稲田写真塾*ギャラリー*

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7位

2009年12月26日 21時11分00秒 | ノンジャンル
ススキ、特にこの「穂」を上手に使いこなすと写真の鑑賞者に秋を素直に感じてもらえることが出来ます。
この写真では夕日をバックにシルエットでススキを見せていますが、まさに落ちなんとする太陽の光をドンピシャリの露出で捉えていますので、晩秋の夕方の「涼寒い」空気まで身近に感じられます。
いつもながら、川辺さんの光の使い方には感心してしまいますね。

課題  「晩秋」  7位

タイトル  「夕暮れの光をうけて」  川辺 柳三朗(笠間)



8位。

2009年12月25日 18時30分00秒 | ノンジャンル
こよなく晴れた、晩秋の遅い午後の光のように見えます。傾いて横から当たった光が隣の葉にくっきりと陰を映しています。
周りを見ても、頑張っている「葉」はもうほんの少しです。こんな形で残れる僅かな時間を双葉は健気に頑張っています。
・・・そんなイメージを谷中さんは他の枝や葉と青空をバックにしてこの二枚の葉で表現しました。
露出、ピント、バックのボケ具合、タイトル、どれもピッタリです。

課題  「晩秋」  8位

タイトル  「残された時間」  谷中 道子(水戸)



9位。

2009年12月24日 17時37分00秒 | ノンジャンル
「大木を下から見上げる」、という写真はお好きな方が多いようで、色々なコンテストへの応募は数多くあります。それだけに、このての写真を撮る場合にはそれなりの工夫をしないと通り難くなっています。
そんな意味で、この野村さんの写真にはいくつかの工夫の跡が見て取れます。
この形の木を縦位置にして撮ったこと。
幹の巨大さ、ごつごつした質感を大切にしたこと。
木の幹、葉、空、それぞれが飛んだり、潰れたりさせなかったこと。
紅葉、緑葉、双方をバランス良くフレーミング出来たこと。
結果として、とても良い作品になりました。
でも、タイトルについてはやや不満です。

課題  「晩秋」  9位

タイトル  「巨樹の世界」  野村 憲一(笠間)



いよいよベスト・10

2009年12月23日 17時34分00秒 | ノンジャンル
イチョウの葉を高く放り投げて遊ぶ子供達の動作から、シャワーをイメージ出来たことがまず第一の成功だったと思います。
逆光の光の中で宙を舞うイチョウの葉は透過光で透明感があり、地上に落ちたイチョウの葉は反射して輝き、それぞれにきれいな色彩で表現されています。
楽しそうに遊ぶ子供達の弾む声が聞こえてくるようです。

課題  「晩秋」  10位

タイトル  「イチョウのシャワーよ!」  井坂 紀久子(笠間)



11位です。

2009年12月22日 16時42分00秒 | ノンジャンル
今回、柴田さんは同じところで撮った写真を2枚提出されましたが、そのうちの一枚はタイトルで驚かせてちょっと紛らわせる狙いがあったかも知れませんが、やはり「古池や」でした。
一方こちらの写真は「古池や」ではなく、葦の穂を光る水面の逆光で美しく見せつつ、脇役に釣り人を配して大物ゲットの瞬間をドラマチックな画面に仕立てました。
結果として、黄金色に輝く穂以外はモノトーンになり、シンプルな色彩で格調の高い写真に仕上がりました。
露出、ピントの位置、これで結構です。

課題  「晩秋」  11位

タイトル  「大物ゲット!」  柴田 直美(笠間)