おばーさん81歳、老猫19歳、生後１っか月半の子猫の生活が
始まって２週間余りがたった。
老猫「チコ」２階と子猫クク」１階と部屋が離れている。
ククの眼やくしゃみから細菌に侵されてる可能性が高いので
階段下で洋服を変えては上がったり下りたりと早変わりをしてたんだけど
チコにうつってしまった。
齢を超える体力と精神力がいるけど
老猫からもらう優しさ、不遇の子猫からもらう逞しさと愛らしさ
そして 支えてくれる妹、姪、友。
おばーさんはくたばっていられない！
なりふり構わず子猫と老猫の世話におわれている。
心身ともに限界を感じてへたり込む。
よし！とお洒落なエプロンを引っ張り出した。
身に着けると、なんだか少し力が湧いてきた。
おばーさんのおかーさんは頑張るよ！
プロローグ
エマ
フェリーチェ
猫に手を取られ、恋人の薔薇の手入れが出来ない。
うーん よし老体に鞭、 早起きしよう！
思ったほどのはかどりは無理だったけど進んだ。
二番花がおばーさんを待っていた。
娘の形見の人形は何度も修復してきたが、大掛かりな修復をしなければいけない状態
になっていた。
子猫の世話、老猫の世話にもリズムが出来てきた。
柿渋で染めた木綿の布で修復。
裁縫の苦手なおばーさん、頑張った。
あー こうしてブログ書いてる内に子猫の目薬時間です。
ごめんごめん
６月１３日の夕暮れ
「おばちゃん 子猫の鳴き声がするよ！」と。
私には聞こえんし、老猫１匹で私の状態は限度だから・・・
断末魔の声が私にも耳入った。
横を流れるどぶのお隣の辺に頭と体の一部分だけ出して浸かってる子猫。
助けんわけには・・・
体を必死で一晩温めた。声はださん。動きもほとんど無いが冷たくなってはいかないのを
この手は感じてた。
翌日からは薔薇姫の助けをもらって奮闘。
少しずつ元気になってる
ただ 両目雑菌にやられてるので１時間おきの目薬を続けてる。
片目だけでも見えるように祈る。
年齢差のある老猫は2階にいるが私に極端に抱っこを。
ハードすぎる状態だけど私の幸せがここにある。
花色が茶色にピンクと個性的。
FLで樹勢は弱く黒点にも耐陰性にも弱いちょっと手のかかる薔薇だけど
春から秋まで花をつける。
鉢向きなので狭庭で楽しめる、おばーさんの好きな花です。
春の花後の手入れを三分の一頑張った！
昨日打ったワクチンで午前中は起き上がれなかった。
美しい紫陽花を午後に玄関先で見つけた。
どなたが置いてくださったか定かではないが元気をもらった。
一番花の最後をテーブルに。
秋への構想はしんどい状況でも頭をめぐる。
薔薇は恋人とずーっと言ってきた私だから。