贅沢な悩み

不幸ではないけれども、何かが足りないと感じるのは贅沢なんだろうか…

主人と結婚するとき、取り敢えずの「仮の住まい」と言って、義姉さんが住んでた公団の部屋をそのまま私たち夫婦が借りることになった。（洗濯機、冷蔵庫、ガスコンロ付き）
その仮住まいに住んでもう１２年
主人は自ら進んで、新しい家を探す気配はなく、私がネット等をチェックして、良い物件があった時に主人に話してはいたが、ここでも面倒臭さを発揮し、腰が重たい

来年になれば３５年ローンは組めない、会社が黒字を出しているこの２年のうちに真剣に探さねば…と思っているのにあまりにも私との考え方のギャップがあり悲しくなった。
すでに賃貸料として１２年の間に1000万円支払っていることになる。
どうせ支払うのなら資産価値として残り、万が一のことがあっても住むところくらいは確保しておきたいと思うのだが…

不動産屋とのやりとりや、ローンの説明など、自分の興味のないことに時間を割きたくない様子

今回も、よい物件があったが、結局流れてしまい、私は泣いてしまった…

それも鬱陶しかったのだろう

家の前で車から私を降ろし、そのまままだ帰ってこない


周りを見れば、子供がいて、持ち家に住んでいて、自家用車を持っている家庭がほとんどだ
私はそのどれも持たず、子宮も取り、私の人生には何もない…
贅沢な悩みだとはわかっているが、今日は腹が立って仕方がない

サングリアを買ってきたので、一人晩酌で気を紛らわそう

１か月

手術をしてから明日でちょうど１か月になります。
この１か月がとても長くも短くも感じられました。


「最後は夫婦やで～」

と、私の状況を知っている年配の人が言います。

子供がいたら、いつかは子供は巣立ち、夫婦の生活になります。
ただ、私たちには子供と過ごす時間はありません。
私はその時間が欲しかったのです。

家の中では子供のように自由にふるまう、甘ったれた主人が変わるきっかけがなくなってしまいました。
私が入院・手術するくらいでは変わりません。
退院後から、普通に家事をしてても、手伝う気配なし
こちらがお願いするまで、気づかないふりしている…

こんな主人が今後変わってくれることがあるのでしょうか？

術後診察

手術から３週間以上が経過し、退院後初めての診察でした

摘出した子宮、卵管、（一部）卵巣ともに悪性ではなく、ホッと一安心です

右卵巣はチョコレート嚢胞で、その部分だけ取っても再発する可能性が高いので、半年後にもう一度検査することに
左卵巣は水が溜まっており、こちらはもう大丈夫のようです。

今日、エコーでみた画像はとてもきれいでした
今までのエコーは筋腫がゴロゴロと映っていたので…

自転車は今日から解禁
仕事は来週から再開

我ながらよく頑張ったな～と思う
いろんなことがありました
主人とも喧嘩しました
気持ちを理解してもらえず、離婚を考えたこともありました。

でも、ある時、吹っ切れてからは心が楽になりました。
そんな気持ちになるまで何年もかかりました。
ようやく私の人生の中でこれらの出来事は必要だったのだと思えるようになりました。

これからの人生をさらに充実したものとなるよう、一日一日を大切に過ごしたいと思います。