稲田写真塾*ギャラリー*

稲田写真塾のギャラリーです

17位。

2009年12月13日 15時24分00秒 | ノンジャンル
昨日は、東京ハッセルブラッド・フォト・クラブ今年最後の月例があり、その後は忘年会状態で飲み会になりました。中華のお店で円卓一つで皆が同じ話で盛り上がって、楽しい時間を過ごすことが出来ました。
で、帰りが遅くなりベスト20は一回休みとなりました。
ところで、「18位」本図さんの作品についてひげさん、野上さんよりコメントがありましたが、笠間、水戸のリーダー格のお二人のご意見としては少々残念な思いです。皆さんが「古池や」でご満足ならば、とやかく言う筋合いはありませんが・・・趣味でやるからこそ、創作の醍醐味を味わって欲しいと思っているのですが・・・・。

さて、17位は・・・。

霧が立ちこめた朝は、季節を問わずフォトジェニックなシーンが其処此所に展開しますから、気がついたら是非チャレンジして下さい。
盛りを過ぎて残り葉が少なくなったモミジで少々身につまされますが、よく見ると枝や葉に水滴がついてしっとりとした空気感が良く出ています。(画面をクリックして大きくすると見えます)
弱い光の中で霧が結果的に逆光のような光を作っている難しい条件の中で、紅葉の赤を良い塩梅に表現できました。

課題  「晩秋」   17位

タイトル  「朝もやの中で」  鈴木 桂子(水戸)



18位。

2009年12月11日 17時16分00秒 | ノンジャンル
ロケーション、天候、アングル、すべて揃って見事ですが、「古池や写真」ですね。
とは言うものの、とても見事に晩秋の雰囲気が表現されているので、18位にランクしました。
写真の出来、そのものはもっと上位にランクされても決しておかしくないくらいの仕上がりですから、本図さんにはこの様な有名で撮り尽くされたような場所でも、新しい写真を創ってくれることを期待します。

課題  「晩秋」   18位

タイトル  「なつかしい」  本図 喜久子(水戸)



19位です。

2009年12月10日 17時42分00秒 | ノンジャンル
今日は19位です。

紅葉したモミジと常緑樹を「赤」と「緑」の主役、脇役にして擬人化し、「影」で表現したアイディアが素晴らしいですね。
そして、その他大勢達もそれぞれ大事な役割をしっかりと演じています。
フレーミングも無駄が無く、隅々まで目が届いています。
日差しは暖かそうですが、ほとんどの葉が落ちてしまい、冬はもう目の前まで来ている感じが良く出ています。


課題  「晩秋」   19位

タイトル  「二人並んで」  青木 敏江(笠間)



「晩秋」ベスト20・スタート

2009年12月09日 17時14分00秒 | ノンジャンル
今日から、課題「晩秋」の「ベスト20」を順に発表します。
力作が多かった反面、説明的な写真(「これを写しておけば晩秋に見えるだろう!」的な写真)も、かなりありました。
以前、「音が聞こえるような写真」の課題を出したときに、太鼓をたたいている写真を提出した人が何人かいましたが、「音がここから出ているよ」と説明するのではなく、見る人に音を感じさせることを求めているのです。
これから順々に発表されて行く作品から、「晩秋」の空気感がどれだけ伝わるか・・どうぞ、じっくりとご覧下さい。

秋が深まってきた山里の風景です。もう冬支度に入っているのでしょう、遠くに仕事途中の軽トラックがあります。この絵では、この軽トラックが大切なポイントになっています。
山の紅葉はもう茶色になってしまい、里に近い落葉樹は葉が落ちて、近づく冬が見えます。
日が傾きかけた時間帯の光からは、深まる秋のちょっと冷たい空気を感じます。

課題  「晩秋」   20位

タイトル  「山里」   川崎 正義(水戸)



今日はベスト・ワン

2009年12月01日 15時59分00秒 | ノンジャンル
今日はベスト・ワンの発表です。そういえば、2,1位の写真は先日ひげさんに見られていました。
このベスト・ワンが終わると、つぎの課題「晩秋、または、初冬」の発表は来週の中頃になります。
それまで少々お休みです。「塾長のフォトサロン」でも覗いてみて下さい。

山だけに夢中かと思っていた山口さんがこんなにも違った雰囲気の作品を提出してくれました。
満月にススキは秋の定番ですが、上弦の月もドラマチックでいいですね。
陽が落ちて間もない「茜色が残った空」と「三日月」と「シルエットのススキ」のシンプルな素材を見事なフレーミングと光に対する感受性とで素晴らしい画面に仕上げました。
「枕草子」の一節が浮かび、「もののあはれ」を感じてしまいました。

課題  「秋、真っ只中!」  1位

タイトル 「今宵はうさぎちゃんを探しに」 山口 克治(笠間)