今日も日々是好日

思うままに綴っています
ブログによって新たな自分を発見!?

最期の最善とは?(3)

2024-11-15 19:41:22 | 終活準備(お金・整理)
私の心臓は年齢的に約20億回動いていることになります。

もし、数分でも心臓が動かなかったら、脳に致命的なダメージをうけ、通常の生活には戻れません。
食事を美味しく食べれるのも、身体が動くことも、勉強することも、楽しい時間が過ごせるのも、心臓が動き続けてくれているおかげです。

80歳の人の心臓は約30億回休まず動いているそうだ。

「何億回も動いてきたし疲弊もピークになったからそろそろ休みたい…」と心臓が思っていたところ、休まないよう鞭(強心剤など)を打たれ動くことを強要されたら、心臓はどう思うだろう?

だんだん尿が出なくなってきているのに、点滴をバンバンいれられ、強心剤を投与されたら、身体は悲鳴を上げたいが、それは届かない。
身体の外に出ることができない水分によって、ネームバンドが食い込むほど浮腫み、ベッドの上にいながら溺れているような感じの呼吸…

これが手を尽くすということなのでしょうか?

これが最善の治療と思っている患者の家族がいる。
いや、医師の中にもできる限り心臓を動かせ続けることが最善と思っている医師がいる。

自分の最期はできるだけ自然に逝きたい。
自分の最期については主人にお願いしているが、私の望み通りにしてくれるか怪しい
教育せねば!!

最期の最善とは?(2)

2024-11-10 20:07:56 | 終活準備(お金・整理)
もし、あなたが疲れて眠たくなって眠ろうとしているのに、誰かが身体的苦痛を与え、あなたが眠らないようにされたら?

まるで昭和時代の刑事の取り調べみたいですね…
拷問だと思いませんか?

でも、このようなことが病院でおこっている。
患者はもう寿命を迎えようとしている。
眠っている時間はだんだん長くなり、声をかけなければ起きなくなっている。
心拍も弱ってきた。

でも、患者の家族は、できるだけのことをしてあげてほしいと医師にお願いする。

そして、あらゆる薬や機械を使って心臓が止まらないようにされる。
その「できるだけ」のことが患者を苦しめていることがある。

医療従事者以外はの人にはなかなか想像がつかないのかもしれない。

→続く


最期の最善とは?(1)

2024-11-09 18:36:50 | 終活準備(お金・整理)
今、私は病院に勤めています。
病院では、私が望むような人生の最期を迎える人はほとんどいません。

病気が発端で入院し治療をしたけど、もう回復が見込めず人生の最期を迎えようとしている患者さんに、たくさんの点滴を投与し、高価な薬を使い、強心剤を投与してなんとか心臓を止まらないようにしています。

自然にしていれば衰弱して止まろうとする心臓に鞭をうって動かそうとすること。
医療従事者でない人にとっては、そうやって生き抜くことが「最善を尽くす」ことと思っている人が多い。

でも本当にこれが最善を尽くすということなのだろうか?
私にはどうしても納得ができません。

→続く

終活準備(5)保険

2024-10-23 20:50:19 | 終活準備(お金・整理)
終活準備の一つ、保険の見直しをしました。

2カ月ほど前に、府民共済に入りました。
そして本日、大手保険会社の終身医療保険を解約しました。

25歳から加入し、25年掛けてきました。
これまで支払った保険料 約300万円
受け取った保険金 約  75万円
解約返戻金    約  30万円

なので、約200万円は戻ってきません。
安心料として消えたことになります。

ある人が言ってた「保険は負の宝くじ」
お世話になった営業の方には申し訳ないのですが、子供に恵まれなかった私にはもう多額の死亡保険金は必要ありません。

共済の死亡保険金は葬儀や後片付けに必要な金額がおりるくらいの掛け金にしました。
入院保障はほぼ同じ。
これで月5000円の節約になります。
年間6万円の節約は大きいです。有効に使いたいと思います。

終活準備(4)NISA

2024-08-25 18:43:17 | 終活準備(お金・整理)
3年前、職場の同僚との話の中でふとNISAの話がでました。
その時、私はNISAの制度は知っていましたが、NISAはしていませんでした。
そのとき、有名なYouTuberを教えていただき、YouTubeを見ました。
そのほかにもNISAのことを説明している様々なYouTubeをみて決意!

