「近代秀歌」永田和宏 著 岩波新書を持ち歩いていて
電車の中とかの移動時間中に所々読んでいる。
その中の一首。与謝野晶子 歌集「みだれ髪」の一首が表題の「なにとなく」の歌。
いい歌。その時の情景が目に浮かぶ。
若かりし日々の与謝野晶子の情熱がうかがい知れる歌。
「みだれ髪」は明治34年、1901年、昌子23歳の夏に
刊行された処女歌集とのこと。
与謝野晶子と言えば
「やわ肌の あつき血汐に ふれも見で さびしからずや 道を説く君」
の歌が有名だが、「なにとなく」の歌は「やわ肌の」のように直截的な表現ではなく
あふれる想いを抑制した歌に引きつけられる。
走り回っている日々、ゆっくりと詩歌などに触れてみたい気持ちに。
我が家の屋根裏部屋の小窓から西に富士山のシルエットが。
電柱、電線が興を削ぐが、それでも見事な夕景。
「一国の 総理の振る舞い 哀れなり 富士の夕景 寒々と」 暁
電車の中とかの移動時間中に所々読んでいる。
その中の一首。与謝野晶子 歌集「みだれ髪」の一首が表題の「なにとなく」の歌。
いい歌。その時の情景が目に浮かぶ。
若かりし日々の与謝野晶子の情熱がうかがい知れる歌。
「みだれ髪」は明治34年、1901年、昌子23歳の夏に
刊行された処女歌集とのこと。
与謝野晶子と言えば
「やわ肌の あつき血汐に ふれも見で さびしからずや 道を説く君」
の歌が有名だが、「なにとなく」の歌は「やわ肌の」のように直截的な表現ではなく
あふれる想いを抑制した歌に引きつけられる。
走り回っている日々、ゆっくりと詩歌などに触れてみたい気持ちに。
我が家の屋根裏部屋の小窓から西に富士山のシルエットが。
電柱、電線が興を削ぐが、それでも見事な夕景。
「一国の 総理の振る舞い 哀れなり 富士の夕景 寒々と」 暁
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