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京都の伏見港:が みなとオアシス に登録   202106

2021-06-23 03:37:00 | 🌇 街案内

秀吉が整備の伏見港「みなとオアシス」に登録 京都の観光拠点に
   毎日新聞  より 210623

<みなとオアシスの代表施設の「伏見夢百衆」=京都市伏見区>

 国土交通省は、かつて水運の要衝だった伏見港(京都市伏見区)を「みなとオアシス」に登録した。
 全国で148番目、京都府内では宮津港、久美浜港に次ぎ3番目。
 みなとオアシスは、地域住民の交流や観光振興などの活性化を「みなと」を核として促進する制度で、2003年に設立された。旅客、観光施設、多目的ホールなどで構成し、交流、休息、情報提供などが役割となる。

 伏見港は16世紀末に豊臣秀吉が伏見築城のため、大規模な河川港として整備して以降、長らく京都と大阪を結ぶ水運で栄えた。戦後は埋め立てられて公園となり、港湾としての機能は失った。現在は宇治川から引いた水路で観光用の「十石舟」を運航している程度だ。

 しかし、今回登録された代表施設で酒造会社「月桂冠」の旧本社を改装した「伏見夢百衆」では、住民参加による地域振興の取り組み、観光案内拠点としての情報発信を継続的に実施し、歴史的町並みの中でくつろげる喫茶スペースもある。

 他の構成施設は、坂本龍馬が襲われ難を逃れたことで知られ、
 船宿を再建した寺田屋をはじめ、
  伏見港公園,伏見みなと公園,月桂冠大倉記念館,十石舟乗船場,黄桜記念館――など。
 年間を通じて伏見港まつり(納涼盆踊り)、万灯流しなどのイベントがある。
 登録を機に国が進める「淀川舟運」の復活に向け,大阪府など関連自治体との連携強化などを図るという。          【矢倉健次】



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