今日もイキイキ

思うままに綴っています
ブログによって新たな自分を発見!?

今年の最後

2014-12-30 13:53:18 | 日記(~2023年)
私達の頑張りは実りませんでしたが、今年は本当に充実した1年でした。
思い残すことはありません。

今年は「これからは夫婦2人で生きていく」という大きな決断をしました。

いつか家族が増えることを期待していましたが、もうその可能性はありません。
主人が動物(特に猫)の毛に対してアレルギーがあるので、犬や猫を迎えることもありません。


子宮筋腫を経過観察していた時は、運動や仕事で無理をして子宮全摘出になり子供ができなくなるのが怖かったのでほぼ引きこもりのような生活

不妊治療をしていた時は、採卵前は毎日のように注射、移植後はなるべく安静にしていたので、思い切って遊べず

しかし今、不妊治療やその薬から解放され、治療による精神的・肉体的ストレスから解放されたことで楽になったことも確かです。
お腹を触れば筋腫(子宮)が触れるけど、身体の調子はまずます

自分の子供を授かる望みが絶たれた今、子宮全摘出に怯えることなく、そうなった時はなった時と覚悟を決め、これからの自分の人生、夫との人生を充実させたい気持ちが強くなってきました。

夫は不妊治療を辞めると決めた時から吹っ切れてて、最近なんだかイキイキしている様子
夫なりに私に遠慮していたのかも!?

私の両親、義父は他界していますし、今のところ義母は元気ですし、独身の義姉さんと叔母(義母の妹)さんがいるので私達にかかる介護の負担も少ないです。

もしかすると、私達夫婦は自由な時間を存分に与えられたのではないか?と思うようになりました。

少しずつ気持ちの整理をつけてきましたが、どうにもしようがない気持ちがたまに溢れてきて感傷的になりますが、焦らず、少しずつ消化していこうと思います。

年始には、10年ぶりにテニスを始めようかと…
そして中旬からは仕事が始まります。

来年が私にとって第3の人生のスタートかも!

新しい人生の良いスタートができるようて今から愛情を込めてお節を作ります。


今年も拙いブログを読んでくださり本当にありがとうございました。
今年はこれで締めたいと思います。

皆様にとって素晴らしい年をお迎えされますことお祈りいたします。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。

2014年12月読書(5)

2014-12-27 10:02:02 | 感想
⑤「病気にならない生き方」新谷 弘実(著)
⑥「求めない」 加島 祥造(著)
⑦「マンガ菜根譚・世説新語の思想 」蔡 志忠 (著) 和田 武司 (著)洪 自誠 (著)


著者は医師ですが、耳を疑うようなことも書かれています。
まず、医師を何十年とされていますが「死亡診断書を書いたことがない」そうです。

どんなに健康的な生活をしていても病気になる人なるし、どんなに不健康な生活をしていても長生きしている人もいます。
それを新谷式食事健康法を実践すれば病気にならないと書かれていることがひっかかりますが、健康を考えるうえで参考になりそうな内容もあり、できることは実践したいと思います。


⑥と⑦の菜根譚の部分にはたくさんの共通点がありました。

⑥では、「求めない― すると…」という文体で沢山書かれています。
これは松下幸之助さんの本に書いてあったように、素直になることと似ているように思います。
求めすぎると最終的には自分で自分の首を絞めているようなものだと…

人間は求めずにはいられない存在です。
それを自覚し、求めすぎてはいないかを問う事が大切なんだと思います。
特に今の世の中、人間は求めずにいられないことを商売に利用し、さらに求めるように促されていることが多いと思います。

例えば、スマートフォン
機能がどんどん増え、本当に必要のないものまで求めてしまうように誘導されているような気がします。

電話とメールの機能さえあれば十分だと思っていても、そういう商品がどんどん少なくなり、価格の高いスマートフォンを買わされるように仕向けられているように思いませんか?

欲は生きるためには必要ですが、欲を持ちすぎないで生きることが自分を大切にすることに繋がるのだと思いました。

⑥(引用開始)
「自分全体」の求めることはとても大切だ。
ところが「頭」だけで求めると、求めすぎる
「体」が求めることを「頭」は押しのけて
別のものを求めるんだ
しまいには余計なものまで求めるんだ
(引用終了)

⑦(引用開始)
心が欲でいっぱいだと、精神は肉体の奴隷となる。
(引用終了)

2014年12月読書(4)

2014-12-26 18:01:47 | 感想
④「宇宙神霊記」美内 すずえ(著)
 

私は時々変な夢を見ます。
夢なんだけど、ただの夢とは思えないような時があります。
夢診断や夢占いについて調べていた時に「宇宙神霊記」という本があることを知り、早速図書館で本を借りまて読みました。