ネット銀行の口座を開設し、カードを作り、ネット証券をの口座を開設。
ネット銀行とネット証券を紐づけ(マネーブリッジ)をしました。
そして、同僚の話から1ヶ月も経たないうちに積立NISAを始めました。

私は慎重派で行動するまで腰が重い。

今年から新NISAが開始となり、老後の資産形成についてさらに考えるようになりました。
政府が推す制度だから裏がある、NISAは罠だと言っている人がいるけど、
譲渡益や配当金に税金がかからないという素晴らしい制度。ただ、運用の決定は自分自身。どの投資信託や株を選ぶかは自己責任。必ずしも儲かるわけではない。リスクとメリットを十分に理解したうえで運用を行わないといけない。
制度をどう活用するかが問題。

他人が言っていることを自分で考えもせず鵜呑みし行動してしまう人は、失敗した時に他人のせいにする。
もし、失敗しても誰も責任を取ってくれない。責任をとれるのは自分のみ。
後悔しないためにも、鵜呑みにするのではなく自分で考えることが大事。

終活準備(3)年金のつづき

2024-08-24 20:17:15 | 終活準備(お金・整理)
いずれ年金だけの生活になる。
それがいつなのかは分からないけど、年金だけの生活になった時に、わずかな差で住民税非課税世帯となれず、所得税、住民税を支払い、医療費も2割3割負担することになるかもしれないことは避けたい。

年金をもらえる時には制度が変わっているかもしれないけど、いま考えてみようと思ったのです。

いずれ年金だけの生活になる…

ここが罠でした…

公的年金だけを考えていましたが、年金保険やiDeCo(イデコ) 、確定拠出年金 なども収入となるようです。
これらの収入も税金の対象となるのですが、私の場合はiDeCo(イデコ) も確定拠出年金もしていないので、考えないといけないのは年金保険のみ(だと思う)
私が入っている年金保険は、60歳満期でその後は年間50万円を10年にわたってもらう契約となっている。
契約者(保険料負担者)と年金受取人が同じ人の場合、毎年受け取る年金は雑所得として「所得税・住民税」の課税対象となります。
つまり公的年金にプラスされ雑所得となります。

あぶない…

若い時に入った保険なので、結構利率がよい。
おおまかに計算すると、年間8万円弱ほど雑所得となる予定です。

もしこれを失念していたら…と思うと恐ろしい。

年金定期便から計算すると、公的年金だけなら67歳6ヶ月になる前に年金を受給し始めると住民税非課税世帯となる。しかし、この年金保険のことを失念していると、67歳6ヶ月から70歳になるまでは住民税非課税世帯とならないため優遇を受けられなくなるということ(これで合っているかな?)

これを避けるには受け取れる年金は少なくなるけど、一括で受け取り一時所得するか…
これは急ぐことではないので、ボチボチ考えていきたいと思います。


終活準備(2)年金

2024-08-23 20:09:34 | 終活準備(お金・整理)
50歳で年金のことを考えるのは早すぎる!と思われるでしょう…
でも、私は切羽詰まった時は冷静な判断ができない性格なので
計算ができるうち、考える余裕があるうちに一度深く考えてみようと思いました。

そのきっかけが、年金を繰り下げ受給して損をした人の話を聞いたから

年金の受給額を増やすために繰り下げ受給したけど、年金による収入が一定額を少し超えてしまい、所得税、住民税を収めることとなり、医療費負担も2割となってしまったようです。
住民税非課税世帯なら受けられる給付金もなし。

