閑雲孤鶴の日々  - Fire生活者の呟き -

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ほんとうは共産党が嫌いな中国人 「日本羨望」「反体制」の本音を語った

2016年08月31日 | 書評 国際
ほんとうは共産党が嫌いな中国人 「日本羨望」「反体制」の本音を語った/宇田川敬介/PHP新書/2015

所属と所在を伏せて、いろいろな境遇にある中国人の本音を取材した、珍しい本。
どの中国人も立場は違えど、日本は素晴らしい国だと評価している。

日本の左翼政党やマスコミ記者たちが日本は悪い国、日本という国などどうなってもかまわないという発想に凝り固まっているのと正反対である。
書いてあることは、本音に違いないと思うが、所属と所在を伏せた本が氾濫することは、二番煎じの本を生み、それが仮に間違いだらけの本だとしても何らお咎めなしという事態を招く、すなわち書き手のモラルハザードをもたらす点について、懸念する。
そうは言っても日中間の外交政策について勉強したい人には格好の教材となるだろう。

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