著者は「ガラスの仮面」を描かれた有名な漫画家 美内すずえ さんです。 
著者は小さい頃から前世を見たり、幽体離脱などの霊的な体験をされています。
当時その意味が分からなかったものの、徐々にその意味が明らかになり霊的に目覚めていきます。

著者が「宇宙神霊」と呼んでいる存在は、現在「サムシンググレート」と呼ばれているものと同じような気がします。


私自身のこれまでの人生を振り返り、魂は生き続けていて、過去世、前世があり現世に繋がっていて、目に見えない大きな世界があると思うようになりました。

私はとにかく異常なほど「みかん」とお菓子の「ラムネ」が大好きで、ボルドーの赤色を見ると気持ちが高ぶります。
これは前世と関係があるのかもしれない!?

夢にも日常の心理的な影響で見る夢以外に、霊夢や啓示の夢、未来予知の夢、過去前世の夢などがあるそうです。

湖や沼のほとりに居る同じような夢を時々見るのは前世と関係があるのかもしれない!?

文字を書くのが好きで、心が落ち着くのも…


(引用開始)
・私たちは、前世つまり過去世で行ったカルマ(行為・業)を解消していくために生きているといっても過言ではありません。
・恐怖感を感じるもの、とても好きなもの、なぜか興味を引かれるものなどについて、少し立ち止まって内観してみてください
(引用終了)


不妊治療を諦めた時、思っていた以上にキッパリと諦められたことに自分自身でもびっくりしています。
他の人の妊娠・出産を羨ましく思う事はありますが…

これはもしかすると私のカルマが解消されたことと関係があるのかも!?

我が家のクリスマスは…

2014-12-25 19:04:08 | 日記(~2023年)
街はクリスマス色に染まっているのに、我が家はいつも通り
子供がいたら張り切るのだけど、仏教徒の中年夫婦二人はツリーも飾らず、プレゼントもケーキもありません。

義姉や義妹からクリスマスカードが届き、それらを飾ることでクリスマス気分を味わうことに…


クリスマスってどういう意味があるんだろう
ハロウィンってどういう意味があるんだろう

日本人は他国の行事を受け入れることに寛容ですが、その意味を知らずにただのイベント化しているように思える
それで家族や周りが幸せな気分を味わえるのならそれでもいいのかな…







ダブルのパワー

2014-12-22 19:04:56 | 日記(~2023年)
12月に入ってから年末に向けて少しずつ掃除をしてきました。
9月から10月にかけて必要のない本や服などを整理しましたので、今年の大掃除は8割終了


さて、今日は太陽が出ている時間が1年でいちばん短くなる日「冬至」
今年はそこに「新月」が重なる「朔旦冬至(さくたんとうじ)」という大変縁起のいい日だそうです。

冬至は、この日を境に力を取り戻していく太陽になぞらえて、「一陽来復(いちようらいふく)」とも言われます。(「太陽の復活」)
悪いことが続いていてもこの日を境にリセットされ、運が開かれていく、という願いがこめられた日。

また、新月も同様に、姿を消した月が再び力を取り戻して満ちていく日であり、占星術などでは「リセット・再生」の重要な意味を持つ日とされています。(「月の復活」)

「冬至」に「新月」が重なるのは19年に一度ですが、旧暦2033年問題で2014年の次の『朔旦冬至』は、19年後ではなく38年後の2052年になるそうです。

こんな貴重な日は特に日本の風習を重んじようと「南京」と「柚子」を買いに行きましたが、国産のかぼちゃは全て売り切れていました

南京は諦め、柚子湯で太陽と月のダブルの復活パワーで運が開けていくよう願いたいと思います。


残っていた!?(3)

2014-12-19 10:19:40 | 日記(~2023年)
会わない時は会わないのに、こんな時に限って会ってしまいました。

お祝いの言葉を述べると、そこからは、

奥さんのつわりがひどい
聞いて知ってはいたけど、実際につわりをそばで見ていると大変
奥さんはエコーで心臓が動くのをみて感動したそうだ
まだ父親の実感がない
でも母子手帳に自分の名前を書いた時は感動した等々