所得税や住民税は所得(収入)によって決まります。
もし住民税非課税世帯になる収入ラインを1万円超えただけで、手取りが数万円減るようなら後悔してもしきれません。

いずれは年金だけの生活になる。その時、ちょっとした差で優遇が受けられなかったり、税金が多くなったりしないよう勉強しないといけないな…と思ったのです。年金をもらえる時に「時すでに遅し」とならないよう今のうちに一度考えてみようと思いました。

年金だけの生活になるときは、身体の自由度は低下しているし、行動力も低下している。
我が家は子供がいないので、孫にお金を使うこともない。
ある程度の老後の生活は必要だけど、老後は今ほど体も動かず、行動範囲も狭くなっているでしょう…
老後の生活のお金の心配をしすぎて、節約のために我慢しすぎて、今の人生をつまらないものにしたくはない。

さて、年金定期便をみたら65歳に受け取れる年金額は住民税非課税となる金額でした((+_+))

でも、ここに罠があったのです!

終活準備(1)銀行

2024-08-22 17:39:08 | 終活準備(お金・整理)
50歳になった時から、少しずつ終活準備を始めています。

まずは取引銀行の整理

独身時代に住んでいた地元は
・メガバンクの窓口は駅前のみ
・地方銀行も少ない
・信用金庫が多い

当時はネットバンキングはなく、コンビニも少なく、キャッシュレス決済もなかったため現金が必要でした。なので、家の近くにあるATMが置かれている信用金庫と郵便局の口座を持っていました。

さて、結婚して大都市に移り住み、信用金庫の少なさにびっくりしました。
もちろん地元の信用金庫はないため、近くにあったメガバンクの口座を持ち、ネットバンキングも使い活用していました。
マンションを買った時、主人の住宅ローンの支払い銀行口座に入出金をスムーズに行うために私も主人と同じ銀行の口座をさらに開設しました。
そして一昨年NISAを始めるにあたりネット証券と、ネット銀行の口座を開設しました。

独身時代の2口座(信用金庫+郵便局)から5口座(信用金庫+郵便局+メガバンク2行+ネット銀行)に増えてしまったのです。

今後、地元の信用金庫を利用することはおそらくない。
利用していた近くのメガバンクの窓口が移転し不便になる。
ネット銀行を使えば振込手数料は無料(回数制限あり)になる。

重たい腰をあげ、50歳を機に取引銀行を見直すことにしました。

地元の信用金庫の口座を解約し、現在主に使っているネット銀行へ入金。
メガバンクの口座1行解約し、これはもう一つの目のメガバンク口座へ入金
郵便局も解約

5口座から2口座へ整理しスッキリしました。

終活準備

2024-06-27 22:00:28 | 終活準備(お金・整理)
人生折り返しを過ぎて、1日が過ぎるスピードが倍になっているような気がします。

私の両親はすでに他界しており、祖父母も70歳にならずに他界しているので長生き家系ではなさそうです。
私達夫婦には子供がいないので、最期のこともそろそろ考えねばなりません。
身体の自由が利くうちに身辺整理をしておかねばならないと、姑をみて思いました。

「いつか整理したい、元気になったら片づける」と言い続けて約20年
元気になるために何かをしている様子はなく、いつもと同じ生活をしていれば今以上に元気になることはないと思うのですが・・・
もう片付ける体力や気力はなく、姑以外の誰かが後始末をすることになるでしょう。

自分が大事にしていたものを誰かが簡単に処分してしまうのも嫌だし
誰かが大事にしていたものを自分が処分するのも嫌。
家族であれば、思いも詰まっていることを知っているだけに、金銭的な面以上に精神的にもかなりの重荷になります。
もしかすると最期の整理は家族以外の人に任すのがいいのかもしれません。

すこしでも後片付けをする人が困らないようにしたいものです。