすること、そのために個人的な信頼関係を構築できるか、などと論評し、その「成果」を評価。
 しかし、パリ協定からの離脱、ガザの住民を立ち退かせ、アメリカが占有するかの発言、WHO 世界保健機構からの脱退など、やりたい放題のトランプ氏に対して一言も触れない石破総理への批判は一切なし。
 アメリカ言いなりの卑屈外交そのものではないか。「国防は他国から言われてやるものではない」と言って、あたかも「自主的」に決めたかのように装い、米国製の武器をさらに買い求める約束をするなど、恥ずかしい限り。
 
我が家のシクラメン。厳しい寒さの中、部屋の中だが、頑張って咲いている。
 

八潮の道路陥没事故 陥没地点からの運転手の捜索活動を断念

2025年02月09日 | スケッチ
 八潮の道路陥没事故から13日が経過。陥没穴からの消息不明のトラック運転手の捜索活動を続けていたが、陥没地点からの捜索を断念、との消防の発表。
 陥没した穴からの捜索活動をしていたが、崩れる壁面と流入する汚水などが障壁となり、別の方法、別の地点からの捜索活動を検討するとの報道。
 本当に困難を極めている。
 2月9日15時現在、避難者は5世帯11人。ホテルなどの避難先を県が手配している。、陥没地点から近くにある宅地については地盤の改良などを行い安全を確保するという。おおよそ2週間程度を見込んでいるとのこと。
 下水道使用の自粛の要請は続いている。先の見えない状況が続いている。
県道54号、通称松戸草加線 けやき通りの通行止めが続く。

中川流域下水道 11市4町120万人の汚水の処理を

2025年02月07日 | スケッチ
  八潮市の道路陥没事故。いまだ転落したトラック運転手の消息は不明。懸命な救出作業が続く。
 陥没事故を起こした下水道は埼玉県の東部地域、中川の流流域をカバーしている。11市4町、120万人の生活排水、汚水を処理している。埼玉県は県下に8つの流域下水道終末処理場を配置している。中川流域下水道はその一つ。
 管渠施設延長は121㎞。汚水量は一日最大48万7976㎥。県下3番目の規模。この広大な処理面積と人口規模が、今回の事故の影響が広範囲にわたっていることの大きな要因。
 巨大な広域な施設がひとたび事故を起こせば大変なことになることを今回の事故は教えている。
 
中川流域下水道
県のパンフレット。
埼玉県下8つの下水道施設の一覧