悪阻の経験もなく、子供を授かる喜びの経験ができなかった私は「おめでとう」「大変だね」「奥さんを労わってあげてね」という事くらいしか言えませんでした。

私が家路に着く途中の寒空の下、彼は子供ができたこと、親になる幸せや喜びに満ち溢れ話し続けました。


家に帰り、この日も主人に気持ちをぶつけてしまう
主人の知人の奥様は不育症で流産を繰り返し、子供を諦めたそうです。

「俺達は、流産・死産の壮絶な辛さを味わうことがなかっただけ良かったと思う…」

と言うが、私の気持ちのポイントはそこではない

これは不妊治療に限らない

どんなに望んでも、どんなに努力をしても、どうしても得られなかったものを、他人が容易く手にしているのを見ると何ともいえない気持ちになるのだ。

自分では気持ちの決着をつけたと思っていましたが、心が動揺しているのでまだまだと吹っ切れていないという事

ある人のブログに

「不妊治療を終了したとき、気持ちが吹っ切れるまでかかる平均の時間は、約3年7ヶ月だという海外のデータがあるそうだ。」

と書かれていました。

私はまだ3ヶ月しか経っていない…
出産祝いを贈る頃には10ヶ月が経っている

「一気に吹っ切れるということはないのだ、少しずつでいいじゃないか」と自分に言い聞かせる毎日です。

残っていた!?(2)

2014-12-18 12:48:34 | 日記(~2023年)
ラジオ、テレビ、新聞への視聴者の投稿は、子供や孫の話題が多いですね…
敏感になっています…

ふと、子供を望んでも授からなかったご夫婦はどれほどいるのだろうか?と思いました。

① 避妊しなければ2年以内に約90%の方が妊娠(現在は7組に1組のカップルが不妊といわれている)
② 一般不妊治療(タイミング法・人工受精)で2~3年以内に4~5割が妊娠
③ 高度生殖補助医療(体外受精・顕微授精)の最初の3回目の治療までに8割の方は妊娠
 5回目までみてみると、高度生殖補助医療で治療した方の9割が妊娠に至っているという事実があるそうです。

つまり、妊娠を望む夫婦が1000組いて、順々に治療をしたとして単純に計算すると

①で、約900組の夫婦が妊娠に至る
②で、①で妊娠に至らなかった約100組のうち40~50組の夫婦が妊娠に至る
③で、②で妊娠に至らなかった50~60組のうち45~54組の夫婦が妊娠に至る

即ち、1000組のうち5~6組が妊娠に至らないことになる
妊娠して無事出産するまでのこと、子供を望まないご夫婦のことを考えると、もう少し割合は高くなるかもしれない。
それでも、100組のご夫婦のうち1組いるかいないかくらい?
子供がいれば子供を通じて何百組という子供がいる家庭と知りあう機会がありますが、子供がいない夫婦は子供がいない夫婦と知り合う機会は比べものにならないほど少ない。

ほとんどのご夫婦にとって子供がいる生活が当たり前、周りの家庭も子供がいて当たり前なのだと改めて思いました。

クリスマスが近づくと子供向けのクリスマス商品の広告が増え、入学に向けてランドセルなどのCMが増える。
忙しいながらも子供の喜ぶ顔を思い浮かべながらプレゼントを選ぶ親の姿は微笑ましい。
子供がいる人にとっては「子供がいれば自分の時間はないし、付き合いも大変だし、お金もかかるし、可愛いのは小さい時だけ…、歳とれば家に寄りつかなくなり、結局夫婦2人になるんだから…」な~んて言うけど、私はそれらも含め、子供を育て、人生を一緒に生きるという経験を主人と一緒にしてみたかった。

私達には自分の子供の話をすることや孫の話をすることは決してないと思うと寂しいものがあります。

こんな気持ちを持ってもどうしようもなく、かといって消すこともできず、この気持ちとうまく付き合い、自然消滅できればいいな~と思っています。

2014年12月読書(3)

2014-12-16 11:25:23 | 感想
③『人づきあいの「黒感情」整理術」怒り・落ち込み・妬み・羨望はこうして解消!』袰岩 奈々(著)

まだまだ人間関係で悩む私

悩まない人はいるのでしょうか?
悩まない人はもしかすると、自分が誰かを悩ましているのかもしれないことに気付いていない人なのかもしれない!?

(引用開始)

黒感情とはさまざまな感情の中でネガティブな感情で、人間関係の中で起こります。

足を机にぶつけても机に腹を立てることはありません。

どんな感情であっても、それ自体にいい、悪いはない。

怒りを感じた時には、自分は周りに何を期待していてどうあってほしいと思っているのかを知るチャンス

(引用終了)


私は黒感情、特に怒りを感じると感情的になり、時間とともに怒りが増幅することがあります。
ある日から、どういう怒りなのか何に対して怒っているのか細かく考えるようにしました。
その怒りの中に、怒らなくてもよいことに怒っていることに気付いたのです。
それらを削いでいくことで、怒りの大元の原因が分かってきます。
すると案外自分の人生とは関係ないことで怒っていることが多かった。

例えば、「家を片付けたい…」と言っているのに片づけをしようとしない人がいました。
毎日、愚痴のように聞かされ、それでも行動しようとしないので腹が立ってしまいました。

私は相手に何を期待していたのでしょうか?
相手が言ったことを実行しない事に腹を立てていました。
でも相手が家を片づけない事、相手の家が散らかっていることは私の人生にとって重要なことではありません。
片付いていなくて困るのは私ではないのだから…
愚痴を真剣に聞かなければいいだけのこと


黒感情はダメな感情ではなく、うまく付き合うと生きやすくなるかもしれない!?

