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11・3国会前集会 朝鮮大学生の訴えに共感

2020年11月03日 | 国会前
 11・3国会前大集会に参加した。
久しぶりの国会前。連続して二つの集会が開かれた。
午後1時半からは総がかり行動実行委員会が、コロナ禍の下で闘っている
各分野のスピーチをつなぎ、「平和といのちと人権を」「憲法が生きるコロナ後の社会」を
テーマに集会。
午後3時からは「安保法制に反対する学者の会・全国大学有志の会」が主催し
菅総理の日本学術会議会員6名の任命拒否の撤回を求める集会。
 朝鮮大学校の女子学生の訴えが心に響いた。
在日3世と言う彼女は現在大学で法律を学んでいるが、子どもの頃から
在日というだけでいわれなき差別を受け続けてきたという。そしてこのコロナ禍の中で
日本の大学や学生に実施されている支援が不当にも朝鮮学校には届いていないという。
 さいたま市では保育園、幼稚園に支給されたマスクが当初、朝鮮学校の幼児には
支給されなかったという。
 私も新聞記事で読んだが、コロナ禍の下で民族差別が平然と行われていることに愕然とする。
「どんなに差別を受けても私はこの地で生きていく」との
力強く意志を感じる女子学生の言葉に感動。
コロナ感染拡大の下で、参加者は全員マスク。コールも控えめ。
 しかし、菅政権の強権政治に、このまま日本を任せるわけにはいかない、と
あらためて感じた一日であった。

 


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