こんにちは いけや正の 晴れ時々スケッチ  

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文化的ジェノサイド 大虐殺

2022年07月29日 | 日記
 ローマ法皇がカナダの先住民の白人同化政策に対して「心からの謝罪と許しを請う」
と表明し、現地を訪問。先住民の子どもたちを親から引き離し、
教会の牧師、シスターが管理指導する寄宿学校に強制的に収容。
先住民の言語を使うことを禁じ、反抗すれば体罰などの虐待。
多くの子どもが十分な食事を与えられず、病気の治療なども放置され、
数百人が亡くなった歴史に現ローマ法皇はきちんと向き合った。。
 こうした同化政策はNHKで放映された「アンという名の女の子」のドラマでも。
先住民の女の子と友達になったアン。やがて、教育の名の下、寄宿学校へ強制的に収容された
友人を救うために奮闘するアン。「赤毛のアン」に基づくドラマ。毎回、楽しみに見ていた。
 オーストラリアでも先住民に対する過去の政府がとった同化政策を反省し、先住民の文化、権利を回復する取り組みを行っている。アメリカでも同様の取り組みが始まった。
バイデン大統領の下で初の先住民出身の女性閣僚の登場で謝罪と名誉回復の取り組みが始まった。
 翻って、日本はどうか。沖縄、かつての琉球王国、北海道のアイヌなどの北方民族、台湾先住民、
そして、朝鮮半島への侵略と徹底した同化政策。朝鮮半島で日本が行ったのは朝鮮民族の名前も、言語も、文化も奪い尽くすことだった。そうした過去の誤りを真摯に謝罪をすることをしない日本政府。
 韓国の人たちが日本を許さない感情は当たり前ではないか。
欧州ではかつての植民地支配の誤りと謝罪の取り組みが進んでいる。
日本政治の遅れは深刻。