残っていた!?

2014-12-15 10:55:26 | 日記(~2023年)
先日のブログに‘未練はない’と書きましたが、残っていました…

昨年11月に結婚した主人の友人から「来年父になります」メールが届きました。
主人とは小学生の頃からの付き合いで、仕事場も隣なので長い付き合いになります。

結婚式の受付をさせていただき、打ち合わせする時も幸せな顔をして「子供ができたら…」という話をしていました。
私は心の中で「そんな簡単じゃない」と少し意地悪な思いで聞いていました。


でも、昨夜のメールで複雑な気持ちになり思わず涙があふれてしまいました。
お祝いのメールを送り、何も考えずに寝ました。


今朝は、頭を空っぽにして大掃除
身体を動かし、掃除をすると、自分の心も掃除した錯覚に陥る。
でも、心の掃除はそれだけでは綺麗にならない。

心を整理してみた。

再び不妊治療することはない。
自然妊娠に掛けることもしない。
これから夫婦二人で人生を歩むことを決めた。
このことには何の迷いもない。

それならなぜ涙が出たのか?

結婚すれば子供が出来る事を疑わない人が、疑うことなく親になることに嫉妬したのか?
自分がどんなに望んでも叶えられなかった夢を、苦労なく叶えたことに嫉妬したのか?
親になれない自分が可哀そうに思ったからなのか?
劣等感を抱いたから?


よく分からない…
ただ、誰かの人生と自分を比較して感情が溢れていることが分かる。
だから、比較をしなければよいのだ!
比較をしなければ、素直に喜べる。

これがなかなか難しい

こういう点、主人は本当にすごい

「あいつは父になれて、俺はなれなかった」というような気持ちは全然ないとのこと。

「父になりたかった」という思いはあるのだろうけれども、それに執着しない。
「頑張るだけ頑張って父になれなかったのだから仕方ない」

これまでにも主人の嫉妬心の無さに何度も驚かされました。

「俺達は俺達の人生を生きればいいのだ!」

私達にとって夢は絶対にかなわぬ夢となってしまったのだ。
私達の現実を見てしっかりと生きよう

主人の能天気さに腹が立ちながらも、その能天気さに慰められています。

第3の人生(位置につきました)

2014-12-12 16:08:03 | 日記(~2023年)
来年1月中旬から、非常勤として週4日働くことが決まりました。

実は先月末に採用決定の連絡をいただき、本日制服の採寸、書類の確認等に行ってきたところです。

高校や大学の受験合格発表があっても実際に学校に行くまでは夢ではないか…と不安に思っていたことを懐かしく思い出しました。

10年のブランクの間に医療はどんどん進歩しており、ブランクを埋めるというより1から勉強し直すつもりで働きたいと思います。


さて、不妊治療をやめてから3ヶ月

頑張るだけ頑張ったのだから治療に対しては悔いはなく、私達にはどうしても手に入れることのできないことだったのだと明らめ(諦め)たことで、心の整理ができ、なんだか遠い過去のことのように思えるようになりました。
妊娠判定時のドキドキや陰性だったときのショック、顕微授精で受精卵の成長が途中でストップし死んでしまった時の辛さをもう味わなくてもすむことにホッとしたのも事実です。
主人も「もうあんな気持ちを味わなくてすむ」と言っていました。
主人がこんな言葉を口にするなんてよっぽどです。
もしかすると子供を授かることを私以上に望んでいたのかもしれません。

たまに晩酌しながら「子供がいたら、○○してあげたかったな~」と主人と話したりしますが、そこには自分達の子供を持てなかったことの未練がましさはありません。


年齢的、体力的、金銭的、時間的にも養子縁組は諦めていますが、月に1~2回、おっちゃん、おばちゃんという立場で子供達と過ごす週末里親についてはまだ諦めていません。
主人は乗り気ではありませんが、私が仕事に慣れ、今の住処からもう一部屋多い新しい住処に引越しができたら、その時にまた考えたらいいかなと思います。


来年の大きな目標は、仕事に慣れる事、新しい住処を探すこと

来年は私の第3の人生のスタートです!