今回は、早めにアップします。
「西方見聞録」 イタリヤ・ベネチア編
今回は、ベネチアでスナップした写真を何点かご覧に入れます。
ここベネチアは、世界中のカメラマンが傑作を撮ろうと狙っている所ですから、ちょっと面白い写真が撮れたと思っても・・・。
ゴンドリエーレ(ゴンドラの漕ぎ手)がゴンドラでお昼寝の時間です。スペインならシエスタを満喫と言うところでしょう。
ゴンドラに乗っていた時に、こんなチャーミングな子を見かけました。不思議な表情で、眼が離せなくなりました。
ふと、映画「ベニスに死す」を思い出しました。
カメラマンとしては時々こんなアングルで撮りたくなる時がありますね~。
クルーズ船から見るサン・マルコ広場です。写真としてはまとも過ぎて面白く無いのですが、冷静にサン・マルコ広場が望め、ここから見ると面白い事に広場が意外と狭い感じがしました。
ベネチアには大小様々な広場がありますが、一人の女性が絵を描いていましたが、後方の2階から見ていたおばちゃん(失礼!)がず~っと長い時間見ていました。それだけ私も見ていた事になりますが・・・。
暗くなりかけた頃、リアルト橋からカナルグランデを見下ろすとこんな情景が眼に入りました。この中の一人のゴンドリエーレが張りのある素晴らしい声で朗々とカンツオーネを歌っていて、終わると両岸から盛大な拍手、歓声が湧き上がりました。
私は寒い時には特に赤ワインが好きです。
メニューが英語で記載されているやや品の良いレストランに入りました。
魚介類がメインのランチと赤ワインを頼みました。
しばらくするとマスターが白ワインがお勧めと言って来ました。
「ありがとう。でも私は赤ワインが好きなのです。」
と言ったら、マスターはにっこり笑って戻って行きました。
隣の客席の外人(アメリカ?)の方が満面の笑顔と親指を上に大きく立てていました。
当然私も返しました(笑)